議会議員の定数を定める条例について
田山ふみおの境町通信(2005/3/16)
 本日、議会最終日に『境町議会議員の定数を定める条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例案』が提出されました。
 これは、付則中、『この条例の施行の日以降の一般選挙から適用する。』を『任期満了に伴う次回の一般選挙から適用する。』に改めるものです。
 採決の結果、賛成9名、反対8名で賛成多数で可決をされました。
 この条例は、議員定数を平成19年の任期までの期間は、議会解散があっても、定数20名のままで行うというものです。
 私としては、昨年9月に議員定数を、20名から14名に改正したにもかかわらず、住民から解散請求の署名が出されているこの時期に、条例を改正するという事は、益々、議会に対して住民の信頼を失うと判断をし、反対の立場をとりました。
 住民の声を無視するような不条理な条例であると考えます。

 境町議会が迷走しています。町議会の最終日に、9名の議員から「境町議会議員の定数を定める条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例案」が緊急上程され、賛成多数で可決されました。
 この条例改正により、いったん20名から14名に削減された町議会定数は、平成19年までは20人のままに据え置かれるというものです。
 その提案理由は、「議会の公式会議において、元議会議員の証言で、議員定数は14名より20名の方が行政の見逃しも無く、住民の声がより多く町政に反映できるので良いとの証言ををはじめ住民要望もあり付則を改正するものである」(下線部は管理者のタイプミスではなく、原文の誤字です)とあります。元議員の証言ひとつで議会の定数が簡単に、変更されて良いものなのでしょうか。行財政改革のために、議会自らが定数の削減を謳った昨年9月の議員定数改正の精神はどこに行ったのでしょうか。
 現在進んでいる議会リコール運動への対抗策とも思える、この定数条例の再改正に疑問の声が上がっています。
Sankei Web 地方版:茨城(2005/03/17 18:06)
境町議会 定数削減“先延ばし”
解散請求に対抗 混乱の中、条例改正
 境町議会が、議員定数をめぐり紛糾している。同議会は昨年9月、定数20を14に削減し、適用を次回選挙からと決めた。次回選挙は平成19年9月のため2年半は全議員が“安泰”のはずだったが、早期の定数減で財政支出を削減したい住民団体が議会解散を請求。これに対し議会側は3月16日、適用時期を先延ばしする条例改正を可決という逆襲に出た。対立はなお深まり、議場には怒号が飛び交っている。
 境町議会は16日、議員定数を20から14に削減する議員定数条例の適用日を「施行日以降」から「(現議員の)任期満了に伴う一般選挙から」に変更する改正案を可決した。これで出直し選挙が行われても定数は20のままとなる。
 同町は昨年9月、町長と助役、収入役、教育長の報酬を30〜20%、議員報酬を10%削減した。議員定数も20から14に削減したが、「施行日以降の一般選挙から適用」としたため、解散がなければ19年9月の任期満了まで全議員が身分を保証されるはずだった。
 だが、「さかいまち議会を解散させる会」(栗原利雄代表)が解散を求め有権者の三分の一を超す署名を集めたことで状況は一転。解散機運が高まった。解散すれば選挙は定数14で行われる。
 このため、一部議員が出直し選挙でも定数20を守ろうと、適用日を変更する“奇策”を提案。稲葉穆議員が「14よりも20の方が行政の見逃しもなく、住民の声がより町政に反映できる」と提案し、賛成9、反対8の小差で16日に可決された。住民団体が見守る傍聴席からは「ふざけるな」と罵声(ばせい)が飛んだ。
 議会を解散しなけば定数20はあと約2年半、解散した場合は四年間続き、解散請求の効果は薄れる。解散決議案は議題とされなかった。
 このため解散に賛同する中村治雄副議長が「中立を保てない」と副議長を辞職。さらに傍聴者が議員控室に“乱入”し、議員と口論するなど、議場は混乱が続いた。
 栗原代表は「定数が20になっても議会解散に追い込む」と次の一手を思案している。