NEWS@nifty:(読売新聞)民主党の「散会!」宣言で有名になった本岡参議院議員が今議会をもって勇退するようです。
参議院の引退議員、「良識の府」へ惜別の辞と苦言
◆“奇策”悔いなし…本岡さん◆
「志半ばなれど、我が闘争に悔い無し、かな」。本岡昭次・参院副議長(73)も、24年間の国会生活にピリオドを打った。社会党、民改連、民主党と移った足跡を、「政界再編の戦国時代を駆け抜けた歩みだった」と振り返る。
「最後の戦い」となったのは、年金改革関連法案をめぐる与野党の攻防で、徹夜になった今月5日の本会議。不信任案が出された倉田議長に代わって議長席に座り、いきなり「散会」を宣告する“奇策”の主役となった。
批判も浴びたが、「信念を持ってやったこと。悔いはない」と話して参院を去る。
先のBlogでも発言しましたが、議長は国会運営の要であり、公平・公正な議会指揮が絶対条件だと思います。『信念を持ってやったこと。悔いはない』とのコメントが紹介されていますが、一番問題なのは、信念=その人本人がかたく信じている心のままに議事を進めてよいのかということです。
三権の長である衆参両議院議長の権威、今一度その重要性を考えてみたいと思います。