茨城県警のとりまとめ・昨年の4倍
 11月末で茨城県警がとりまとめた「振り込め詐欺」の被害額が、4億2984万円に上っていることがわかりました。
 この内、「おれおれ詐欺」の被害が3億2518万円で、すでに昨年一年間(7849万円)の4倍を超えています。
 振り込め詐欺は、1.おれおれ詐欺、2.インターネットの利用料などを不正に請求する「架空請求詐欺」、3.多重債務者らに虚偽の融資話を持ちかけて保証金をだまし取る「融資保証金詐欺」の三種類に分類されます。
 おれおれ詐欺は、283件発生し、警察官になりすまして交通事故の示談金を請求する手口が121件と最も多く発生しました。子どもや孫を装い、けがをさせた相手の医療費や、妊娠した女性の中絶費用などをだまし取るケースも多く、被害額の最高は1400万円と高額に上りました。
 「振り込め詐欺」を防止するには、1.落ち着いて対応すること、2.事件や事故にあったとされる本人に必ず確認すること、3.必ず誰かに相談すること、の3点を確認することが大事です。相談する人がいないときは、ためらわずに110番通報をすることを県警では勧めています。
井手県議ら公明党県本部防止チラシ8万枚を作成・配布
 また、井手よしひろ県議ら公明党県本部でも、注意を喚起し被害の減少を図るため、チラシを10万枚作成し党員・支持者に配布することになりました。
<参考資料>おれおれ詐欺防止チラシ(B5判PDFファイル)