衆院選公示・梶山、額賀候補の出陣式で「比例区公明党」を訴える

 9月11日の投票を目指し、衆議院総選挙が公示されました。
 県内7小選挙区に25人が立候補を表明しました。自民、民主、共産各党は全7小選挙区に候補者を擁立しました。無所属候補は3、6、7区の3人です。
 比例代表では、公明党県代表の石井啓一前衆議院議員が、北関東ブロック単独1位に掲載され、現有3議席の勢力を守るための厳しい戦いがスタートしました。
 井手よしひろ県議は、午前10時から茨城4区の梶山ひろし候補の出陣式に出席。前日決定した梶山候補への推薦証を手渡し、「自民・公明の連立与党で過半数を獲得するために、全力を上げて戦う」と、力強く決意を披露しました。更に、「民主党は郵政民営化について国会では一切対案を出さずに、今頃、選挙になったら、『簡保、郵貯は民営化が筋』などと言い出した。なぜ国会で議論しなかったのか。これはジャンケンの後出しで、一番卑怯なやり方だ。こうした政党に政権を渡すわけにはいかない」と、訴えました。
(写真右:常陸太田市はたそめで行われた梶山ひろし候補の出陣式、午前11時頃撮影)

 夕方は、茨城2区の額賀福志郎候補の出陣式で挨拶。「小選挙区は額賀福志郎、比例区は公明党と、大きく支援の輪を広げていただきたい」と述べました。
(写真上:麻生町内で開催されたぬかが福志郎候補の出陣式、午後6時半頃撮影)

2005年8月29日(月) 晴れ

衆院選用広宣物の検討

衆議院小選挙区推薦候補決定・記者会見

党員集会に出席(相田町地内)

公明党第2総支部議員会

歩数【2000】歩・移動距離【104】km

自民党小選挙区候補の推薦決定

 公明党県本部は8月29日、衆院選に自民党公認で立候補を予定している3区の葉梨康弘氏、4区の梶山弘志氏、7区の永岡桂子氏の推薦を決め、県庁内の記者クラブで記者会見し公表しました。
 これによって、1区の赤城徳彦氏、2区の額賀福志郎氏、6区の丹羽雄哉氏の小選挙区候補を推薦することになりました。
 5区の岡部英明氏については党内での調整がつかず、推薦要請に応えられるよう公示後も検討を続けることになっています。
公明党が推薦決定した茨城県内の小選挙区候補
1区赤城徳彦候補小泉改革への賛同を表明、「郵政民営化ができなくては、これ以外の改革もできない。改革を進めるのか、時計の針を逆回しにするかの選択だ」と訴える。
2区額賀福志郎候補「改革は時代の流れだ」と訴える。橋本内閣の官房副長官時代に改革案づくりに携わっただけに「小泉改革はその延長」との自負も。地元にはあまり戻れないだけに、陣営を引き締める。
3区葉梨康弘候補前回総選挙で自民比例単独で立候補した中山一生候補に対する危機感から、ミニ集会などで郵政民営化法案賛成と構造改革の推進などを訴える。
4区梶山弘志候補郵政民営化法案に反対の立場から賛成に軌道修正し、住民サービスが確保された民営化の実現を強調。地域経済活性化策としての中小企業対策や規制緩和、税制改革などを訴える。
6区丹羽雄哉候補自民の旧堀内派の会長代行として地元入りがままならないが、後援会を軸に組織戦を展開。「社会保障制度の改革が国民的課題」などと訴える。
7区永岡桂子候補「夫の弔いでなく自分の選挙」と、少子高齢化対策や女性の地位向上などを強調。自民県連や夫の後援会、各種団体の支援を受け、ミニ集会などで浸透を図っている。斡旋収賄の刑期を終えた中村喜四郎候補との一騎打ちの様相。

2005年8月28日(日) 晴れ

小選挙区茨城4区選対打ち合わせ(常陸太田市内)

石井啓一国政報告会を開催(ひたちなか市内)

歩数【3000】歩・移動距離【209】km

ひたちなか市で石井啓一国政報告会を開催

 8月28日ひたちなか市内で前衆議院議員石井啓一氏(公明党県本部代表・元財務副大臣)の国政報告会を開催しました。
 石井氏は、衆議院選挙について、「衆参で190時間以上の審議を重ねた郵政民営化法案が、法案の中身というよりも、小泉降ろしの政争の具にされて、参院本会議で否決されたことは大変残念です。また、郵政民営化法案に反対した民主党、共産党、社民党および自民党の議員は、『郵便局が無くなる』、『金融サービスが無くなる』などと国民の不安をあおりながら、一方で、なんら改革の対案を出さず、全く無責任です。既得権を守ろうとする勢力に取り込まれ、郵政民営化すら進められない政党・抵抗勢力に、持続可能な社会保障制度改革や、財政の健全化など他の重要な改革を進められるはずがありません。今回の総選挙は、郵政民営化を初めとする「改革の継続」か、郵政民営化に反対するような「改革の後退」か、を選択する選挙になります。私達公明党は、連立政権6年の実績を訴えながら、あくまでも国民本位の改革を進めることを主張し、国民の大きなご支持を頂けるように懸命に戦ってまいります」と述べました。また、少子化対策などのマニフェストを説明し、公明党は誠実に政策実現を目指す政党であると強調しました。
 この国政報告会には、本間源基ひたちなか市長など60名余りが参加しました。

2005年8月27日(土) 晴れ

県本部で広宣計画打合せ

小選挙区茨城7区選対打ち合わせ(古河市内)

歩数【3000】歩・移動距離【209】km

アスベスト対策で特別立法

 政府は8月26日、アスベスト(石綿)による健康被害が相次いでいる問題で、2回目の関係閣僚会議を開き、アスベスト取り扱い工場周辺の住民や従業員の家族などの被害を補償するための特別措置法を策定することを正式に決定しました。法案の骨格や補償対象、財源などの詳細を9月をめどに取りまとめて、来年の通常国会に法案を提出し、労災補償制度や公害健康被害補償法の対象とならない被害者の救済を行います。
 現行法では、アスベスト工場の周辺住民や従業員の家族の健康被害には、労災補償が適用されません。また、アスベスト被害は、吸い込んでから数10年過ぎて発症することから、申請時には既に会社が解散しているなどのケースや労災の時効(申し立ては死亡後5年で時効に)で補償が受けられない場合もあります。このため政府は、特別立法による救済が必要と判断しました。
 産経新聞の報道(2005/8/27付け朝刊)によると、細田博之官房長官は8月26日の記者会見で、アスベスト問題に対する過去の政府の対応について「関係省庁の連携が必ずしも十分であったとはいえず、反省の余地がある」としたうえで、特別立法に関し「労災補償を受けずに死亡した労働者、家族、周辺住民に対し、すき間が生じない仕組みで救済する。できる限り救済の手を差し伸べる」と述べたと伝えています。
◎政府対応の概要
被害の拡大防止
 建築物解体時の飛散予防。製造・新規使用などの早期の全面禁止
国民不安への対応
 健康被害状況の情報提供。健康相談窓口の開設
過去の被害への対応
 労災補償を受けられなかった労働者やその家族、周辺住民の被害救済のため、次期通常国会への法案提出を目指し新たな法的措置を取る。給付内容、給付の財源、実施主体は9月までに決める
過去の対応の検証
 政府の過去の対応の検証を行い、取りまとめて公表
実態把握の強化
 建築物の吹き付けアスベストの使用実態調査などを実施

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愛・地球博で「茨城の日」イベント大盛況

愛・地球博茨城県の日 6000人が入場、終日盛況
「自然と科学技術の県」PR
茨城新聞(2005/8/27茨城新聞WEB)
 「自然と叡智(えいち)」をテーマに121カ国が参加して開かれている愛知万博(愛・地球博)で8月26日、長久手会場のEXPOドームで県公式催事「茨城県の日」が開かれ、延べ6109人(博覧会協会発表)の入場者でにぎわい、ドームは最後まで満席状態が続いた。
 角田芳夫副知事、石川多聞県議会議長が出席した記念イベントでは、自然と共生し自然を大切にしながら、つくばの科学技術の先進性を併せ持つ本県の特色をPR。タレント・島崎俊郎さんと橋本純子さんの軽妙な司会の下、県立大洗高校マーチングバンド「ブルーホークス」や常陸大宮市在住のオカリナ奏者、宗次郎さんが観客を魅了した。
 科学のまち「つくば」紹介ステージでは、つくばエキスポセンターによる「おもしろサイエンスショー」なども開かれ、同センターなどによる「みんなで参加!科学クイズショー」では関西在住の県人で組織する関西茨城県人会(相馬一男会長)の会員四十人も参加し、会場を盛り上げた。
 ドーム周辺では、開通したばかりのつくばエキスプレス(TX)を紹介するコーナーや科学体験コーナー、パネルやポスターなどで本県の観光・産業を展示・紹介するコーナーも設置され、来場者に本県のよさをアピールした。県では、「つくばを中心とした本県の先進性と将来性について、十分PRできたのでは」とし、博覧会協会でも「都道府県の日で最初から最後まで満席というのは異例であり、(茨城県の日は)大成功といえるのでは」と評価している。
 茨城県は20年前につくば科学博が開催されました。その科学博が、つくばを中心とする県内地域の発展の起爆剤になったことは否定できない事実です。むしろ、世界的には「茨城」という県名より「つくば」というブランドの方が有名かもしれません。
 科学博終了後具体化した「つくばエクスプレス」(TX)もこの茨城の日に先立ち8月24日に開業されました。万博を節にした地域の発展を考えるとき、愛・地球博の「茨城の日」イベントは感慨深いものがあります。
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台風11号の影響で茂宮川が溢水

 台風11号の影響で、一日の雨量67.5ミリを記録した日立市南部の茂宮川が溢水し、市道が交通止めになっています。
 茂宮川の日立市と常陸太田市の境界地域は堤防がなく、大量の雨が降る度に川の水が溢れています。今回は、橋の部分に流されてきたゴミがたまり、被害を大きくしました。
 抜本的な対策としては、下流部から進められている改修工事を早期に進める必要があります。
茂宮川の溢水地域の地図を表示

茨城県知事選告示、9月11日衆院選との同時選挙

現職橋本昌氏の3期12年の県政の真価を問う選挙に
 8月25日、任期満了に伴う茨城知事選挙が告示されました。4選を目指す現職の橋本昌氏(自民県連、公明、社民、連合茨城推薦)と新人の間宮孝子氏(共産推薦)の2人が立候補を届け出ました。
 橋本氏にとっては多選批判のある中、人口減少時代に入り地域間競争がますます激化する中で、今後の県政のかじ取り役を選ぶ選挙で、3期12年間の橋本県政の信任投票ともいわれる選挙となります。
 橋本候補は午前10時、水戸市見川町の市総合運動公園体育館で出陣式に臨み、推薦団体の幹部や支持者ら約5000人が集まり気勢を上げました。台風接近による降雨を警戒して、急きょ会場が屋内体育館に変更されました。
 合同選対本部長の山口武平・自民党県連会長は「橋本氏は手堅い中にも、県民ニーズを適正にとらえた行政運営だ」と評価。市長会会長の村田省吾・北茨城市長は「難局を乗り切って今の茨城県を救うのは橋本氏しかいない」と訴えました。公明党の石井啓一県代表も登壇し、橋本氏の県民の視点からの県政運営を評価し、大量得票での当選に期待を寄せました。
 投票は衆院選と同じ9月11日に行われ、投票率の上昇が期待されます。有権者数は240万7816人(8月24日現在)で、前回よりも3万7165増えました。
(写真は、橋本昌氏に党推薦状を手渡しする井手よしひろ県議ら公明党議員団2005/6/2)
参考:現職橋本昌氏を推薦
自己紹介
井手よしひろのプロフィール

井手よしひろです。
茨城県の県政情報、
地元のローカルな話題を
発信しています。
6期24年にわたり
茨城県議会議員を務めました。
一般社団法人地方創生戦略研究所
http://y-ide.com
master@y-ide.com
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