1996年08月

1996年8月の記録

環境商工委員会県内調査

O157に関する緊急申し入れを橋本県知事に提出

NTTインターネットフェア視察
取手市で幼児のO157患者が報告される
   
   
羽田元首相時局後援会阿見町,取手市,河内町羽田元首相に同行 
首都機能移転特別委員会県外視察
  
首都機能移転特別委員会県外視察
  
福祉衛生員会
福祉衛生員会(O157関連特別委員会)


県北生涯学習センター誘致を知事に陳情

ダイオキシン対策についてヒアリング
 
 日製日立工場夏祭りに参加 
 福島県庁を訪れヒアリング

(福島県医務福祉課・高齢保健福祉課)
 
10 実家・水戸で食事会 
11 自宅事務所を大掃除 
12 新盆宅へのご挨拶 
13「花樹の会」フラワーポット移動ボランティア

お 盆
県北ガンセンター陳情打ち合わせ

新盆宅へのご挨拶
 
14お 盆新盆宅へのご挨拶 
15お 盆新盆宅へのご挨拶 
16 日立電鉄をカメラを持って小旅行 
17   
18   
19栃木県庁ヒアリング

県出資団体調査委員会
栃木県庁でヒアリング

総務部人事課・保健福祉部・生活環境部
 
20一般質問に関するヒアリング

消防防災課・医事課・高齢福祉課
消防防災課:携帯電話からの119番通報について要望

医事課:県北地域ガンセンターについて

高齢福祉課:高齢者憲章についてヒアリング
 
21一般質問に関するヒアリング

連合茨城・NTTドコモ
連合茨城:高齢者の生きがい対策について

NTTドコモ:携帯電話の普及状況と119番通報の現状について聴取

教育庁企画課:中教審答申と情報教育についてヒアリング
 
22県出資団体調査委員会
 公明本部のHPが正式公開
23公明県本部議員総会新進党神崎総務会長を迎えて講演

消費税率値上げ反対闘争本部を結成
 
24 一般質問準備 
25 一般質問準備

在宅介護のアンケートを集計・分析
 
26介護保険に関する勉強会
介護保険に関する勉強会

衛生部:O157対策について聴取
 
27 猿島郡県民懇談会出席 
28茨城県高度情報化推進協議会が設立総会総務部:情報公開と行政改革について要望

9月議案内示会

衛生部:O157対策の恒常的対策について聴取
 
29総務企画員会県内調査
県本部で消費税率値上げ反対運動について協議 
30総務部:行政改革と情報公開について聴取  
31南極観測船「しらせ」日立港寄港  





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県北地域の水不足深刻:渇水対策を追う

日立市の渇水対策
日立市の水道は、久慈川からの取水に全面的に依存している。日立市は久慈川の最下流に位置しながら、流域で最大の人ロを抱える。その取水ロは、河ロから6.2キロ上流の常陸太田市下士木内町にあるため、海水のそ上によって水質の塩分濃度が上がり、取水制限に追い込まれる。4月から8月までに3度も、取水ロへの塩分そ上を防ぐための防潮フェンスを設置した。

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久慈川の防潮フェンス


 水需要の高い夏場、日立市では日量8〜9万トンが使用される。市内唯一の森山浄水場は日量10万3000トンの浄水能力があるが、施設の老朽化が進んでいる。

 十王ダムを水源とし、完成時には日量2万8960トンを処理する日立十王共同浄水場の建設が計画され、北部の共同浄水場と南部の森山浄水場からの二本立てで水道水の安定供給を図る予定がある。

 しかし、日立の人ロは20万人を割り込み、景気低迷で水需要の大幅増加は期待できない。

 日立十王共同浄水場建設にともなう費用負担は約70億円。これを25年間のうちに、市民の水道料金で返済しなければならない。

 日立市の水道事業は困難な道を歩まなくてはならない。

花貫ダムの「操作基準」を見直し
 一方、県北の渇水状況も深刻である。三度に及ぶ取水制限に追い込まれた花貫ダムは8月23日、過去最低の貯水率1%を記録した。その後の降雨で19.2%まで回復、危機状況からは脱した。しかし、8/31現在でも農工業用水は45%の取水制限が続く。

 花貫ダムの貯水を受けて高萩市内を横断する花貫川からは、8つの企業が工業用水を取水している。日本加工製紙高萩工場では、不安定な操業が2月上旬から7カ月も続いている。加工製紙では、チップから紙の完成品までを一貫製造しているが、製品の一部は他社から購入した中間製品のパルプを基に製造せざるを得ないのが状況に陥っている。

 農業関係では、8月中旬に稲作農家の一部に影響が出た。水不足で水田にひび割れが出来、川から直接ポンプアップをして急場をしのいだ場所もあった。

 県久慈水系ダム建設事務所の説明によると、今回の渇水には2つの要因があるという。

 第一の要因は雨不足。高萩市は毎年のように水害に悩まされる雨に恵まれた地域。しかし、昨年秋から小雨に悩まされ、平年の半分程度しか降っていない。地下水にも影響が出始め、水道に切り替える家庭が増えている。

 二番目の要因は、下流城での水需要が非常に大きいこと。周辺のダムに比べ倍の水利権が設定されているという。したがって、ほかのダムよりも放流量が多く、そのために、貯水率が低下する。

 ダムの運用を定めた「操作基準」によると、花貫ダムは最大200万トンの貯水能力を有するが、その3分の1の57万トンにとどめることになっている。

 洪水防止を眼目に、貯水量を抑えたために、渇水時の利水対策に弱点があったわけである。

 今回の渇水を契機に、県は本年度、貯水量を2倍に増やすため操作基準の見直しを開始した。ダム建設から23年が経過、河川改修がかなり進行したこともあり、渇水対策を含めた利水面に重点を移した「操作基準」を2年先を目処に策定する。




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茨城県のダイオキシン対策 - 竜ヶ崎地方塵芥処理場の現地調査記録

井手県議ダイオキシンの排出が懸念される
竜ヶ崎地方塵芥処理施設を調査


ryusaki0 平成8年7月29日、井手よしひろ県議は竜ヶ崎地方塵芥処理組合を訪れ、老朽化したゴミ焼却場(城取清掃工場)の現状を現地調査した。

 処理組合の池野辺和男場長、宮本弘次長より経過と現状についての説明を受け、処理工場を視察した。この城取工場が稼働したのは1971年、今年で25年を迎える。竜ケ崎市、牛久市、利根町、河内町の2市2町が共同で設立した竜ケ崎地方塵芥処理組合(管理者、海老原龍生・竜ケ崎市長)が運営している。

 工場が設立された当時の4市町の人口は約56500人。ごみの排出量は一日約36トンで、日量60トン(8時間稼働で15トン処理可能の焼却炉が4機設置された)の処理能力を持つ同工場で十分に対応できた。

 しかし、その後で4市町の人口は約17万人と約3倍に膨れ上がった。

 ゴミ量は約4.5倍の160にまで増大した。

 6年前には、1日8時間稼働から16時間稼働に処理体制を強化した。それでも、毎日10〜20トンを民間業者の委託処理としていた。

 しかし、施設の老朽化と稼働時間の延長により近くの住民よりの排煙の苦情が相次ぎ、この春、稼働時間を8時間に戻した。  処理が間に合わないごみは、一日約70トン。外部委託し、県外の工場で処理している。

 県内でも最も古い施設のため、「排煙にダイオキシンが含まれているのではないか」との不安が周辺住民に高まっている。

ryusaki 城取工場のそばに住む新利根町の野友惣平さん(81)も長年、工場の排煙に悩まされてきた。野友さんが代表を務める「新利根町ゴミ公害排除期成会」は、同町上根本と下根本の住民を対象に、がんで亡くなった人を調べた。工場の周囲1kmほどの地域では、過去10年間に死んだ57人のうち、25人ががんが原因という。がんの占める死因の割合は全国平均の2倍以上の高さだった。

 工場から1キロほど離れた竜ケ崎市塗戸町のに住む野口徳さん(64)は、二月に肺がんの手術をしたばかり、農作業にもマスクをして臨むという。野口さんは「竜ケ崎市自然と環境を守る会」をつくり、環境保護の運動を進めている。

 この野友さんと野口さんらは、3月から摂南大学薬学部の宮田秀明教授らの協力で、周辺住民の血液と工場周辺の土壌のダイオキシン類含有量を調べている。

 4市町ではすでに90年、竜ケ崎市と牛久市が単独で、利根町と河内町が共同で、計3つの清掃工場の建設を目指すことを決めた。利根町と河内町は91年に、利根河内塵芥処理組合(管理者、若泉隆志・利根町長)を設立した。だが、用地確保ができず、建設計画はとん挫した。財政事情の点でも広域事業を再検討し始めていた。

ryusaki2 こうした折、竜ケ崎市が市内に土地を確保できたことで、利根町と河内町は竜ヶ崎市と共同で工場を建設することを決めた。各議会の議決後、利根河内塵芥処理組合は解散、竜ケ崎地方塵芥処理組合に再加入した。

 竜ヶ崎地方塵芥処理組合では、平成12年の完成を目指し、新たな工場の計画設計を急いでいる。

 一方、単独で清掃工場を建設することになった牛久市は、新工場を市内奥原地区で96年度中に着工、1999年4月の稼働を目指している。

 牛久市は新清掃工場の公害対策として、排煙に含まれる有毒物質ダイオキシン類の排出量を、1立方メートル当たり0.1ナノグラム(10億分の1グラム)以下に抑える厳しい基準を設定した。

 厚生省のガイドラインは0.5ナノグラムだが、ダイオキシンの有害性が全国的に注目され、国でも規制値を強める方向であることを考慮した結果であった。

 新清掃工場の建設業者の指名入札は7月19日に4社が参加して行われ、三菱重工業が落札、市と27億5300百万円で契約した。

 新工場は1日16時間の稼働で45トン焼却できる炉を三基備える(1日当たりの合計処理能力135トン)。高温で熱した砂にごみを混ぜて焼却する流動床方式を取り、排煙に含まれる有害物質は、バグフィルターと触媒塔の二重構造で除去する。牛久市は三菱重工業に、ダイオキシン類の排出量を0.1ナノグラム以下にすることを保証させた。

 ダイオキシンの排出基準については、現在厚生省が策定中でる。また、それに先立ちごみ処理工場のダイオキシン排出量の調査が今年いっぱいを目処に進行中である。

 一刻も早い基準作りとそれに伴う施設の改善が必要である。また、施設の改善、新設に伴う自治体の財政的負担に対して、国・県の万全の補助体制の整備が求められている。

県が周辺地域のダイオキシン調査を予算化

 県は、井手県議らの要望を受け、平成8年度9月補正予算に,竜ヶ崎塵芥処理場周辺の大気、土壌、井戸水中のダイオキシンの調査を盛り込んだ。

 周辺住民の不安解消に向け,一歩が踏み出された。

関連事項へのリンク(ダイオキシンについて)




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日立のボランティアが全国紙で紹介される 向日葵の花に平和を託す:花樹の会

[96言の葉紀行]向日葵 茨城・日立市
1996/8/16大阪読売夕刊よりの転載
花樹の会会長・古田土勇さんが紹介されました
himawari

 ◆焦土に乾く心 希望くれた一輪 反戦語り継げ◆

 とりわけ長く深い祈りが列島を覆った戦後五十年の八月十五日が過ぎた、その夏の果て、茨城県日立市の街を黄色に染め上げた向日葵(ひまわり)の花心から一粒一粒、種を採りながら、古田土勇さん(64)は呟(つぶや)いた。

 「終わったんじゃない、これから始めるんだ」

 鹿島灘に面した日立市は、敗戦の年の六月十日、軍需施設だった日立製作所が狙われ、一トン爆弾五百発を浴びた。七月には艦砲射撃を受け、二日後には焼夷弾(しょういだん)。三度の攻撃で、街は七割が灰となり、千三百五十人の命が散った。

 旧制日立中の一年、十三歳だった古田土さんは、海で泳ぎ、山で戦争ごっこに明け暮れた同級生の関山君と小沢君を失った。野辺の送りもできなかった。父が勤めていた日立の社宅も焼け落ちた。父と工場に通い、犠牲になった六百人の遺体を運び出し、一体一体、校庭に並べた。初めて黒焦げの亡骸(なきがら)に触れた。おびただしい死が感覚を麻痺(まひ)させた。  

 「流す涙さえなかった。それが心底哀(かな)しかった」

 霞ヶ浦の海軍航空隊の七つボタンに憧(あこが)れた少年の心に、「無常」が澱(おり)となって残った。

 戦後、中学教師の職を得た。六月十日には授業を割き、死の重みと生のはかなさを話して聞かせた。だが、時の流れは過酷だ。子供たちに伝わらない歯がゆさ、話し尽くせない自身へのもどかしさを覚えた。

 校長で退職し、公民館長に就いた三年前の春、街に桜を植樹するグループ「花樹の会」の会長に請われた。一昨年の暮れ、会の集まりで、戦後五十年の年に自分たちにできることは何かと、みなで自問した。古田土さんが切り出した。

 「祖母に連れられて毎日、焼け野原に立ちました。食いたかったら、生きて行きたかったら畑を耕せと言われ、まだ熱が残る焦土に鍬(くわ)を振るいました。そこに向日葵が咲いていたのです。大人より背丈の高いのが、あちこちでたくましく、毅(き)然と立っていました。鮮烈でした。自分も這(は)い上がらなければと思いました。勇気を与えてくれた花なのです」

 同い年の河合雄さんも、疎開先へ急ぐ山道に咲き誇っていた向日葵の生命力が忘れられない、と言った。あの夏のように向日葵を咲かそう。会員七十人の総意で決めた。二十万人市民の一人ひとりに届けられたら。二十万本の花づくりが始まった。

 会員で、造園業の林功生さん(57)の敷地が苗作りの拠点になった。八月十五日に照準を合わせ、六月半ばに一斉に種をまいた。茎が十センチほどに伸びた七月一日、五万本の苗を市民に配り、十一万本は公園や街路沿いに植え、四万本分の種は、市内二十三校一万三千人の小学生に託した。

 駅前にある銀座通商店街で洋装店を開く、野口みよ子さん(66)は、店先で十鉢、五十本を育てた。

 艦砲射撃の夜は、看護婦として勤め出したばかりの病院の寮で迎えた。部屋で震えながら布団にくるまって、明け方の光の中で見たものは、首を、手足をもがれた四、五人の変わり果てた姿。飢えをしのぐため向日葵の種を、一粒一粒かみしめて一緒に食べた先輩たちだった。戦場となった病院で、爆弾の破片が全身に突き刺さった痛みに耐えかね、白衣のすそをつかんで、「殺してくれ」と叫ぶ人たちも見た。「施すすべを持てなかった自分が悔しかった」。十五歳の少女の心に、無力感が広がった。

 「つらくても、胸に刻み続けなければ」。野口さんは逝った仲間たちの顔を浮かべながら、いとおしむように鉢に水をやった。

 戦後五十年のあの日が近づくにつれ、古田土さんも河合さんも林さんも、向日葵の夢を見た。願いをかなえるように、二十万本はそろって、民家の庭先で、日立の工場の寮で、市街を見下ろす神峰公園で、校庭で、そして、道端でいちどきに満開となった。「水戸の白梅、日立の桜」。春、ピンクに染まる街は八月十五日、黄一色に埋まった。

 「何もかも失ったときに、一輪の向日葵が希望の太陽のように見えた」「花がこれほど美しいものかと気づいた日が、あの日だった」。父母から子へ、祖父母から孫へ、その夏、戦争が日立の街のあちこちで語られた。花樹の会には、「今度は、種から育てたい」と申し出が相次いだ。

 「言葉は人の心を通り過ぎてしまうかもしれない。でも、花は心の中に生き続けていくのですね」

hima2言葉に勝る力を花は持っているのだと古田土さんたちは知らされた。五十年の節目のためのものだけで終えてはいけない。植え続けることが、戦争を人々の記憶にとどめさせることになるのではないか。五十年後から始めるんだ。向日葵に託して伝えよう。そう、思った。(写真は、駅前広場での花樹の会)


 五十二年目の夏が巡ってきて、会員たちが新たに育てた五百本の苗、道端にこぼれた種、民家で穫(と)られた種が、去年にも負けない大輪の花をつけた。

 戦争体験者と、若い世代をつなぐように、向日葵は途切れることなく、日立の街に咲き続ける。

             
 《季わーど》向日葵
 キク科の一年草で、北米産。花の直径四十センチ、丈三メートル以上のものもあり、種子から食用油がとれる。南仏やユーゴスラビアの向日葵畑が有名。日本には江戸時代初期に渡来。別名、日車、日輪草。太陽の動きに合わせて花が回るという説が名前の由来だが、実際は他の植物と同じく光線の強い方向へ向くだけ。
 ゴッホの連作やソフィア・ローレン主演の映画にみられるよう芸術のモチーフとしても愛され、日本でも「向日葵は金の油を身にあびてゆらりと高し日のちひささよ」(前田夕暮)、「向日葵の大声で立つ枯れて尚」(秋元不死男)など、多く詠まれている。

 受け継がれた向日葵が、街角で戦争を問いかける

以上 文・持丸 直子




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県北生涯学習センターの誘致を陳情

gakusyu 平成8年8月7日、井手県議は、日立選出の県会議員、飯山日立市長とともに、県北生涯学習センターの誘致を求めて、橋本知事に陳情を行った。
 地元選出の県会議員が揃って陳情活動を行ったのは、非常にまれなことであり、誘致への日立市民の熱意を強くアピールできた。





陳 情 書


茨城県知事 橋本 昌 殿

県北地区生涯学習センターの建設について(陳情)

 生涯学習社会に対応し、県北一円の県民と関係自治体が生涯学習をとおしてまちづくりに大きく寄与する、さまざまな生涯学習の機能を備えた、県北地区生涯学習センターを、県北の広域的中核都市である日立巾に建設されますよう、日立市選挙区選出の茨城県議会議員の連名をもって陳情いたします。

県北地区生涯学習センター建設誘致の背景

高齢化、国際化、高度情報化など社会情勢の変化とともに、人々の学習要求の多様化、高度化という新しい状況の出現を背景として、今、全国的に生涯学習への関心や意欲が高まり、臨時教育審議会の最終答申の動きと合わせて、国、県、市町村でも、住民の多様な生涯学習ニーズに対応すべく、生涯学習推進計画の策定や推進組織の発足など、生涯学習の醸成、整備が進められています。
日立市においては、昭和61年から2年間にわたり、市民を中心とする「ひたち生き生き21生涯学習市民会議」が、生涯学習推進計画「ひたち生き生き百年塾プラン」を策定しました。
日立市ではこの提言を受けて、官民一体型の「ひたち生き生き百年塾推進本部」を発足し、市民の視点、ニーズ、企画立案を活かし、北茨城、高萩、十王における生涯学習との積極的な交流を図りながら、全国の生涯学習をリードする「百年塾運動」を広域的に推進しています。
労働時間の短縮、学校週五日制など余暇型の社会に入りつつある現在、地域社会も大きく変化している中、「県北地区生涯学習センター」の整備は、生涯学習を推進するために必要不可欠の条件であります。
新たに、県北地域をカバーする生涯学習推進拠点施設を設置することにより、生涯学習の情報交流、学習機会の創出、相談体制の整備、指導者の養成などが促進され、県、市町村、大学・短大などの高等教育機関、専門学校や民間学習機関までも組み込んだ生涯学習のシステムづくりが大幅に進ちょくし、県北地域の生涯学習のネットワークが完成するものと期待されています。

以上のような状況を勘案され、県北地域の生涯学習の中核となる「県北地区生涯学習センター」を日立市に建設されますよう日立市選挙区選出の茨城県議会議員五名の連名で陳情いたします。

   平成8年8月7日

  茨城県議会議員 岡部 英男

  茨城県議会議員 鈴木 正義

  茨城県議会議員 今橋 孝行

  茨城県議会議員 長谷川 修平

  茨城県議会議員 井手 義弘





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猛毒・ダイオキシン対策を強化せよ!

猛毒・ダイオキシン対策を強化せよ!
井手県議ダイオキシンの排出が懸念される
竜ヶ崎地方塵芥処理施設を調査



県が周辺地域のダイオキシン調査を予算化
 県は、井手県議らの要望を受け、平成8年度9月補正予算に,ダイオキシンの排出が懸念されている竜ヶ崎塵芥処理場周辺の大気、土壌、井戸水の調査費を盛り込んだ。

 周辺住民の不安解消に向け,一歩が踏み出された。

主な発生源はごみ焼却施設
 がんや奇形の原因となる猛毒物質のダイオキシン汚染が今、大きな問題となっている。主要な発生源は、ごみ焼却施設などとされる。

 欧米諸国では、80年代後半から90年代前半までに厳しい規制措置を講じて対策に乗り出しているが、内外の専門家からは日本の対応の甘さ、立ち遅れが指摘されている。

 1995年11月に入って、ようやく厚生省が重い腰を上げ、研究班を設置して規制値や対策づくりなどに乗り出した。しかし、水面下では「タテ割り行政」の弊害とも言える、環境庁との縄張り争いも見え隠れしている。
   猛毒物質・ダイオキシンは、有機物と塩素が数百度の高温にさらされることによって発生する。

 現在、主な発生源とされているのが、ごみ焼却場だが、プラスチック類を含んだ都市ごみや医療廃棄物などがごみ焼却場で燃やされると、猛毒のダイオキシンが微粒子や気体となって大気中に放出されることになる。

 また、回収した金属の再生工場や、金属や鉄鉱石を焼き固めて加工する製錬所、パルプを塩素化合物で漂白する製紙工場、生ごみのたい肥づくり等によって発生することも確認されている。

 さらに、雲仙・普賢岳の火山灰からも検出された。これは毒性のほとんどない種類だが、後で毒性の強いものに変化する可能性もはらんでいるという。

 こうして発生したダイオキシンは、自然界の中ではほとんど分解されず、飲食物や呼吸などを通じて、徐々に人体に蓄積されていく。食べ物の中でも、魚介類のダイオキシンの蓄積濃度が高いとされ、比較的魚介類をよく食べる日本人は汚染度が高いという学説もある。

 体に入ったダイオキシンの大半は体外に排せつされるが、油に溶けやすいために、その一部が脂肪組織などに蓄積されることになる。

 しかし、どういう化学反応で生成されるのかは、いまだに明らかになっていない。専門家の間では、発生源そのものが、全体の半分も特定されていないという。

 これまでの調査・研究では、体内に取り込まれた際の毒性のメカニズムもはっきりしていないが、毒性のある化学物質が体内に入ると、排出を促す酵素の働きが強まり、ホルモンが壊れることが判明している。これが繰り返されると、胎児奇形やがんの誘発、免疫力の低下を招くというのが有力な見方になっている。

 米国環境保護局(EPA)は、「ダイオキシンの発がん性は動物実験で確認されており、人間にもその可能性がある」と報告している。

 一方、愛媛大学農学部の脇本教授らの研究グループでは昨年、愛媛・松山市内でダイオキシンを観測し、1平方メートルに年間平均3.3ナノグラム(1ナノグラムは十億分の一グラム)の割合で地表に降下していることを解明した。

 検出したダイオキシンを分析したところ、「燃焼」によって生成されたことが判明。同教授は、ごみ焼却場が発生源との見方を強める一方、国内全体で年間1.3〜1.4kgのダイオキシンが降り注いでいると試算している。

基準強化し、排出抑制急げ
 ダイオキシンの人体への影響を抑えるため、欧米諸国では早くから厳格な規制を施している。

 例えば、世界保健機構(WHO)欧州地域事務局は1990年に、人体への摂取許容限度を示す「耐用1日摂取量」(TDI)を10ピコグラム(体重1kg当たり、1ピコグラムは一兆分の一グラム)に設定するよう勧告。これを受けて、英国、オランダ、スイスなどがこの数値を採用した。米国では、環境保護局(EPA)が1994年9月に、0.01ピコグラムとするよう提案している。

 これに先立ち、スウェーデン、デンマークはTDIを0〜5ピコグラム、1週間の耐用摂取限度(TWI)を0〜35ピコグラムと、さらに厳しい基準を設置。いち早くTDIを導入したドイツは、そのほかに目標値として1ピコグラムを定めるなど徹底した規制に乗り出している。さらに、最大の発生源とされる焼却炉対策でも、欧州諸国は年々規制を強めてきている。

 <注:TDIとは、「生涯摂取し続けても、1日当たりこの量であれば健康への影響は受容できると判断される数値」>

 一方、これまでの日本の対応はどうだったか。 国内には民間を含め、約2000カ所のごみ焼却施設があると言われるが、1983年、ごみ焼却灰からダイオキシンが検出されて社会問題に発展。同年、厚生省は1日の許容摂取量を、体重1kg当たり100ピコグラムと決め、1990年には、ごみ焼却施設等からの発生を抑えるために技術指針をまとめた。

 ところが、この指針は、最も規制しなければならない既設の焼却施設や産廃処理場を対象外としてしまった。新設の焼却炉についても、「排煙1立方メートル当たり500ピコグラム以下に抑える」という甘さ。法的拘束力もない。

 1日の許容摂取量は、欧米に比べて十分の一以下の緩い数値にとどまっており、市民団体等からは、「ごみ処理を円滑にするための数字」と批判を浴びてきた。

 また、先の通常国会の衆院環境委員会で新進党の大野由利子さんが指摘したように、これまで国や自治体がごみ焼却炉のダイオキシン排出量を調査しているが、地域も限られ、データも公表されていないのが実態だ。

 同国会で成立した改正大気汚染防止法について大野さんは、「ダイオキシンが規制項目に入っていない」と、政府の手ぬるい対応を追及。同法に、有害大気汚染物質に関する環境基準の設定、健康への影響評価を早急に進めるなど、五項目の付帯決議を盛り込ませた経緯がある。

 激しい批判の中で、厚生省は1995年11月にようやく研究班を設置。1996年6月28日には中間報告を出し、TDIを欧州と同レベルの「10ピコグラムとする」ことを提案、遅ればせながら全国のごみ焼却施設の排出量調査にも乗り出した。ところが、環境庁でも、全く別個に化学物質の人体被害防止策を求める報告書を発表しており、「二通りの許容基準が出るのでは」と懸念の声が出ている。

 事は人体に直接影響を及ぼす最重要課題である。政府の強いリーダーシップによって、適正な基準値を一日も早く設置するとともに、徹底した調査によって、基準値を超えた施設等については排出を制限する厳格な運用が強く求められる。

 その場合、排煙から有害ガスやすず等を除去する最新装置を有している施設は全体の五分の一、400カ所にすぎないという現状にどう対処するのか。財政的に余裕のない中小自治体の焼却施設には国、県レベルが責任を持って無害化装置を整備すべきではないのか。また、ダイオキシンの原料となるプラスチック製品のリサイクルをどう徹底させていくのか。

 「実害が出なければ着手しない」という後手後手の対応、旧来の手法はもう許されない。

   
ダイオキシンとは、
 正式名は、ポリ塩化ジベンゾダイオキシン。毒性を持つ有機塩素系化合物で、分子構造から75種類に分類できるが、最も毒性の強いものは、2・3・7・8―四塩化ダイオキシン。ベトナム戦争で米軍が使用した枯れ葉剤にも含まれており、散布された地域で多くの流産や胎児奇形が発生し、注目を集めた。ベトナムでは、いまだに死産や奇形児が生まれる割合が高いという。類似した毒性を持つポリ塩化ジベンゾフランや、カネミ油症事件の原因と見られるコプラナーPCB(ポリ塩化ビフェニール=PCB=の一種)もダイオキシン類と総称される。

 『地球規模で広がる汚染』ダイオキシンの発生源は先進国に集中しているが、既に北極や南極など地球規模で汚染が広がっていることが、国際会議等で公表されている。

 これらの実態が明らかになったのは、ノルウェー国立大気研究所のオーメ教授らの調査・研究による。同調査は、北極圏のグリーンランド海域にすむアザラシ十頭の皮下脂肪を取って調べ、すべてからダイオキシン類を検出。最も毒性の強い2・3・7・8―四塩化ダイオキシンに換算して、脂肪1g中に平均38.35ピコグラムになったという。

 南極圏では、オットセイ11頭を調べたところ、同換算値で平均6.81ピコグラムが検出されたが、北極圏より汚染濃度は低かった。これは、南半球に先進工業国が少ないことや大気や海流の流れが北極圏と異なるためとみられる。

 極地汚染に詳しい学者らによると先進国で排出されたダイオキシン類は、北極あるいは南極上空に風で運ばれる。低温にさらされると大気中の粒子に付着して固まり、地表に降下しやすくなるという。

関連事項へのリンク(竜ヶ崎地方塵芥処理場の調査記録)




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茨城県が病原大腸菌O157対策会議を開催

8/1:茨城県が病原大腸菌O157対策会議を開催

 8/1、全国に拡大している「病原性大腸菌O157」に対応するため、「茨城県病原大腸菌0157対策会議」を設置した。
 対策会議は、石川哲夫県衛生部長が議長を務め、庁内の関係課の課長、地方総合事務所の次長、教育庁関係者、県警関係者などの行政関係者と、大学教授、医師会の代表、県立病院の関係者などの専門委員会とによって構成されている。

 第1回の対策会議では、集団発生時の「対策本部」の設置や、相談窓口の開設等の今後の対応が報告された。(以下に、詳細列記)
今後の対策(8/1対策会議で報告)

県下14保健所で、9:00〜17:00まで健康相談受付
夏休み後の学校給食再開に向けて、給食施設の一斉監視指導実施
学校給食調理員講習会の実施
市販食料品等のO157試験検査の実施(汚染実態の把握)140検体
健康相談の結果,保健所長が必変と認める者の検便や医療機関から依頼のあった検体を検査
(◎検査受付:県下14保健所 ◎検査の実施:県衛生研究所と5保健所)
医療機関との連携強化
衛生部長をトップとして、関係課長等をメンバーとする「O157対策会議」を設置
大規模な集団発生の場合は、知事をトップとする対策本部に切替える

  
O157関連ページへのリンク

茨城県のO157対策一覧(日付順)
8/1茨城県O157対策会議
8/9茨城県O157対策会議
O157感染症の伝染病指定と県の対策
公明・新進クラブの緊急申し入れのページ
O157情報リンク・相談窓口
感染患者一覧
茨城県のホームページO157情報:リンク切れ
大阪大学医学部のO157情報 :リンク切れ




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