動燃東海屋外貯蔵ピットズサン管理アーカイブ

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動燃東海屋外貯蔵ピットズサン管理アーカイブ

茨城県議会議員 井手よしひろ


97/8/26 茨城県東海村にある動力炉・核燃料事業団(動燃)のウラン系の低レベル放射性物質屋外貯蔵ピットのずさんな管理の状態が明らかになりました。
このピットは、30年近くにわたって浸水し、鋼鉄製のドラム缶が腐食し、大量の放射性物質が施設内に漏れ出す異常な事態が放置されたのです。
さらに、8/28には、ピットを改修するための建屋の予算を4年あまり受けていたにもかかわらず、他に流用していたことも発覚しました。

このアーカイブ(情報書庫)では、独自に入手した事件関連の資料を公開いたします。
屋外貯蔵ピットの概要
ピットの状況と経緯
ピット内の詳細
平成5年の動燃ピット内調査資料公開
Aピット:http://blog.hitachi-net.jp/archives/51660134.html
Bピット:http://blog.hitachi-net.jp/archives/51660135.html
Cピット:http://blog.hitachi-net.jp/archives/51660136.html
Dピット:http://blog.hitachi-net.jp/archives/51660137.html
Eピット:http://blog.hitachi-net.jp/archives/51660138.html
ピット内の貯蔵物内容
ピット内廃棄物処理対策
管理徹底へ要望書提出
公明の現地調査内容
予算流用問題
滞留水の抜取り開始
県の調査で動燃ズサン管理指摘
井手県議、3回目の現地調査



動燃事故ホームページ:リンク切れ
科学技術庁:リンク切れ
科学技術庁原子力データベース:リンク切れ
原子力百科事典アトミカ(一般財団法人 高度情報科学技術研究機構)
原子力情報検索:リンク切れ
97/Sept/17 - 23:55 upload




このページは、茨城県議会井手よしひろの公式ホームページのアーカイブ(記録保管庫)の一部です。すでに最終更新から10年以上経過しており、現在の社会状況などと内容が一致しない場合があるかもしれません。その点をご了解下さい。

動燃東海屋外貯蔵ピットズサン管理アーカイブ - Eピットの内部詳細状況

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 屋外貯蔵ピットの内部詳細状況を、動燃が公開した「廃棄物貯蔵庫の補修整理作業に係わる事前調査報告書」(平成5年12月・千代田メンテナンス株式会社作成)よりまとめました。なお、この資料の本となった11月の「廃棄物貯蔵庫の補修整理作業に係わる事前調査・ピット内部調査結果」は動燃のインターネットホームページに掲載されております。この報告書には、参考の写真の番号が掲載されており、この参考写真は平成9年8月29日に公開された写真と同一と思われますので、このページでは説明と写真をリンクさせていただきました。
貯蔵庫No1貯蔵庫No2

Eピットの内部詳細状況
平成5年11月現在
酸素強度測定結果
19.3%

滞留水の有無


滞留水の水深

250mm

貯蔵ピットの底に泥、砂等の部分が130mmあったため、底面から約380mmまで水に浸っていた。


内部状況

内 部 の 状 況


参考写真

(動燃のホームページよりリンク)


ドラム缶は2段積みされている部分と、3段積み(北側奥の方)されている部分があり、2段積みされている部分には、その上に機器、配管等がそのまま貯蔵されていた。


ピットの中央部に、高さ400〜500mmの横梁が布設されていた。


ピット入り口南側すぐの所に、1.5m程度の大きさのタンクが付随した装置が貯蔵されていた。

 

天井のコンクリートを布設した時の枠材は、ドラム缶の上に横に木材を渡し、その上に1800mm程度の柱を設置しているか、ピット底より柱を立てている構造となっており。柱の間隔は、概ね1m程度であった。

内部の木材の量は概算で11.8m3(約5.9t)程度と推定される。

 

ドラム缶上に貯蔵された機器、配管等の鉄材量は、概算で22.7m3(約182t)程度と推定される。

 

ドラム缶に充填されていないコンクリートガラが貯蔵されている。その量は、概算で11m3(約33.6t)程度と推定される。



天井のコンクリートを布設した時の枠材は、大半が欠落しており、ドラム缶等を埋め尽くすように散在していた。




ピット西側奥には、不定型容器(コンテナのような物)が積み重ねられていた。



ピット東側壁面には、φ300〜350mmで長さ7〜8mの配管が貯蔵されていた。



ピット南側にシートで養生された物が貯蔵されていた。



ピット南側奥には、ダクトのような物が貯蔵されていた。

 

その他確認できる物では、脚立やステンレスチューブ等もそのままで、貯蔵されていた。



ドラム缶の腐食については、1段目、2段目がかなり進んでいるようで、特に底の枠部分の腐食が激しかった。


1段目のドラム缶については、水と接していた思われる部分が特に腐食が激しく、移動、取り出しは不可能であると推定される。

 

ピット壁面は、仕上げがなされていた。



ピットの枡部に水中ポンプが設置されていた。



汚染状況
空間線量当量率
0.5μSv/h以下

ドラム缶表面汚染密度

0.5μSv/h以下

空気中汚染密度

検出限界以下

滞留水汚染

α:  0.075Bq/cm3

β・γ:0.066Bq/cm3





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動燃東海屋外貯蔵ピットズサン管理アーカイブ - Dピットの内部詳細状況

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 屋外貯蔵ピットの内部詳細状況を、動燃が公開した「廃棄物貯蔵庫の補修整理作業に係わる事前調査報告書」(平成5年12月・千代田メンテナンス株式会社作成)よりまとめました。なお、この資料の本となった11月の「廃棄物貯蔵庫の補修整理作業に係わる事前調査・ピット内部調査結果」は動燃のインターネットホームページに掲載されております。この報告書には、参考の写真の番号が掲載されており、この参考写真は平成9年8月29日に公開された写真と同一と思われますので、このページでは説明と写真をリンクさせていただきました。
貯蔵庫No1貯蔵庫No2

Dピットの内部詳細状況
平成5年11月現在
酸素強度測定結果
20.9%

滞留水の有無


滞留水の水深

滞留水用の枡部においては約200mmであった。


内部状況

内 部 の 状 況


参考写真

(動燃のホームページよりリンク)


ドラム缶は3段積みされていた。

 



ピット内部の貯蔵物は、鉄製の箱とφ600mm程度のドラム缶であった。

サイズの異なるドラム缶も貯蔵されていた。


ピットの中央部に、高さ400〜500mmの横梁が布設されていた。


天井のコンクリートを布設した時の枠材は、ドラム缶の上に横に木材を渡し、その上に900mm程度の柱を設置して、天井のコンクリートパネルを支える構造となっており。柱の間隔は、概ね1m程度であった。

内部の木材の量は概算で15.2m3(約7.6t)程度と推定される。



天井のコンクリートを布設した時の枠材は、一部欠落しているが、ほぼ健全性を保っている。

 

ドラム缶は、腐食の進行が著しく傾いている物もあり、ドラム缶相互で支えあっている様で、相互の支えを失えば、転倒、崩壊する可能性がある。

 

腐食によりドラム缶に穴があいているものがあった。また、内容物はスラッジのような物であった。



ドラム缶の側面については、1〜3段目までほぼ均等に腐食しており、半分以上は移動、取り出しに注意が必要である。



1段目のドラム缶については、水と接していた思われる部分が特に腐食が激しく、移動、取り出しは不可能であると推定される。

 

ピット壁面は、仕上げがなされていた。



汚染状況
空間線量当量率
2.0μSv/h(最大)

ドラム缶表面汚染密度

4.0μSv/h(最大)

空気中汚染密度

検出限界以下

滞留水汚染

α:  5.80Bq/cm3

β・γ:6.40Bq/cm3





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動燃東海屋外貯蔵ピットズサン管理アーカイブ - Bピットの内部詳細状況

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 屋外貯蔵ピットの内部詳細状況を、動燃が公開した「廃棄物貯蔵庫の補修整理作業に係わる事前調査報告書」(平成5年12月・千代田メンテナンス株式会社作成)よりまとめました。なお、この資料の本となった11月の「廃棄物貯蔵庫の補修整理作業に係わる事前調査・ピット内部調査結果」は動燃のインターネットホームページに掲載されております。この報告書には、参考の写真の番号が掲載されており、この参考写真は平成9年8月29日に公開された写真と同一と思われますので、このページでは説明と写真をリンクさせていただきました。
貯蔵庫No1貯蔵庫No2

Bピットの内部詳細状況
平成5年11月現在
酸素強度測定結果
20.9%

滞留水の有無


滞留水の水深

約120mm


内部状況

内 部 の 状 況


参考写真

(動燃のホームページよりリンク)


ドラム缶は3段積みされていた。

 



ピット内部の貯蔵物は、概ねφ600mm程度のドラム缶であった。

北側奥の方には、サイズの異なるドラム缶が貯蔵されていた。


天井のコンクリートを布設した時の枠材は、ドラム缶の上に横に木材を渡し、その上に600mm程度の柱を設置して、天井のコンクリートパネルを支える構造となっており。柱の間隔は、概ね1m程度であった。

内部の木材の量は概算で12.2m3(約6.1t)程度と推定される。


天井のコンクリートを布設した時の枠材は一部欠落しているものの、ほぼ健全性を保った状態で残っていた。


ドラム缶は腐食により穴があいているものはなかったが、蓋および側面は著しく腐食しており、半分以上は移動、取り出しに細心の注意が必要である。



1段目のドラム缶については、水と接している部分が特に腐食が激しく、移動、取り出しは不可能であると推定される。

 

ピット内部に侵入した際、ドラム缶の上に滞在していたが、足元のドラム缶については、しっかりしていたが、内部の腐食状況からみて、ドラム缶相互で支えあっている様で、相互の支えを失えば、転倒、崩壊する可能性があ。

 

ピット壁面は、コンクリートが打ち放しの状態で、仕上げはなされていなかった。



汚染状況
空間線量当量率
0.8μSv/h

ドラム缶表面汚染密度

1.5μSv/h(最大)

空気中汚染密度

検出限界以下

滞留水汚染

α:  4.90Bq/cm3

β・γ:6.40Bq/cm3





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動燃東海屋外貯蔵ピットズサン管理アーカイブ - Aピットの内部詳細状況

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 屋外貯蔵ピットの内部詳細状況を、動燃が公開した「廃棄物貯蔵庫の補修整理作業に係わる事前調査報告書」(平成5年12月・千代田メンテナンス株式会社作成)よりまとめました。なお、この資料の本となった11月の「廃棄物貯蔵庫の補修整理作業に係わる事前調査・ピット内部調査結果」は動燃のインターネットホームページに掲載されております。この報告書には、参考の写真の番号が掲載されており、この参考写真は平成9年8月29日に公開された写真と同一と思われますので、このページでは説明と写真をリンクさせていただきました。
貯蔵庫No1貯蔵庫No2

Aピットの内部詳細状況
平成5年11月現在

酸素強度測定結果 21.3%
滞留水の有無 有
滞留水の水深 約20mm
ただし、枡部においては約90mmであった。

内部状況

内 部 の 状 況


参考写真

(動燃のホームページよりリンク)


ドラム缶は3段積みされていた。

 



ピット内部の貯蔵物は、全てφ600mm程度のドラム缶であった。

 



天井のコンクリートを布設した時の枠材は、ドラム缶の上に横に木材を渡し、その上に600mm程度の柱を設置して、天井のコンクリートパネルを支える構造となっており。柱の間隔は、概ね1m程度であった。

内部の木材の量は概算で12.2立方メートル(約6.1t)程度と推定される。

 



天井のコンクリートを布設した時の枠材は一部欠落しているものの、ほぼ健全性を保った状態で残っていた。

 



ドラム缶の腐食はかなり進んでいる様で、壁面にもたれかかっているものもあった。





ドラム缶は、2段目も大半が腐食しており移動取り出しには細心の注意が必要であると推定される。


1段目のドラム缶については、水と接している部分が特に腐食が激しく、移動、取り出しは不可能であると推定される。


ドラム缶の側面に穴のあいている物があった。


ドラム缶の蓋枠が外れている物があった。


ピット壁面は、コンクリートが打ち放しの状態で、仕上げはなされていなかった。



汚染状況

空間線量当量率

1.0μSv/h

ドラム缶表面汚染密度

2.5μSv/h(最大)

空気中汚染密度

検出限界以下

滞留水汚染

α:  1.50Bq/cm3

β・γ:0.96Bq/cm3





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動燃東海屋外貯蔵ピットズサン管理アーカイブ - 県の調査で動燃ズサン管理指摘

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動燃東海放射性固体廃棄物貯蔵施設現地確認調査結果

平成9年9月11日
原子力安全対策課


1.屋外固体廃棄物貯蔵庫「第l6棟」(プルトニウム系廃棄物)

 建屋入口部の床面に少量の水永溜りがあったほか、水溜り近傍の壁(石膏ボ−ド)下部に染み及びかびがあり、壁の下端が水濡れのためめくれていた。これは建屋の外部から雨水が染み込んだものと考えられる。

 

2.第2廃棄物倉庫(ウラン系廃棄物)

 鋼鉄製コンテナ(数基)は、視認できる範囲では貫通孔は見当たらなかったが、著しく腐食していた。

 

3.第二アスファルト固化体貯蔵施設(再処理系廃棄物)

 貯蔵セル内監視用カメラの台車が故障し所定の作動ができず、セル内部は―部しか確認できない状況であり、当該台車を早急に補修する必要がある。
(故障発生;平成8年l2月)

  

4.その他

◎ 壁(石膏ボ―ド)下部に染み及びかびがあり、壁の下端が水濡れのためめくれていた。
<屋外個体廃棄物貯蔵庫「第17棟」(プルトニウム系貯蔵庫)>

◎ 銅鉄製ドラム缶及びコンテナの塗装の剥がれが顕著なものや錆が認められた。
<ウラン系廃棄物貯蔵庫及びプルトニウム系廃棄物貯蔵施設>

◎ 屋根中央部のべンチレ−タから雨漏りがしており、廃棄物の上部を覆ったビニルシ−ト上に少量の水溜りがあった。
<第6廃棄物倉庫(ウラン系廃棄物)>

◎ 第1貯蔵エリアの最奥部の床に少量の水溜りがあったほか、壁には液垂れの染みがあり、鉄骨の床からの立ち上がり部及び上部の―部に錆が見られた。
<プルトニウム廃棄物貯蔵施設(プルトニウム系廃棄物)>

◎ 貯蔵セル内監視用カメラの制御用無線機が故障し所定の作動ができす、セル内部は―部しか確認できなぃ状況であり、当該無線機を早急に補修する必要がある。
(故障発生;平成9年8月)
<アスファルト固化体貯蔵施設(再処理系廃棄物)>



放射性固体廃棄物貯蔵施設の現地確認調査結果について

平成9年9月11日
原子力安全対策課


1.調査目的

◎ 本調査は、「原子力施設周辺の安全確保及び環境保全に関する協定」第l5条に基づき、全原子力事業所の「放射性固体廃棄物貯蔵施設」における廃棄物の保管、管理の状況を確認したものである。

◎ 県は、平成9年9月3日、原子力安全協定を締結している原子力事業所(23事業所)に対し放射性固休廃棄物貯蔵施設の点検を要請しており、本調査はその結果を現地で確認したものである。

 

2.調査期間

 平成9年9月9日(火)から9月l0日(水)まで

 

3.調査項目

(1)廃棄物貯蔵施設内の水の滞留の有無

(2)廃棄物保管容器の異常の有無

(3)排水設備(集水枡)等の有無

(4)除湿換気装置の有無

(5)廃棄物貯蔵施設の点検記録

 

4.調査員

(1) 県 ;生活環境部技監外4名

(2)市町村;各市町村に立地している廃棄物貯蔵施設を調査

東海村企画総務部(2名),大洗町生活環境課(2名)、那珂町企画課(2名)、ひたちなか市企画部(3名)

 

5.調査結果

(1)対象施設

(射性固体廃棄物貯蔵施設(計l25施設)

(ただし、動燃東海廃棄物屋外貯蔵ピットを除く)

屋外貯蔵ピット型の廃棄物貯蔵施設は原研東海研究所に4施設設置されている。そのほか原電東海発電所には、建屋内地下堀込型の廃棄物貯蔵施設が14施設設置きれている、

 

(2)廃棄物貯蔵施設内部の水の滞留の有無

’儡物貯蔵施設に立入り内部を目視で確認したところ、滞留水は認められなかった。

∧射線量率が高く立入りができない施設については、監視用カメラ又は点検孔に水が認められないこと等から、当該施設には滞留水がないことを確認した。

 

(3)廃棄物保管容器の異常の有無

’儡物貯蔵施設に立入り保管容器を目視で調査したところ、ドラム缶及びコンテナ等の保管容器の健全性に異常がないことを確認した。

∧射線量率が高く立入りできない施設については、監視用カメラ又はプ―ル水の放射能測定結果に異常がないこと等から、保管容器の健全性に異常がないことを確認した、

J欖浜憧錣防綽等が発生したものについては、新しい容器に詰め替える等の適切な措置が講じられている。(原研東海、原電等)

 

(4)排水及び除湿、換気の状況

◎ 廃棄物貯蔵施設には結露水の発生防止のための除湿、換気装置や結露水の排水設備が設置されており、概ね良好に管理されていた。

 

(5)廃棄物貯蔵施設の点検記録

◎ 各貯蔵施設では点検が概ね1回/月以上の頻度で行われており、保管状況の点検結果及び作業結果等が点検結果記録簿に記載されていた。

 

(6)まとめ

‘闇嚇豎せ業所を除く各原子力事業所の廃棄物貯蔵施設については、施設内部に滞留水がないこと及び保管容器の健全性に異常がないことを確認した。

なお、原電東海発電所の―施設については、今回の調査で目視により滞留水の有無が確認できなかったことから,念のため改めて調査するよう原電に対し要請した。

動燃東海事業所については、別紙のとおり安全上直ちに問題とはならないものの、廃棄物貯蔵施設の安全管理に改善を要する点が確認された。

 

6.今後の対応

動燃東海事業所に対して、別紙の指摘事項について早急に改善措置を講じるよう求めることとする。






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動燃東海屋外貯蔵ピットズサン管理アーカイブ - Cピットの内部詳細状況

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 屋外貯蔵ピットの内部詳細状況を、動燃が公開した「廃棄物貯蔵庫の補修整理作業に係わる事前調査報告書」(平成5年12月・千代田メンテナンス株式会社作成)よりまとめました。なお、この資料の本となった11月の「廃棄物貯蔵庫の補修整理作業に係わる事前調査・ピット内部調査結果」は動燃のインターネットホームページに掲載されております。この報告書には、参考の写真の番号が掲載されており、この参考写真は平成9年8月29日に公開された写真と同一と思われますので、このページでは説明と写真をリンクさせていただきました。
貯蔵庫No1貯蔵庫No2

Cピットの内部詳細状況
平成5年11月現在
酸素強度測定結果
20.8%

滞留水の有無


滞留水の水深

約20mm


内部状況

内 部 の 状 況


参考写真

(動燃のホームページよりリンク)


ドラム缶は3段積みされていた。

 



ピット内部の貯蔵物は、鉄製の箱とφ600mm程度のドラム缶であった。

 

ピットの中央部に、高さ400〜500mmの横梁が布設されていた。


南側中央付近に、長さ4〜5m、幅2m程度の鉄製の箱が貯蔵されており、全面が錆びている。


天井のコンクリートを布設した時の枠材は、ドラム缶の上に横に木材を渡し、その上に900mm程度の柱を設置して、天井のコンクリートパネルを支える構造となっており。柱の間隔は、概ね1m程度であった。

内部の木材の量は概算で15.2m3(約7.6t)程度と推定される。


天井のコンクリートを布設した時の枠材は、1/3程度欠落しており、ドラム缶を埋め尽くすように散乱している。




ドラム缶は腐食により穴があいているものがあった。



ドラム缶の蓋部の枠金部分は、浸食の進行が著しく半分以上は開閉困難な状況にある。



ドラム缶の側面については、1〜3段目まで均等に腐食しており、表面の塗装が半分以上認識できないものもあった。



1段目のドラム缶については、水と接している部分が特に腐食が激しく、移動、取り出しは不可能であると推定される。

 

ピット内部に侵入した際、ドラム缶の上に滞在していたが、足元のドラム缶については、相当グラグラしており、ドラム缶相互で支えあっている様で、相互の支えを失えば、転倒、崩壊する可能性がある。

 

ピット側壁には、亀裂が生じていた。



ピット壁面は、仕上げがなされていた。



汚染状況
空間線量当量率
2.3μSv/h

ドラム缶表面汚染密度

3.5μSv/h(最大)

空気中汚染密度

検出限界以下

滞留水汚染

α:  0.19Bq/cm3

β・γ:0.15Bq/cm3





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97年8月の記録

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97年8月の記録

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予  定


活動記録


備  考



中国スーパー雑技団公演日中友好25周年記念「中国スーパー雑技団」日立公演を観賞


スーパー雑技 

フェージング現象についてNHK水戸放送局から聴取、日立竜神山中継所を視察


茨城県議会における従軍慰安婦記述論議の経緯について、朝日新聞大阪本社より取材を受ける


長野・新潟旅行長野旅行(志賀高原) 


長野・新潟旅行長岡花火大会を観賞 


日立の精神障害者の福祉を考える懇談会日立の精神障害者の福祉を考える懇談会に出席 


連合と四党懇談会連合と四党幹事長懇談会に出席

平成10年参議院選挙に関する記者会見
 


   


 日製日立工場夏祭りに参加 


 臍帯血バンク設立署名の打ち合わせ(公明茨城県本部) 


   

10

   

11

 岩手県北上市知人病気見舞い 

12

公明県本部政策検討会打ち合わせ公明県本部政策検討会打ち合わせ

臍帯血バンクについて県立こども病院土田小児科部長よりレクチャーを受ける


県立こども病院土田小児科部長
 

13

新盆廻り平成9年度公明党員募集打ち合わせ

新盆廻り
 

14

新盆廻り新盆廻り 

15

新盆廻り新盆廻り 

16

   

17

 一日市民相談会を開催朝日新聞取材

18

県議会広報委員会県議会広報委員会にて議会広報インターネットサービスを提案、審議

県住宅管理協会へ県営アパートの入居基準について問い合わせ
 

19

   

20

 平成10年参議院選挙候補擁立についての打ち合わせ

県知事選挙選対打ち合わせ 
 

21

   

22

公明茨城県本部幹事会

公明茨城県本部8月度議員総会
  

23

 演劇「鼬」観賞 

24

稲敷方面県政懇談会十王・高萩・北茨城方面議会報告会 

25

日立北部議会報告会 

笠間方面県政懇談会


  

26

 日立産業支援センターに関する陳情を受ける。

4党3団体懇談会(公明・新進・民主・社民・連合・県労センター・友愛会)

知事選挙選対打ち合わせ

日立南部議会報告会
動燃東海事業所の屋外貯蔵ピット放射性廃棄物漏出問題が発覚


放射性廃棄物漏出問題情報アーカイブ 

27

 県知事選公明県本部新聞特別号印刷、配布

動燃問題について知事に申し入れ

動燃問題について東海事業所へ申し入れ

動燃問題について記者会見 



放射性廃棄物漏出問題情報アーカイブ 


28

茨城県知事選挙告示日 知事選挙告示

茨城県知事選挙告示、出陣式、第一声

ひたちなか支部環境問題に関するアンケート集計、検討会

臍帯血バンク設立署名準備 
 

29

 県議会での教科書従軍慰安婦問題について女性ジャーナリストと懇談

動燃東海事業所現地調査
貯蔵ピットを視察する井手県議

30

 日立南地区支援者会 

31

 開発行為に関する苦情のため現場調査

臍帯血街頭署名活動(水戸駅北口)





臍帯血バンクのページ

知事候補橋本昌氏の応援演説(十王、日立駅頭、多賀常陽銀行前)
 



このページは、茨城県議会井手よしひろの公式ホームページのアーカイブ(記録保管庫)の一部です。すでに最終更新から10年以上経過しており、現在の社会状況などと内容が一致しない場合があるかもしれません。その点をご了解下さい。

茨城県議会のホームページ開設を求める提案書

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茨城県議会のインタ−ネット情報提供サービス開設に関する提案
茨城県議会議員 井 手 よ し ひ ろ


 この提案は、97年8月18日に茨城県議会広報委員会委員長宛に提出された「茨城県議会のインターネット情報提供についての私見」をWEB上に再掲載したものです。
 提案中の資料は97年8月15日現在での資料です。
 皆様のご意見をお待ちしております。

1.はじめに

 県議会での議論を積極的に県民に公開し、県民の県政への参画意識を高めることは、今後の茨城県発展のために必要不可欠な課題です。

 また、行政や議会に対する県民の情報公開を求める声は日増しに高まり、地方公共団体の情報は、住民の税金で蓄えられた住民共通の財産であり、その公開は住民の権利であるという考え方が一般化しつつあります。

 こうした状況の中、茨城県議会では、従来、本会議の傍聴や議事録の公開、委員会の報道機関への公開などを通して、議会情報を公開してきました。

 また、全国的にもレベルの高い「県議会だより」を発行し、また、地元ラジオ番組等を利用して、積極的な県民への議会広報をも行ってきたところです。

 しかし、欲しい人が、欲しい情報がいつでもどこでも得られる体制には、ほど遠いのが実情です。

 県議会での情報は、本会議の議事録だけでも莫大な量に及びます。更に、委員会の記録など、提出資料などを含めるとその量は想像を絶するものがあります。

 こうした資料のどれを公開し、どれを非公開とするかは今後の論議を待つとしても、議会情報を県民に提供する方策を検討し、新たな可能性を模索する努力を続ける必要があります。

 さて、国内におけるインターネットの普及状況は、ここ数年目を見張るものがあります。統計上の数値で見る限り、5件に1台のパソコンが家庭に普及し、その内2割が通信回線で結ばれていると言います。

 こうしたインターネットの進展を見るとき、議会広報並びに議会情報の提供媒体として、インターネットのホームページを活用することを時代の趨勢といっても過言ではありません。


2.国における議会のインターネットの利用状況

 国においては、いち早く参議院が議会のホームページを試験的に運用しております。衆議院もこの春からホームページで情報提供を開始しました。

参議院:http://www.sangiin.go.jp/index.html
衆議院:http://www.shugiin.go.jp/index.html

 衆議院のホームページの内容
衆議院の案内 
衆議院議長のメッセージ 
国会について国会の地位
国会の組織
国会の権限
議員の地位
召集と会期
開会式
施政方針演説
本会議と委員会
議案の審議
両議院関係
国政調査
閉会中審査
請願
参議院の緊急集会
裁判官訴追委員会
国会施設案内国会議事堂
衆議院議場
委員室(第1委員室、第11委員室、第18委員室)
中央広間
御休所
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法制局(組織、職務内容)
国会関連リンク集 


3.都道府県議会のインターネット活用状況

 都道府県レベルでの議会広報でのインターネットの活用状況は、ほんの一部の都道県に限られております。
 議会の独自のホームページを持っている県は、埼玉県1県のみです。

 埼玉県議会のホームページの内容は、(埼玉県議会http://www.sphere.ad.jp/s-gikai/
議長あいさつ  
新着情報更新リストです。新しい情報にはここからリンクしています。 
県議会のあらまし県議会のしくみ県議会ではどのようなことをしているのでしょうか。ここで分かりやすく紹介します。
議案の流れ提出された議案が可決されるまでを紹介します。
傍聴本会議の傍聴についてお知らせします。
請願請願はみなさんの権利です。請願の方法についてお知らせします。
議員名簿各議員を選挙区別に紹介しています。 
委員会委員会の所管事項、委員名簿を委員会別に紹介しています。 
定例会の概要県議会で審議されたことを定例会ごとにお知らせします。<平成9年度> ・6月定例会

<平成8年度>



  • 6月定例会
  • 9月定例会
  • 12月定例会
  • 2月定例会

バーチャルツアー議事堂内を見学してみませんか。本会義場コースと資料室コースを用意しています。 
サロンアンケートみなさんのご意見をお待ちしています。ぜひ、ご協力ください。
メールサービス県議会の日程や、このホームページの更新情報などをメールでお知らせします。登録はこちらまで。
県議会クイズ景品が当たるクイズです。どしどしご応募ください。
広報紹介会議録、広報紙、テレビ定例会の模様をお届けしているものを紹介します。
リンク県内の市町村、県関連のホームページなどにリンクしています。  
ヘルプ  


なお、大分県議会のホームページがありますが、このホームページは、県議会の公式ホームページではなく、安部せいゆう議員が個人の立場で運営しているホームページのようです。氏のご努力には大いに敬意を表しますが、ホームページに運営主体が明記されておらず、公式な議会のホームページと誤解されているところもあるようです。紛らわしい公開の方法には疑問を感じます。

そのほか、独自のホームページは持たないまでも、知事部局のホームページ内に開設している議会があります。
秋田県議会:http://www.pref.akita.jp/bunrui/gikai.htm
神奈川県議会:http://www.pref.kanagawa.jp/gikai/gikai.htm
静岡県議会:http://www.pref.shizuoka.jp/gikai/
岐阜県議会:http://www.pref.gifu.jp/common/prefidx1/r19.htm
兵庫県議会:http://web.pref.hyogo.jp/kouhou/kengi/index.htm
三重県議会:http://www.pref.mie.jp/HOME/mind.htm
岡山県議会:http://www.pref.okayama.jp/syokyoku/gikai/gikai.htm
鳥取県議会:http://www.tottori-torc.or.jp/kokyo/gijiroku/
香川県議会:http://www.kagawa-net.or.jp/kagawaken/koho/9708/gikai.html

各議会の掲載内容の一覧は下記のような内容となっています。
 
議長挨拶


議会の仕組み


議会の構成


議員名簿・紹介


本会議日程


本会議審議経過


本会議議事録


委員会構成


委員会審議経過


委員会会議録


誓願・陳情の仕方


傍聴の申し込み方


議会広報の紹介


意見書・決議


情報公開の案内


リンク


読者からの意見箱


その他

 

埼玉県議会

















  



 

 

   

秋田県議会

          



  

    

神奈川県議会

    

     



       

静岡県議会



 

          

  

  

岐阜県議会

 

 

   

  



       

兵庫県議会

 

  

     

 

      

鳥取県議会

      

            

岡山県議会

 

 



     





      

香川県議会

                 

 


4.アメリカの議会ホームページの状況
アメリカ連邦議会:http://thomas.loc.gov/ 
アメリカ連邦議会上院:http://www.senate.gov/ 
アメリカ連邦議会下院:http://www.house.gov/
アメリカ連邦議会情報:http://www.loc.gov/

 アメリカの議会情報は、量と質は日本のそれを大きく凌駕しています。議案の作成過程からインターネット上に掲載されていることなど大いに驚かされます。アメリカ連邦議会情報(http://www.loc.gov/)などは、通常国会毎(例えば今年度は第105回国会になります)に膨大な量のホームページが造られていました。国会議員、全員がインターネットの電子メールアドレスを持ち、個人のホームページにリンクがはられています。議会の寄せられるメールの数やアクセスの数は想像を絶するものがあります。

 こうしたアメリカの議会ホームページと日本のホームページとの決定的な差は、2点に凝縮されると思われます。

 その第一は、インターネットホームページが議会情報の公開の場と位置づけられていることです。国民の税金で集められて議会での情報は全て国民に属する。この発想がホームページ全体に貫かれています。国防など一部の内容を除いて委員会、公聴会や審議会などの情報が掲載されています。その掲載のスピードも会合が開かれてから数日を経ずして掲載されています。衆議院や参議院が2〜3ヶ月程度を要しているのとは比べようもありません。さらに、そうした情報がデータベースとして整理されています。具体的にはサーチエンジンという検索プログラムに登録され、キーワードを入力することによって全文ないしは索引から検索が行われ、欲しい情報がすぐに手にはいるしシステムが確立しています。

 その第2点は、議員個人のホームページが充実していることです。議案の一つ一つに対する議員個人の意見が明確に記載され、賛否態度が明記されています。ここにもサーチエンジンが搭載され、読者は議員の個別問題に関する考え方について簡単に知ることが出来ます。議会のホームページと議員個人のホームページはリンクされていますので、簡単に行き来することができます。

 
5.茨城県議会のインターネットホームページに関する考え方

 以上のように国内とアメリカの議会ホームページに概要を踏まえた上で、茨城県議会のホームページのあり方をまとめてみました。

平成9年度中の運用開始を目指すこと。

 インターネットのような新しい媒体での議会公報では、試行錯誤は付きものだと思います。新聞やテレビ、ラジオなどの媒体と違ってその経費は割安です。議会広報委員会などの場で早急に検討を行い。平成9年度中に運用を開始すべきだと考えます。

 また、開設に当たっては、本来知事部局のインターネットホームページ(http://www.pref.ibaraki.jp/)とは独立したサーバーを設置し、運用することが望ましいと思います。しかし、現状では、知事部局の運営するサーバーが、容量や能力的に余裕もあることから、本格運用するまでの間はサーバーに同居することやむおえないと思います。


内容的には本会議議事録の掲載は大前提。委員会審議も各会派の了解のもと公開を前提に検討すること。

 議会のホームページは単なる広報媒体としての枠を越えて、新聞やラジオ・テレビ、議会広報紙では掲載できない内容を掲載することに本来の意味があると思います。本会議の議事録の全文掲載は議会のホームページの核心部分であると思います。さらに、委員会審議録の公開は、県議会の重要な意志決定の過程を県民に知らせることが出来ます。早急に各会派間で話し合いを持ち、委員会審議録の公開に踏み切りべきだと思います。

 茨城県議会のインターネット情報の内容としては、以下のような内容が最低限必要だと思います。

議長挨拶

議会の仕組み

議会の構成

議員名簿・議員紹介

議員の選挙区ならびに選挙の結果

本会議日程

本会議審議経過(議会公報の転載)

本会議議事録

(速報版と正式版とを用意し、速報版は1週間以内の掲載を行う。
本会議議事録は、平成6年12月の議員改選後の内容を掲載する)

委員会構成

委員会審議経過

委員会会議録

委員会視察の報告

誓願の審査経過

意見書・決議

誓願・陳情の仕方

傍聴の申し込み方

広報誌、ラジオ・テレビなどの議会広報の紹介

議会情報公開の案内

リンク

読者からの意見箱

その他

インターネットホームページにサーチエンジンを搭載し、県議会議事録データベースを構築すること。

 早急にインターネット上での情報提供を開始する必要性は前述したとおりです。同時に、議事録データベースの構築を行う必要があります。過去の県議会議事録を電子データ化することは、新議会庁舎移行に伴って是非とも実現したい課題です。

 他県においては、岡山県のホームページにはサーチエンジンが搭載されているため、議会のデータも検索が可能となっています。知事部局のホームページとの連携を図る中で、早急に導入を検討していく必要があると思います。

 いずれにしても、インターネットホームページの開設のよって茨城県議会がより県民に身近なものとなるよう、県議会広報委員会が主体となって、努力して行かなくればならないと思います。




このページは、茨城県議会井手よしひろの公式ホームページのアーカイブ(記録保管庫)の一部です。すでに最終更新から10年以上経過しており、現在の社会状況などと内容が一致しない場合があるかもしれません。その点をご了解下さい。

公的臍帯血バンク - 茨城県立こども病院小児科部長 医師 土田昌宏さんに聞く

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茨城県立こども病院小児科部長
医師 土田昌宏さん に聞く

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ide_qus茨城県内では、臍帯血移植の実績はありますか?

tutida_ans妊婦の胎盤とへその緒の中にある臍帯血を白血病の治療に使うことは大変有効な治療法です。現在、県内では臍帯血移植の実例はありませんが、母親の臍帯血を採取して保存しているケースは7例あります。ちょうど、今日の午前中に血液にも1件採血しましたので、臍帯血の保存は8例となりました。

ide_qus臍帯血移植が骨髄移植と比べて優れている点は何ですか?

tutida_ans臍帯血は大人の骨髄に比べて、俗な言い方をすれば、生きがいいというか、元気があるんです。
 つまり、増殖力が強い。骨髄移植では1000CC位必要なところ、臍帯血では100CC程度で済んでしまうのです。今まで、臍帯血の保管には多くの費用がかかるとされてきましたが、少ない量で治療効果が出ると言うことは費用の面でも白血病などの治療に光明が見いだされたわけです。

970815tutida また、白血球型(HTA)が少し異なっても移植できるという利点があります。HTAは6つの因子の組み合わせで出来ていますが、骨髄移植ではこの6つが全て会わないと拒否反応が起こり移植できません。しかし、臍帯血は、1つ、場合によっては2つ違っても移植できます。移植できる確率は、骨髄の場合が数十万分の一ですが、臍帯血では一桁違ってくると思われます。
 移植後に起きる拒否反応・植片対宿主病(GVHD)という症状も起こりにくいという利点もあります。
 臍帯血は、通常出産時に採取して、マイナス190度という超低温で保管しておきますので、患者さんが欲しいときにすぐその臍帯血を利用することが出来るのです。急性の白血病患者などに有効であり、現場の医師にとって、これは非常にありがたいことです。
 そして、なによりも提供者(ドナー)の負担が軽く、喜んで提供していただけることも大きな特徴です。

ide_qus臍帯血を使った治療はどのようにするのですか?

tutida_ans治療自体は骨髄移植と同じです。患者さんの白血球を一度少なくして、代わりに臍帯血から採った造血幹細胞を点滴のよって患者に注入します。一時的に、白血球が減少しますので、細菌や病気に対しての抵抗力が低下してしまいます。そこで、無菌室での治療が必要になります。 

ide_qus臍帯血は一度に採血できる量が、100CCから200CCと少量のため、大人の白血病などの治療には向かないと言われていますが、いかがでしょうか?患者さんに2人以上の臍帯血を移植することも可能ですか?

tutida_ans確かに、現状では50kg以下の患者さんへの治療が中心になっています。しかし、アメリカでは体重80kg以上の大人への移植も成功しているという事例が紹介されています。今後研究が進めば、臍帯血中の造血幹細胞を培養して、増やしてから移植できるようになればどんな患者さんへも移植できるようになると思います。ただ、2人以上の臍帯血をひとりの患者へ移植することは出来ません。


ide_qusお話を伺っていると、臍帯血移植は理想の治療法のように思えますが、欠点はないのですか?

tutida_ans骨髄移植に比べても、欠点は全く見あたりません。ただ、ある程度の数の臍帯血を確保し、データベース化するための費用や患者さんの費用負担などが課題となるでしょう。

ide_qus費用はどの程度かかると予想されますか?

tutida_ans現時点では、採取した臍帯血のHLAの検査費用が2万円程度。冷凍保存用の特殊バックや、凍害防止剤などが数千円、その他輸送費がかかります。マイナス190度で冷凍保存する設備やそのランニングコストが相当掛かると思われます。臍帯血の採血に当たる専門家や臍帯血移植のコーディネーターなどの人件費も必要になります。
 しかし、こうした費用は、骨髄移植の場合と比べても普及すればするほど割安になってきます。
 骨髄移植では、医療それ自体には保険が適用になりますが、提供者(ドナー)の入院費や保険料などの負担が100万から200万円掛かっているのが現実です。
 臍帯血移植に保険が適用できるようになれば、患者さんの負担は骨髄移植よりも軽くなる可能性があります。

ide_qus今後の臍帯血バンク実現の見通しはいかがでしょうか?

tutida_ans越えなくてはならないいくつかの課題がありますが、臍帯血治療の有効性から考えると必ず乗り越えられると確信しています。
 更に今すぐにでも、地域の中心的な医療機関が臍帯血の採血、保存を始めることが必要だと思います。各県の一つの病院が100人分の臍帯血を集めたとすると、全国では5000人分の臍帯血が集まることになります。5000人分の臍帯血からは数百人の白血病患者を救うことが出来ます。公的な臍帯血バンクは是非とも必要ですが、まずは、地域の医療機関を結ぶ臍帯血ネットワークのようなものを構築する必要があります。
 保険適用や血液事業への位置づけなど多くのみなさんの声を厚生省や議会に届けていかなくてはならないと思います。

 井手県議は、公明茨城県本部の貫井徹政策局長(取手市議)、田山知賀子女性局長(水戸市議)とともに、県立こども病院の小児科部長土田昌宏医師から、臍帯血移植に関する治療の最前線でのお話をお聞きしました。
 当初30分のアポイントで始まったレクチャーだったが、土田先生の病気治療にかける情熱に圧倒され、1時間にも及ぶ懇談となりました。
 大変なお忙しさの中、お時間をいただいた土田先生に深く感謝申し上げます。

 懇談日:97年8月12日  懇談場所:県立こども病院内

 この懇談の内容は、Web管理者が文章化し掲載しております。したがって、記載内容の一切の責任は、井手よしひろにあります。なお、転載等による責任は負いかねますのでご注意下さい。

このページは、茨城県議会井手よしひろの公式ホームページのアーカイブ(記録保管庫)の一部です。すでに最終更新から10年以上経過しており、現在の社会状況などと内容が一致しない場合があるかもしれません。その点をご了解下さい。

自己紹介
井手よしひろのプロフィール

井手よしひろです。
茨城県の県政情報、
地元のローカルな話題を
発信しています。
6期24年にわたり
茨城県議会議員を務めました。

http://y-ide.com
master@y-ide.com
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