国土交通省は、2004年11月、「新たな地域名表示ナンバープレートの導入についての要綱」を発表して、地域振興や観光振興等の観点から、ナンバープレートの地域名表示を弾力化し、自動車検査登録事務所の有無にかかわらず、新たな地域名表示を認めることとしました。
 この方針の変更を受けて、つくば市では近隣の市町村に呼びかけ、ひらがなの「つくば」ナンバーの実現を進めています。
 「つくば」ナンバーの導入に関しては、当初から「つくば市、下妻市、水海道市、岩井市、守谷市、谷和原村、伊奈町、八千代町、千代川村、石下町、猿島町」が手を上げ、すでに住民へのアンケート調査を実施しています。さらに、「古河市、下館市、結城市、岩瀬町、関城町、明野町、真壁町、協和町、総和町、五霞町、三和町、境町」が名乗りを上げ、合計で24市町村が「つくば」ナンバーを希望しています。
 現在、岩瀬町は「水戸」ナンバー、他の23市町村は「土浦」ナンバーを使っています。24市町村の登録自動車数は約51万5000台で、全車が登録変更すると、「土浦」の登録台数の87万台が大幅に減り、「つくば」ナンバーの登録台数と逆転することになります。
 「土浦」ナンバーは若者に人気が薄いこともあり、親しみやすく、未来性も感じられる「つくば」導入に、期待が高まっています。
参考:記事より「ご当地ナンバー」検索