電力の自由化で県庁舎の電気料10%ダウン

県庁舎経費の削減への取り組みについて質問
 6月8日、県議会の総務企画常任委員会で、井手よしひろ県議は、行財政改革の推進、特に県庁舎の管理費の削減について質しました。
 県では、一般競争入札による電力供給事業者の選定で、平成16年度より東京電力に変わって、GTF研究所より電力を購入しています。
 その結果、1割以上の電気料が削減されていることが報告されました。続きを読む

2004年6月8日

県議会総務企画常任委員会
総務部関連の審議では、県職員の退職金問題と県庁舎の電気料、電話料の削減について質問しました。
企画部関連緒審議では、(株)メディアパークつくばの減資問題と日立電鉄の存続問題について執行部と意見交換を行いました。

参議院選挙拡大対策会議に出席

走行距離:81km

県税収入が回復基調/前年比5.2%の伸び

 長く低迷が続いた日本経済が、大企業を中心に回復傾向を示しています。6月8日に開催された県議会総務企画委員会では、平成15年度の県税収入の決算見込みが示されました。
 これによると平成15年度県税収入総額は3032億円となる見込みで、14年度に比べて5.2%増という結果になりました。特に、法人二税が897億円で24.6%増という高い伸びになりました。
税目見込額前年比
法人税897億円24.6%増
自動車税555億円1.1%減
個人県民税460億円5.1%減
軽油引取税345億円1.7%増
総額3032億円5.2%増
 また、県税の滞納処理も一定の成果が出ました。県では県税事務所と市町村との連携強化や茨城租税債権管理機構などを立ち上げ、県税の徴収を強化してきました。景気に回復とあいまって、平成15年度の収入未済額(税金の未納額)は146億円となり、前年比6.3%の減となりました。
 県税と市町村税の滞納処理を専門に行う茨城租税債権管理機構の徴収実績は、37億7100万円となり、前年比31%増という高い伸びを達成しました。

2004年6月7日(月) 雨時々晴れ

参議院選挙拡大対策会議に出席

県議会議会運営委員会

県議会本会議(一般質問)

走行距離:85km

本岡副議長の「散会宣言」問題を考える

 先のBlogでも触れましたが、民主党出身の本岡昭次副議長の「散会宣言」問題は、良識の府・参議院の歴史に大きな禍根を残しました。
 参院規則82条には、「議事日程に記載した議事を終わったときは、議長は散会を宣言することができる」と定められています。これは、「散会を宣告できるのは議事がすべて終わった時点であり、それ以外は延会手続きを取らなければならない」という意味に他なりません。
 「散会はできません」と参院事務総長が、本岡副議長に散会宣言を制止する言葉が、テレビの実況からもはっきりと聞き取れました。にもかかわらず、本岡副議長は議会のルールを犯す暴挙に出ました。
 その理由をマスコミに問われ、本岡副議長は「民主党に言われたからやっただけ」と、議長の権限を党利党略で利用したことを認めています。
 議長・副議長は、その偏らない議会運営を保障するため、所属する政党から離れ無所属の立場になります。多数決の国会運営にあっても、議長は第一党から、副議長は第二党からという慣例が続いていました。
 しかし、今回の本岡副議長の「散会宣言」は、そのような議会の基本ルールを根本から崩してしまいました。正に、「参院の権威が傷ついた」(6月6日付読売新聞)、「権利の乱用との批判を招きかねず『憲政史上例のない禁じ手』」(6月6日付産経新聞)とのマスコミの批判も当然です。
 さて、こうした状況を党の民主党の国会議員はどのように認識しているのでしょうか。
 ご本人・本岡昭次副議長のホームページは、菅直人代表の辞任で更新が止まっています。菅直人元代表の今日の一言は「国会も最終盤、閉会すればすぐに参院選となる。」と達観した内容です。岡田克也現代表のホームページには、全くこの問題の記載はありません。
 唯一、党の公式ページには、岡田代表のコメントが載っていました。

ニュース・トピックス 2004年06月07日
「参院の混乱について明確なけじめ求める」岡田代表
 岡田代表は、6月7日の臨時役員会では、年金法案をめぐる参院の混乱および内閣不信任案の扱いについて議論がなされたことを報告。参院での混乱をめぐっては、厚生労働委員会での質問封殺による強行採決、不信任案が出された議長による本会議の議事進行など、与党の度重なる暴挙が「わが国の議会制度の根本が問われる危機的な状況を招いている」との認識を確認し、「きちんとしたけじめ」「国民に分かるような決着」を求めていくことで一致した、と明らかにした。
 と、散会問題には全く触れていません。
 民主党の皆さん。本岡副議長の犯した罪の重さを自覚され、一刻も早く正常な国会審議を再開してください。会期末まで、残された日数はもう10日あまりしかありません。
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2004年6月6日(日) 雨:関東地方は梅雨に入る

公明党時局講演会を下妻市民会館で開催する

公明党時局講演会を牛久市文化センターで開催

神栖町民文化センターで公明党時局講演会を開催

48回目の誕生日。時局講演会を3会場で行う強行軍の一日でした。

走行距離:312km

下妻・牛久・神栖で時局講演会を開催

はまよつ敏子代表代行が4つの約束(参院選公約)を公表
 公明党県本部主催の時局講演会が6月6日、下妻市民会館、牛久市民センター、神栖町文化センターの3つの会場で開催されました。いずれの会場にも、はまよつ敏子代表代行が出席し、日頃の公明党への支援に感謝するとともに、参議院選挙の公約である「はまよつ敏子4つの約束」を説明し、一層の支持拡大を訴えました。
 なお、下妻の会場には自民党赤木徳彦衆議院議員、小倉敏男下妻市長、飯塚秋雄県議会議員が来賓として出席しました。牛久の会場には、池辺勝幸牛久市長、串田武久龍ヶ崎市長、筧信江戸崎町長、山岡恒男県議会議員などの来賓が参加しました。さらに、神栖の講演会には、西条昌良、錦織孝一県議会議員、岡野敬四郎神栖町長、内田俊郎鹿嶋市長、今泉和潮来市長、斎藤勉波崎町助役、河野忠剛鉾田町助役、石津政雄大洋村村長、篠塚一郎麻生町収入役、伊藤孝一北浦町長をはじめ多くの来賓が出席しました。
<リンク>はまよつ敏子の4つの約束

年金国会/最後は民主党の凡ミスで結着

議長が党利党略で議事を進行することは許されない
 年金改革関連法の審議で、民主党幹部は「『秘策』がある、法案は絶対に阻止できる」「『秘策』は教えないから秘策」などと語っていましたが、その秘策とは、民主党出身の本岡昭次副議長による「散会宣告」だったようです。
 本岡副議長は6月5日午前4時20分すぎ、「これにて散会を宣告します」と言い放ちました。そして、そのまま議長席を後にしました。民主・社民の野党議員も促されるように議場を後にしました。
 これが、年金改正法の採決をせずに、本会議を散会させてしまうという奇策でした。国会法117条には「議長は、議場を整理しがたいときは、休憩を宣告し、または散会することができる」との規定があります。
 しかし、ここで凡ミスを犯していました。この散会宣言は、参議院では通用しないということを知らなかったようです。参議院規則第82条には「議事日程に記載した案件の議事を終つたときは、議長は、散会を宣告することができる。議事を終らない場合でも、議長は、必要と認めたときは議院に諮り、午後四時を過ぎたときは議院に諮らないで、延会を宣告することができる」と定めており、議事が終わらない限り延会(会議を延長して審議すること)はできても、散会は出来ないとされているのです。
 採決の後、岡田民主党代表は「裁判に訴えても、採決は認められない」との主旨の発言をしていますが、どこまで国会のルールを理解していたのか、疑問符が付きます。
 そもそも、党籍を離れた議長・副議長が政党の意向で議事を進行することは許されないことです。憲政の常道をはずれた行為です。
 今回の参議院本会議の年金審議の結末は、民主党の国会対策の稚拙さと議長・副議長の権威の失墜という大きな禍根を残しました。

週刊アスキー別冊「300万人のブログ大全」に掲載

 週刊アスキー別冊「300万人のブログ大全」に、このBlogを掲載して頂きました。
 笑いと涙の職業別ウェブログ20(P34)の一番下の欄に、「県議会議員」という職業を代表?して載っています。「県民必読!これがガラス張りの政治だ」との見出しには、面痒い感じがします。
 しかし、これだけのBlogを良くウォッチしたなと感心しました。取材に当たるスタッフは、アスキーの直接の記者さんではないようですが、大変な仕事だな、とお察しいたします。
 でも、私どもが一番お世話になっているBlogの先生ともいえる「パンパでガウチョ」「地獄変00」などのホスティング系Blogを便利に使うことを紹介するサイトは掲載されていません。まずは、入門書に徹するということなのでしょうか?今後こういったBlogの特集を期待します。
 追伸:出来れば株式会社アスキーにトラックバックしたのですが・・・・・

2004年6月5日(土) 晴れ

就職についての相談を受ける

程農化先生の二胡の演奏会を鑑賞

程農化先生と柳内呈留摩先生の打ち上げパーティーに参加

後援会挨拶回り

地元小学校のPTA会長さんと意見交換

走行距離:41km

自己紹介
井手よしひろのプロフィール

井手よしひろです。
茨城県の県政情報、
地元のローカルな話題を
発信しています。
6期24年にわたり
茨城県議会議員を務めました。
一般社団法人地方創生戦略研究所
http://y-ide.com
master@y-ide.com
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