第13回世界地方都市十字路会議の概要が決まり発表されました。
 地方都市十字路会議は、国内外の地方都市が一堂に会し、地域の活性化をめざし、知恵や経験を出し合い意見交換を行い、地方都市間の交流の契機とするものです。
 今年は日立鉱山100周年の年に当たり、日立市では「工業都市とまちづくり」をテーマに会議を行う予定です。予算額は、2000万円。日立市が1500万円を、県が500万円を負担します。国(国土交通省)は、招待市町村の選定や交渉、交通費や謝金等を負担します。
 海外招待都市は、バーミングハム市、チャタヌーガ市、ニューラナーク村、浦項市の4都市、国内からは水俣市が決定しました。
 会議では、各招待都市によるまちづくりの事例紹介や共通の課題へのパネルディスカッションなどが行われます。
第13回世界地方都市十字路会議の概要
1.テーマ:工業都市とまちづくり
2.開催日:平成17年10月7日(金)から9日(日)
3.開催場所:日立市
4.招待予定都市
●バーミングハム市(米)=鉄鋼業の町から、医療産業、高度先端技術産業の町へ再生
●チャタヌーガ市(米)=工業都市からウォーターフロントを活用した観光都市として再生
●ニューラナーク村(スコットランド)=紡績産業集積地から産業観光地へ再生(村全体が世界遺産に指定)
●浦項市(韓国)=製鉄業の世界的拠点都市
●水俣市(熊本県)=チッソの城下町。公害の町から環境学習の拠点に