2005年9月6日(火) 雨

選挙挨拶廻り

水戸市内で小選挙区支援対策協議

歩数【3000】歩・移動距離【85】km

郵政民営化を巡り民主党に厳しい視線

 衆議院総選挙の投票日まであと5日余り。「比例区は公明党」を訴えて全力投球の日々が続いています。
 挨拶廻りをしてみて気がつくことは、有権者の皆さんが大変よく勉強しているということです。特にテレビの党討論会などの論戦はかなり興味を持って見られているようです。その中で、民主党の主張が解散以来大きく変節していることを、指摘する方が多いのに驚かされます。
 民主党は、郵政関連法案の審議中、労働組合の意向を受けて最初から最後まで対案を示さず、単に郵政民営化法案に反対し続けました。ところが、8月20日を過ぎたあたりから、岡田克也代表は「郵貯・簡保は民営化が筋」などと言い始めました。街頭演説などで小沢一郎副代表や鳩山由紀夫元代表も「郵貯や簡保は民営化すべきだ」と、言い出しました。
 民主党のマニフェストには、郵政公社を維持すると明記されています。郵貯・簡保の民営化など一言も書かれていません。こうしたマニフェストを堂々と国民に提示することは恥ずかしくないのでしょうか。
 郵政民営化について、民主党は「大きな争点ではない。小さな問題だ。もっと大事なことがある」と、言っていましたが、「なぜ郵政問題から逃げるのか」との声が上がると、大慌てで方針を転換しました。苦しまぎれの郵政改革案なるものを出してきました。それは、郵政公社を存続させ、郵便貯金の預け入れ限度額を1000万円から500万円に引き下げ、8年以内に郵貯を半減するというシロモノです。
 預金量を減らせば、当然、職員の仕事が減るので、雇用の問題が発生します。8月31日の各党政策討論会では枝野幸男幹事長代理が「8万人の人員リストラをやる」と人員削減を明言するにいたりました。
 わずか1ヶ月で、「民営化絶対反対」から「郵貯・簡保の民営化」、「公社維持で8万人リストラ」へと変節を重ねる民主党の主張。国政を鋭く監視する有権者の目を欺くことは出来ないようです。

骨髄バンクのドナー提供年齢が55歳までに延長

 骨髄バンクに登録して三年余りが経ちます。あと1年で提供できる限界の年齢50歳になってしまうと思っていたところ、9月1日より、ドナー登録および骨髄提供にかかる年齢要件が延長されました。ドナーの登録が50歳から64歳まで、骨髄提供は50歳から55歳までに引き上げられました。
 今後、現行基準の51歳を迎える登録者には、引き上げになったことを通知して「登録継続」の意思が確認されます。また、従来の登録要件により年齢超過で「登録取り消し」となった54歳以下の人は、改めて「新規登録」と同様に登録窓口での手続きが必要となります。
 一方、下限年齢は3月1日から「18歳以上」と拡大されました。これまでは「20歳以上」でしたから、2歳分拡大されたわけです。一般的には高校3年次に18歳を迎えますので、高校卒業者全員がカバーできることになりました。
 ただし、患者さんとの適合検索は20歳になってからであるため、骨髄提供は成人を迎えてからということになります。
(主要国の登録年齢・提供年齢の資料は、「日本骨髄バンクニュース26号」の記事より転載させていただきました)

2005年9月5日(月) 晴れ

水戸市内で選対打ち合わせ

選挙挨拶廻り

水戸市内で公明党政談演説会

歩数【1000】歩・移動距離【127】km

水戸市内で1200名を集め合同演説会

石井啓一比例区候補とあかぎ徳彦茨城1区候補が政策を訴える
 9月5日夜、「公明党政談演説会」が、水戸市の県民文化センターで開催されました。この日の演説会は、小選挙区茨城1区のあかぎ徳彦候補との合同演説会として開催され、公明党支持者、赤城後援会など1200名が集い、総選挙の勝利に向け気勢を上げました。
 地元、加藤浩一水戸市長、岡田広参議院議員の挨拶の後、あかぎ候補が登壇し、「郵政改革は改革の本丸であると同時に一里塚。『官から民へ』の流れを確かなものとし『小さな政府』を実現する。これこそが行政・財政改革そのものです。全国の公務員が何故これほど厚遇され、馴れ合い持たれ合いと言われる慣行が横行しているのか。この実態を見たとき、これからの行政財政改革の大改革に大ナタをふるえるのは、誰なのか考えていただきたいのです。郵政改革すら出来なくてその先がはたしてあるのでしょうか?今、自民党は「信の改革者」へと生まれ変わる為に、自ら血を流し“いばら”の道を突き進んでいます。どうか、私を改革の先頭に立たせてください」と訴えました。
 また、石井啓一候補(衆議院北関東比例ブロック)は、子育て支援策に触れ、「公明党はどの党よりも早く、真剣に子育て支援策に取り組んできました。公明党が児童手当の拡充を最初に主張したとき、マスコミはこぞって『ばらまき』だと批判しました。しかし、人口減少社会に突入した現在、児童手当の拡充を批判するマスコミはなくなってしまいました。民主党は『子ども手当』の創設を提案していますが、児童手当と子ども手当はどう違うのでしょうか。児童手当の拡充に、民主党は2回も反対しました。あの共産党でさえ賛成した法案に反対したのです。こんないい加減な政党に、日本の未来を任すことは出来ません。比例区公明党にご支援をいただき、しっかりとした少子化対策を進めさせていただきたい」と熱く語り掛けました。
 最後に参加者全員で、必勝の決意を込め勝ち鬨を上げ、熱気溢れる演説会を終了しました。

IBBNインターネットに接続障害

いばらきブロードバンドネットワークが20時間にわたり、インターネットに接続できず
 9月3日夜から4日午後にかけて、茨城県が運用している大容量情報通信ネットワーク「いばらきブロードバンドネットワーク」(IBBN)が、インターネットと接続できなくなる障害が発生しました。 この影響で、茨城県や県警、教育委員会など県関連施設や県内市町村のホームページが閲覧できなくなりました。
 IBBNは県や市町村の行政サービスの利便性向上や県内企業の産業利用などを目的に、2003年に、県が約13億円を投じて整備した基幹通信網です。毎年のランニングコストも5億円に上る事業で、約2年間の運用実績の中で初めてのネット接続障害となりました。
 9月5日現在、障害の原因の詳細は不明ですが、IBBNとインターネットが結ばれている日立市内の交換機器のトラブルとみられています。IBBNはプロバイダー会社(IIJ)と日立市内で接続され、NTTコミュニケーションズ(NTTコム)の専用回線で、東京・大手町のIXに接続されています。日立市内のNTTコム中継局の交換機部品を交換したところ、復旧しました。
 障害が発生したのが土日だったため、大きな混乱は起こりませんでしたが、20時間という長時間にわたって復旧できなかったことには、管理面での責任が問われます。また、IBBN自体は3つのリングを組み合わせた複数のバックアップ体制をとっていますが、インターネットへの出入り口が1カ所であったことなどシステム状も問題があったと考えられます。
 9月5日、井手よしひろ県議の申し入れに対して県情報政策課は、「原因究明をしっかりと行い対応策を明確にしたい。特に、IBBNと東京のIXを結ぶ専用線を二重化するなど抜本的なバックアップ体制整備も検討する」と答えました。

2005年9月4日(日) 晴れ

小選挙区茨城4区選対打ち合わせ(常陸太田市内)

県本部で選対打ち合わせ

選挙挨拶廻り

歩数【3000】歩・移動距離【91】km

政党のHPは更新ダメ、ネット広告はOKの不思議

 9月11日投開票の総選挙については、総務省が各政党のホームページの更新について厳しい姿勢で臨んでいます。(「各政党のホームページの更新中止!?公選法抵触の恐れ」で詳細を記述しました)
 反面、インターネット上の政党のバナー広告等は規制に対象となっていないため、今までになく大量の広告が掲載されています。 
 公式ホームページが規制を受けて、ネット広告が何も制約を受けていないというのは、理解しづらいことです。日本では、1994年の公職選挙法改正で、政治活動・選挙運動が個人中心から政党主導に変わりました。民主党のネット広告従来、禁止されていたテレビCMが、「選挙運動が目的ではない、日常の政治活動としての政治広告は、選挙運動期間に関係なく、政党の私費によって自由に出稿できる」と当時の自治省が判断したため、テレビCMが自由に行われるようになりました。ただ、テレビCMは費用が莫大になるため、自ずと自己規制されますが、インターネット広告は、それに比べて安価ですむために、今回の選挙戦でも大量に使用されているようです。
 その中でも特に、民主党のネット広告が目立ちます。たとえば、exciteのホームページは完全に民主党に乗っ取られた感じです。
 公式ホームページがダメで、広告ならOK。こうした一貫性のない選挙制度は一刻も早く直すべきだと主張します。
(キャプチャー画像は、画面一杯に広がるexciteのトップページのFlash広告)

2005年9月3日(土) 晴れ

小選挙区茨城7区合同遊説(ながおか桂子候補・橋本昌知事候補)

小選挙区茨城7区選対打ち合わせ(古河市内)

境町で小選挙区街頭演説を応援

歩数【2000】歩・移動距離【251】km

麻生、北浦、玉造三町が合併し「行方市」スタート

 9月3日、麻生・北浦・玉造の三町が合併して行方市が誕生しました。 麻生庁舎、北浦庁舎、玉造庁舎の各庁舎で開庁式が行われ、関係者が新市の船出を祝いました。
 午前8時15分から麻生庁舎前で行われた開庁式には、 市長職務執行者の伊藤孝一北浦町長、 横山忠市麻生町長、 同町出身の市議、庁舎の職員などが参加しました。「行方市役所麻生庁舎」 の銘板の除幕式や、 テープカットを行いました。 
 行方市は、 県内28番目の市となり、新市庁舎は、新市中央付近に建設するとしています。それまでは旧三町の役場が各庁舎となります。 
 初代行方市長は、9月25日告示、10月2日投票の市長選で決まります。
自己紹介
井手よしひろのプロフィール

井手よしひろです。
茨城県の県政情報、
地元のローカルな話題を
発信しています。
6期24年にわたり
茨城県議会議員を務めました。
一般社団法人地方創生戦略研究所
http://y-ide.com
master@y-ide.com
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