2003年06月

2003年6月の記録

h_nissi
2003年6月の記録

月日予  定行動記録備 考走行

距離
6月1日難病に関する講演会
北茨城市長選告示日
十王町障害者協議会総会
東金沢公民館「喜楽市祭」
北茨城市長選で党代表で挨拶

北茨城市長選村田省吾候補の出陣式

十王町障害者協議会総会
中言家葬儀焼香
東金沢公民館「喜楽市祭」
難病に関する講演会に出席
 159km
6月2日県議会情報委員会静岡県調査県議会情報委員会静岡県調査に参加

静岡県議会の視察調査

県議会情報委員会で静岡県議会を視察・調査

常任委員会モニター室

●傍聴人の人数が限られている常任委員会のために、テレビでモニターできる部屋を設置した。

●県議会広報紙を県民に親しまれるものとするために、毎年写真コンテストを実施している。

●本会議・常任委員会のビデオやテープレコーダー、インターネットなどによる記録と情報公開について様々な試行錯誤がなされている。

15km
6月3日県議会情報委員会静岡県調査
伊奈町議選告示日
伊奈町議選告示日

公明党公認候補応援演説

伊奈町議選告示
伊奈町議選公明党公認候補
ほそだ 忠夫 4期
そめや 礼子 新人

166km
6月4日 県立北茨城養護学校を視察

県立北茨城養護学校を視察

日立警察署に脅迫電話による被害の実態調査を要望

神栖のヒ素問題で国が支援策を決定

 環境省は被害者に対し、将来の治療費に加え、過去にかかった医療費も「健康管理調査協力金」の形で一括で支給することなどを盛り込んだ国の支援策を発表しました。

 健康被害の原因が、完全に旧日本軍の毒ガスと特定されない段階で、国が医療費を支給するのは極めて異例です。また、国が責任を認めての補償ではないにしても、過去の費用を支出することは「画期的」な支援策といえます。

 支援の内容は、有機ヒ素化合物に汚染された井戸水を飲んだ住民のうち、毛髪や尿の検査でヒ素が検出された人に、年1回の健康診断を実施するほか、医療費の自己負担分や療養手当(通院月額1万5000円、入院同2万5000円)を支給します。

 特に健康被害が著しいA地点(環境基準の450倍のヒ素が検出されたい土を使用していた場所)の住民には、調査研究費として、今後3年間毎月2万円を支給。入院歴のある患者には70万円を、入院歴のある患者には30万円を支給することになりました。

 井手よしひろ県議や被害者の会の要望が、概ね聞き入れられた結果となりました。 詳細記事はコチラ
109km
6月5日茨城県議会本会議茨城県議会本会議(知事議案説明)

教育委員会より個人情報保護法関連のヒアリング

県警本部と委員会質問ヒアリング
 75km
6月6日クリックすると授業風景をWMで再生します。
シェーン先生の授業風景を動画でご覧いただけます。
県立高校の授業を参観、併せて校長ら関係者と意見交換
県立磯原高校
県立磯原高校のパソコン授業
早くからコンピュータ教育の実践に力を入れ、来年度から導入される教科「情報」への様々な情報を県内に発信してきた高校。

コンピュータの機器も昨年度更新され、光ファイバーの環境整備と共に、インターネットを活用した授業が楽しく行われていました。

古いバージョンのソフトを使っているため、動画再生などの課題が残っているようです。定期的なソフトの更新が不可欠です。

参考:磯原高校のHP


県立高萩高校家政科の家庭総合の授業

県立高萩高校

家政科の「家庭総合」の授業では、日本の高齢社会の現状を学習。

後半では、お年寄りの気持ちを理解するために、新聞記事を参考にした授業が行われていました。

授業参観後の懇談では、家政科のコース選択で、ヘルパー二級を取得できるような学校側の体制整備が必要であるとの意見が寄せられました。

参考:高萩高校のHP


県立高萩高校

県立日立二高のスーパー・イングリッシュ・ハイスクール実践研究授業


この日は、カナダ出身のシェーン・ダウエル講師が、パソコンを前にした生徒たちに、検索エンジンの使い方を教授していました。

授業自体は全て英語で進められていきます。英語とインターネットという道具を使い、生徒の知的好奇心を満足させるエキサイティングな授業風景でした。


参考:日立二高のHP

参考:シェーン先生の授業風景
111km
6月7日 女性団体代表との懇談会に参加 88km
6月8日伊奈町議選投票日
北茨城市長選投票日
ALS患者家族の会茨城支部総会

伊奈町議選投票日
北茨城市長選投票日
ALS患者家族の会茨城支部総会



伊奈町議選

公明党2候補過去最高得票で当選

当選 ほそだ 忠夫 4期 941票
当選 そめや 礼子 新人 1,121票

155km
6月9日チルソン号解体現場を視察する井手よしひろ県議

チルソン号解体現場を視察する井手よしひろ県議
北朝鮮座礁船の解体現場を現地調査

解体が始まった北朝鮮座礁船

解体が始まった北朝鮮座礁船

第1船倉の重油回収

第1船倉の重油回収

北朝鮮座礁船・チルソン号の撤去本格化

重油の回収作業:クリックすると大きな写真をご覧になれます。

 日立港で座礁した北朝鮮籍の貨物船「チルソン」の本格的な解体撤去作業が始まりました。6/8には、高さ16mのマストが撤去されました。

 9日には、船底部分の燃料タンクに残っている重油の抜き取り作業が行われました。この作業でほぼ内部の重油を船外に出し、回収が完了しました。

 チルソンの解体作には、100tと300tの2台の大型クレーン車が使われ、船首内部の第二燃料タンクに砕岩棒と呼ばれる機材を使って、27カ所の穴を開け、残っていた重油を波の力で船体に流し出しました。船体の周りはオイルフェンスで囲い、作業員はクレーンから吸着マットをつるし、流れ出た重油を回収しました。

 燃料タンク内の壁面に付着していた重油の量は、当初の見込み通り少量だったため、8日の撤去作業でほぼ重油回収を完了しました。

 井手よしひろ県議は、午後日立港湾事務所を訪れ、作業の進捗状況を聴取。引き続いて沖堤防の作業現場に渡りました。チルソン号にも乗船し、作業を実際に視察しました。

49km
6月10日県議会本会議県議会本会議(一般質問)



橋本知事と北朝鮮座礁船問題について懇談

(日立市長・日立選出県議会議員・北朝鮮座礁船問題関係者)
 86km
6月11日県議会本会議世界の絵本展「ひたちなか展」開催


世界の絵本展「ひたちなか展」オープニングの模様

県議会本会議(一般質問)
 119km
6月12日県議会常任委員会県議会文教治安常任委員会
◆教育庁への質疑


1.県体育協会の報償費について

2.学校施設の禁煙への取り組み

3.IT教育への取り組み

◆県警察本部への質疑


1.金融事犯の取り締まり強化

2.犯罪マップの公開について

3.現場警察官の士気を高める方策について

82km
6月13日県議会常任委員会藤代町議選現地打合せ 164km
6月14日日中友好協会日立支部総会岸田家告別式に参列

支援組織との連絡協議会に参加

公明党県本部幹事会を開催
 105km
6月15日NPOコミュニティNETひたち総会NPOコミュニティNETひたち総会

NPOコミュニティNETひたちの定期総会



NPOコミュニティNETひたちの定期総会を開催

役員の改選(写真は新代表理事:内田芳勲さん)

平成14年度決算

平成15年度議業計画の承認

などを行いました。
19km
6月16日県議会特別委員会後援会機関紙「井手よしひろ県政ホットライン」編集

 156km
6月17日旭村議選告示日旭村議選告示日

旭村議会議員選挙出陣式

骨髄バンクを支援するいばらきの会事務局を訪問

橋本昌知事と懇談(県内商業の活性化などを意見交換)

後援会幹部と衆議院選挙対策を検討

松本家通夜式に参列
旭村町議選

公明党公認候補が初挑戦

入江 こう 新人

122km
6月18日県議会本会議県議会本会議(採決)

県本部で打合せ
 88km
6月19日 日立サーフィン連盟代表と市役所で懇談

「ひたちはe〜ぞうスタンプラリー」実施についてヒアリング

岡崎家告別式に参列
ひたちはe〜ぞうスタンプラリーのロゴ

平成15年7月7日正午より、「ひたちはe〜ぞうスタンプラリー」をスタートします。

◆内容と目的

 日立市の観光と産業の活性化のため、市観光と産業活性化を図るひとつの手段として、全国の一般消費者への観光誘致と日立市産業の紹介を目的としたホームページ活性化プロジェクト「ひたちはe〜ぞうスタンプラリー事業」を実施いたします。

 このプロジェクトは、総務省の地域情報化モデル事業交付金(eまちづくり交付金)の事業採択を得て実施するものです。

◆プロジェクトの概要

 全国の一般消費者が日立市内企業等のホームページを閲覧した際に、キャンペーンバナーをクリックすることによりポイントが蓄積され、そのポイントにより抽選で商品が当たるというシステムです。

 これにより、日立市内の観光、産業に関わる企業のホームページのアクセス数を増大させ、日立市の情報をより多くの方々に知っていただき 日立への観光誘致へとつなげようとするものです。 ご期待下さい。

主催:日立市(財)日立地区産業支援センター
101km
6月20日県北選出議員と出先機関長との懇談会後援会機関紙「県政ホットランNo53」編集作業

県政懇談会を開催(市内弁天町)
 25km
6月21日すべての障害者の幸せを守る親の会大会すべての障害者の幸せを守る親の会大会に来賓出席

すべての障害者の幸せを守る親の会大会

後援会機関紙「県政ホットランNo53」編集作業

大沼川調整池建設現場を視察

大沼川調整池建設現場

杉山家通夜式に参列
 74km
6月22日旭村議選投票日旭村議選投票日

後援会機関紙「県政ホットランNo53」編集作業

創業に関する市民相談受付

旭村町議選

公明党公認候補が第2位で初議席

当選 入江 こう 新人 524票
33km
6月23日 後援会機関紙「県政ホットランNo53」編集作業

斉藤家通夜に参列
 29km
6月24日 公明党県本部で議員研修会打合せ・準備 88km
6月25日 ひたちはe〜ぞうスタンプラリー説明会

ひたちはe〜ぞうスタンプラリー説明会

日立市ホームページ活性化プロジェクト用のサーバー機器を視察

日立市ホームページ活性化プロジェクト用のサーバー

藤代町議選資料作成
 49km
6月26日第3回日立十王合併協議会協和町で県政懇談会を開催



協和町での県政講演会を終えて地元の塙すすむ議員を囲んで緑陰懇談
 190km
6月27日崩落前の鳥家:クリックすると大きな写真が見られます

崩落前の鳥家

(写真:沼田弘幸さん提供)

十王町伊師海岸の鵜狩猟場所の崩壊現場を調査

クリックすると大きな写真が見られます

崩落した現場付近の模様

(崩落現場には地上から近づけないため10m程度南側の崖の様子です)

藤代町で政治学習会を開催




 岐阜県の長良川をはじめ、全国の鵜匠に鵜飼いに使う海鵜を供給している十王町伊師浜海岸にある捕獲場が、大規模に崩落しました。

 井手県議は、日本でただ一人海鵜の捕獲に携わっている沼田弘幸さんを訪ね、現状を調査しました。

 沼田さんは、「町や県の行政とも相談して、足場を作り直すなどの善後策を検討しなければ、全国の鵜飼いに影響が出てしまう。一個人として鵜捕獲場所を再建することは不可能です」と厳しい現状を語りました。

 この捕獲場は県営国民宿舎「鵜の岬」の海岸にあり、断崖絶壁に設けられた長さ約15mメートル、幅約3mメートルの足場や鳥屋(とや)と呼ばれる作業場が、10m下の海中に岩盤ごと崩落してしまいました。

 付近は、火山灰の地層が隆起したもろい地質で、波浪による食が著しい。かつては鵜の捕獲者が多くいて、捕獲場も5カ所あったが、次々に崩落。沼田さんの捕獲場が最後に残った一箇所でした。

 井手県議は、県の観光物産課や地元十王町の和田浩一町長とも意見交換し、捕獲場再建に向けて支援を開始しました。

259km
6月28日 公明党県本部夏季議員研修会を開催

公明党県本部夏季議員研修会
 82km
6月29日サッカーWC開催一周年・メモリアルリフェスティバル
北朝鮮座礁船解体工事進捗状況を調査

北朝鮮座礁船解体工事:クリックすると大きな写真をご覧になれます

小田部家三回忌法要に参列

支援組織との協議会を開催

北朝鮮船籍の貨物船チルソン号の解体撤去作業


 2002年12月に日立港で座礁した北朝鮮船籍の貨物船チルソン号の解体撤去作業が進んでいます。波の力で分断されて横転している船尾部分を残して、海上部の解体がほぼ完了しました。

 7月末までに、海面上の船体を完全撤去できる見通しです。約20人の作業員が、バーナーで船体を10〜15トンの鉄塊に切断、クレーンで台船に乗せ、日立港第四ふ頭に陸揚げしています。保管場所には解体されたマストやデッキ、エンジン部分などが置かれています。

 今後、台風の到来や土用波が懸念される8、9月は作業をいったん中断し、10月から海面の下にある船体の撤去作業を再開し、来年1月までに全面撤去する予定です。


参考:座礁船解体の進捗状況写真(2003/6/8と6/22撮影)
99km
6月30日 金砂大田楽支援協議会総会

金砂大田楽支援協議会総会

公明党地域ニュース<ひたち地区特集>編集
 24km



このページは、茨城県議会井手よしひろの公式ホームページのアーカイブ(記録保管庫)の一部です。すでに最終更新から10年以上経過しており、現在の社会状況などと内容が一致しない場合があるかもしれません。その点をご了解下さい。

全国の鵜飼いに「ウミウ」を供給する十王町伊師浜の鵜捕場が崩落

海鵜<ウミウ>捕獲場所が崩落
国民宿舎「鵜の岬」の隣接地
十王町・伊師浜海岸/全国11箇所の鵜飼いに黄信号

030627ide_numata 岐阜県の長良川をはじめ、全国の鵜匠に鵜飼いに使う海鵜(ウミウ)を供給している十王町伊師浜海岸にある捕獲場が、2003年6月18日、大規模に崩落しました。
 6月27日、井手よしひろ県議は、県内唯一の鵜捕獲人・沼田弘幸さんを訪ね、現況を聴取しました。
 沼田さんは、「町や県の行政とも相談して、足場を作り直すなどの善後策を検討しなければ、全国の鵜飼いに影響が出てしまう。一個人として鵜捕獲場所を再建することは不可能です」と厳しい現状を語りました。(写真左側が沼田弘幸さん、右側が井手県議)
 この捕獲場は県営国民宿舎「鵜の岬」の裏側にあたり、断崖絶壁に設けられた長さ約15mメートル、幅約3mメートルの足場や鳥屋(とや)と呼ばれる作業場が、10m下の海中に岩盤ごと崩落してしまいました。
 付近は、火山灰の地層が隆起したもろい地質で、波浪による食が著しい。かつては鵜の捕獲者が多くいて、捕獲場も5カ所ありましたが、次々に崩落。沼田さんの捕獲場が最後に残った一箇所でした。

◆長良川、関、犬山など復旧が遅れれば鵜飼いに深刻な影響
 約1300年の伝統がある岐阜市の長良川鵜飼でも、十王町の海鵜が活躍しています。6人の鵜匠はそれぞれ約20羽を飼っており、毎年2羽程度を購入し、訓練しています。鵜匠代表の山下純司さんは「現地を訪ねたことがあり、もともと崩落しやすい場所だと聞いた。すぐに困ることはないが、復旧が長引くようだと心配。関係者が努力して、何とか早く捕獲場を確保してくれれば」と話しています。
 岐阜県関市の小瀬(おぜ)鵜飼でも、3人の鵜匠がそれぞれ毎年2羽ほど購入。今春に3羽購入した鵜匠の岩佐昌秋さんは「今秋にも買う予定で、早く直してもらわないと、来年の鵜飼いに影響が出てくる。個人での修復は難しいと思うので、町などが補助してほしい」と行政の支援に期待しています。
 また愛知県犬山市と岐阜県各務原市境で行われている「木曽川うかい」は42羽の鵜すべてを沼田さんに依頼。今年も4羽を注文をしています。
 犬山市職員で鵜匠歴37年のベテラン武藤孝義さんは「捕獲場の地盤は軟らかく以前も崩落があったのでまた起きないかと心配していた」と打ち明け、「捕獲シーズンとずれたのが不幸中の幸い」と語りました。(日 刊 県 民 福 井 より)  

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崩落した現場付近の状況
(崩落現場には地上から近づけないため10m程度南側の崖の様子です)
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崩落前の捕獲場所の写真
(沼田さんより写真の提供をいただきました)


十王町伊師浜海岸−−海鵜(ウミウ)の国内唯一の捕獲場所
 鵜飼は、海鵜(ウミウ)を飼いならして魚を取る漁法です。長良川が特に有名ですが、全国12箇所で営々と行われています。その歴史はきわめて古く、およそ1300年前から行われています。日本書記、古事記などにもその記述が見られます。
 鵜飼の鵜は渡り鳥で、自然に生まれ育った鵜を捕獲して、飼い慣らしたものです。
 その鵜を捕獲する場所=鵜捕場は、茨城県十王町伊師浜海岸で、全国の鵜飼に使われる鵜のほとんどが、ここから供給されています。
 鵜は保護鳥に指定されていますので、捕獲に都道府県の許可が必要で、一般の人は捕獲できません。
 鵜捕りのシーズンは毎年4〜6月の春季と10月〜12月秋季で、春季は繁殖のために南から千島列島や北海道沿岸部へ向かうために通過する鵜を狙い、秋季は越冬のために北から本州沿岸部や九州方面へ向かうために通過する鵜を狙います。十王町は、ちょうどこの通過地点になっています。特に、海に突き出した伊師浜の断崖絶壁が、鵜の休憩地点としても最高の場所となります。
 ここに、鳥屋(とや)と呼ばれる小屋や見張所、物置や作業所を設け、休憩のために降りてきた鵜を捕らえるのです。鳥屋の外にはおとりの鵜が置かれています。仲間が休憩していると、安心して空から降りてくる鵜を捕まえてしまう作戦です。
 かつては鳥もちを篠竹の先につけたもち竿を使って、鵜の尾羽根あたりを巻き付ける様にして捕獲していましたが、羽根を痛めてしまうことが多いため、沼田さんは「かぎ棒」によって捕獲しています。このようにして捕らえた『鵜』が鵜飼に使われます。

『鵜との駆け引き』−−海鵜の捕獲方法
030627numata_s 沼田さんの鵜捕場は、太平洋につきだした海面から高さ20メートルはある断がい絶壁にありました。県の国民宿舎「鵜の岬」に程近い、松などの常緑樹に囲まれた場所です。一般の人は立ち入りが出来ないようフェンスが巡らされ、扉には大きな南京錠がかけられています。
 沼田さんは、 丸太で骨組みをつくり、壁はこもを編む鳥屋(とや)に身を潜め、双眼鏡を目に当てて海鵜の動きを追い、捕獲のタイミングを狙います。鳥屋の外には、逃げないように足かせを付けたおとりの鵜が置かれています。
 「鵜との駆け引き」と沼田さんが表現する猟は、まさに鵜との我慢比べです。いつ飛んでくるか分からない鵜に全神経を集中させます。飛来しても、すぐに捕獲することはできません。海鵜が羽虫を捕り始め、安心感を持つまで待つのです。鳥屋の中で息を殺して、長いときは30分間、じっと海鵜のしぐさを見つめていることもあるという。満を持して、篠(しの)の棒の先にU字形の針金を取り付けた長短約10本のかぎ棒から、鵜の大きさや、距離などを計算して1本を選び、鳥家のすき間から海鵜の足にかぎを引っ掛けて、鳥屋の中に一気に引き込みます。
 二歳ぐらいの若くて元気な海鵜以外は、そのまま逃がすのだと沼田さんは語ってくれました。「群れについていけず休みに来るのは、老いているか、若くても小さい鵜が多い。10羽飛んできて2羽捕まえればいい方だ」といいます。
(写真は、崩落した捕獲場の入り口で説明する沼田弘幸さん2003/6/27)

最後の鵜捕場が崩落−−再建は行政の責任
030627numata2_s 沼田さんの幼い頃は、この地域だけでも鳥家が5箇所はあったといいます。しかし、火山灰の地層が隆起した付近の地盤は軟らかく波の浸食が激しく、次々に崩落。沼田さんの捕獲場も、10数年前に一部で大きな崩落があり、階段を作り直したり、鉄パイプをがけに埋めて補強していました。
 今回の大規模な崩落により、完全に鵜捕場は消滅しました。このままでは、全国11箇所の鵜飼場(全国12の鵜飼い開催地の中で有田市をのぞく11箇所が十王町から供給されるウミウを使って鵜飼いを行っています)への、鵜の供給は出来なくなります。
 鵜捕場の再建には、多額の費用がかかり、乗り越えなくてはならない多くの課題があります。
 この場所は県有地で、工事自体には県の許可が必要です。絶壁で斜面を削り、整地するなどの困難な工事となるうえ、すべて手作業となり、費用も増大します。そもそも崩れやすい危険な場所に、構造物を建設することに、行政が簡単にゴーサインを出すとも思えません。
 さらに、現場の海域はアワビなどの漁場のため、漁業関係者との調整も不可欠となります。
 鵜捕場の再建は、一個人の事業の問題ではありません。鵜の岬という大きな観光資源をもつ十王町にとって、町のシンボルを失うことを簡単に認めることはできません。鵜飼いという、日本の伝統文化を守るという観点からも、行政が積極的に係わる必要があると思います。
(写真は、崩落した捕獲場の10m南側で撮影2003/6/27)

参考:全国の鵜飼いの場所(有田市をのぞき、全て十王町から鵜が供給されています)
山梨県石和町笛吹川石和町商工観光課055−262−4111
岐阜県岐阜市長良川岐阜市経済部観光コンベンション課058−262−0104
岐阜県関市長良川関遊船(株)0575−22−2506
愛知県犬山市木曽川日本ライン観光(株)0574−28−2727
京都府宇治市宇治川(有)宇治川観光通船0774−21−2328
京都府京都市大堰川(保津川)嵐山通船株式会社075−861−1627
和歌山県有田市有田川有田川鵜飼組合0737−88−5151
広島県三次市江の川(馬洗川)社会法人三次市観光協会0824−63−9268
山口県岩国市錦川(財)錦川鵜飼振興会鵜飼文化事業部0827−41−0470
愛媛県大洲市肱川大洲市観光協会0893−24−2664
大分県日田市三隅川日田市旅館遊船共同組合0973−22−2062
福岡県杷木町筑後川原鶴温泉旅館組合0946−62−0620




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高速道路を活用した 日立市の渋滞解消策の検討を求める署名 - 有料道路の無料化<静岡の事例>

高速道路を活用した日立市の渋滞解消策の検討を求める署名

夜間騒音問題から有料道路を無料化した事例
 静岡県内では、夜間国道1号線を通過する車両の騒音対策のため、夜間に限り道路公団が管理する4つの有料バイパスを無料化しています。

 私は、助川吉洋市議会議員とともに、2001年1月24日静岡市を訪れ、国土交通省静岡工事事務所渥美智康副所長、日本道路公団静岡建設局太田睦男工務課長などから、無料化に到る経緯や無料化の係わる経費などを中心に質疑を交わしました。

 また、藤枝バイパスと藤岡市内の国道1号線現道を現地調査しました。

010124a
藤枝市内の国道1号線の渋滞状況。
010124b
藤枝バイパスの状況、昼間の通行料金は400円です。
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バイパス無料化の効果、夜間交通量は無料化の後、半減しています。


参考:日本道路公団の4バイパス無料化のHP:リンク切れ




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北朝鮮座礁問題:国の支援策がまとまり撤去作業はじまる。

日立港で座礁した北朝鮮船籍貨物船を撤去
国が費用の半額を支援決定
地元住民や井手よしひろ県議らの早期撤去の要望が実る

030313tiluson_ide 2003年5月27日、北朝鮮貨物船チルソン撤去に係わる国の財政支援策が決定し、県は船体の解体撤去作業に着手しました。

 国が撤去費、重油の防除経費について各1/2ずつ補助することで国と県の調整がつきました。船体が完全に撤去されるのは2004年1月ごろになる見込みです。当面は船体内に残る燃料重油の回収を急ぎ、夏の海水浴シーズンに間に合わせる予定です。

 県は事故後、流出重油の回収や積み荷撤去などで、すでに4億5000万円支出しています。今後、船体撤去に要する費用は約2億円に達すると試算されています。

 国の財政支援の枠組みによると、国交省は船体撤去費(約2億円)の1/2、これまでに拠出した緊急対策費のうち重油の抜き取り分(約3億円)について1/2を補助します。さらに、水産庁もオイルフェンス購入分(約1400万円)について1/2を補助することになりました。船体撤去費の一部(2000万円)は日立市も負担します。

 従来の枠組みでは、国の補助は1/3程度でしたが、地元からの強い要望で、国交省は、船体撤去を「港湾改修事業」費の補助として位置づけ、重油抜き取りの補助は、今回の事故を受けて制度をつくりました。同じく、水産庁は現場が漁港区域でもあるため、水産業振興対策費から予算を充当しました。

 このほか、県の拠出分については災害対策用の特別交付税で総額の二分の一が措置される見込みです。

座礁事故にかかる経費内訳表(単位:百万円)
項目費用当面の負担区分
船体撤去2008010020
油防除対策300150150
オイルフェンス購入14
その他136136
650*37325720
*373百万円のうち100百万円は、特別交付税暫定措置済み(H14)
※(補助金+特別交付税)の比率
(257+100)÷650=55%


030528tilson 本来、重油の防除や船体の撤去費用は、座礁した船の船主や荷主が負担するものです。

 国や県は、代執行(当事者に代わって費用を負担すること)を行い船体を撤去します。今後、引き続き掛かった費用全額の賠償を北朝鮮側に求めていく方針に変わりはありません。

 午後から現場の堤防に重機が持ち込まれ、足場を造る作業が始まりました。5月中に、テトラポットの間を土砂で埋め、鉄板を敷いて、クレーンの足場(ステージ)を造る予定。クレーンが運ばれた後は、船体の解体と残された油の除去が、並行して進められます。

 北朝鮮座礁船チルソン号事故に関して、井手よしひろ県議ら公明党県本部は、全力を挙げて早期解決に努力してきました。特に、県本部代表の石井啓一衆議院議員や大学の後輩である高木国土交通省政務官など国会議員との連携で、国の支援取り付けに大きな成果を得ることが出来ました。

12月5日(木)
日立港湾事務所から連絡
「北朝鮮船籍の貨物船「チルソン号」が日立港東防波堤北側で座礁、油が流出し、第一埠頭から日立港内に入っているらしい」との第一報
井手よしひろ県議は、県議選の選挙中にもかかわらず、日立港の現場視察を行いました。
021206ide

12月6日(金)
漁業関係者、ボランティアが油の回収作業を開始
井手県議2回目の現地視察(久慈浜海水浴場付近)
井手県議第一埠頭入り口でボランティア受け入れ状況を確認
井手県議、額賀市議、地元久慈町漁協今橋組合長とボランティア派遣について打ち合わせ。
井手県議、石井啓一衆議院議員の現地調査日程を国会ならびに市現地本部打ち合わせ(12月7日、8:00に決定)

12月7日(土)
市職員20人体制で久慈浜海水浴場の油回収作業実施
石井啓一衆議院議員が現地調査
公明党員50名を含め、ボランティアが油回収作業
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12月11日(水)
大型タグボート・航洋丸始動
橋本昌県知事ならびに井手県議現場にて曳航作業を視察
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井手県議、日立港湾事務所で状況説明を聴取
橋本知事、井手県議ら久慈町漁協で漁協関係者らと意見交換

12月13日(金)
県議会農林水産委員会が現地調査
井手県議も参加
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1月2日(木)
井手よしひろ県議、座礁船を新年初めて視察
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1月11日(土)
積み荷のタイヤチップ回収を視察
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 積み荷のタイヤチップ約1200トンを撤去する作業が開始されました。
 撤去作業は、作業員約10人が大型クレーンと台船を使って行われました。船倉から取り出したチップを台船に載せ、第一ふ頭に荷揚げして、同ふ頭の倉庫に取りあえず保管されました。
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2月27日(木)
石井啓一公明県代表が、衆議院予算委員会分科会でチルソン号問題を扇国土交通大臣に質問
扇大臣は「現行制度上では、放置船の撤去には三分の一の補助となっているが、できる限りの補てんをしていきたいと思っている」と撤去費用負担に対して前向きな答弁を行いました。

3月13日(木)
チルソン号の船体が2つに割れる
井手よしひろ県議、県議会土木委員会の委員と共に緊急視察
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5月7日(水)
船体より重油が流出
東海、河原子、小貝が浜などのオイルボールが漂着

5月19日(月)
坂入土木部長に早期船体撤去を重ねて要望

5月23日(金)
井手よしひろ県議、国土交通省高木政務官に早期船体撤去のために、支援策の強化を要望
高木政務官は、来週早々具体的な支援策公表を確約

このページは、茨城県議会井手よしひろの公式ホームページのアーカイブ(記録保管庫)の一部です。すでに最終更新から10年以上経過しており、現在の社会状況などと内容が一致しない場合があるかもしれません。その点をご了解下さい。

神栖のヒ素問題:国が被害住民への支援策を発表

神栖の有機ヒ素問題、国が被害者支援策を公表
被害者の会や公明党の要望骨子が盛り込まれる
過去の医療費や生活費への補償も実質的に実現

030523hiso 神栖町で旧日本軍の毒ガスによるとみられる健康被害が相次いだ問題で、環境省は2003年6月4日午前、被害者に対し、将来の治療費や通院費に加え、過去にかかった医療費も「健康管理調査協力金」の形で一括で支給することなどを盛り込んだ国の支援策を発表しました。

 健康被害の原因が、完全に旧日本軍の毒ガスと特定されない段階で、国が医療費を支給するのは極めて異例です。また、国が責任を認めての補償ではないにしても、過去の費用を支出することは「画期的」な支援策といえます。
 支援の内容は、有機ヒ素化合物に汚染された井戸水を飲んだ住民のうち、毛髪や尿の検査でヒ素が検出された人に、年1回の健康診断を実施するほか、医療費の自己負担分や療養手当(通院月額1万5000円、入院同2万5000円)を支給します。
 特に健康被害が著しいA地点(環境基準の450倍のヒ素が検出されたい土を使用していた場所)の住民には、調査研究費として、今後3年間、毎月2万円を支給。入院歴のある患者には70万円を、入院歴のある患者には30万円を一括で支給することになりました。
 この支援策は、出来るだけ早く6月中にも実行されることになりました。

030421kamisu_soto 井手よしひろ県議を中心に公明党県本部では、2月下旬に県当局からヒアリングを実施し、事件の推移を見守ってきました。4月21日には、石井啓一県代表(衆議院議員)と共に、現地調査を実施し、県並びに神栖町に被害者支援の要望を行いました。
 5月23日には、環境省に弘友環境副大臣を訪ね、早期の支援策決定を、国に強く申し入れしました。
 この間、被害者の皆さまとも連携を取り、5月23日には、被害者の会の設立、国への要望書提出など協力をさせて頂きました。
 5月30日には、公明党環境部会が、旧日本軍の毒ガス問題に関する徹底調査、被害者救済を求める小泉純一郎首相あての要望を、首相官邸の福田康夫官房長官に行い、6月4日の支援策公表を確約させました。

 6月4日夜開かれた被害者への説明会には、環境省の環境省環境保健部長が出席し、支援策の詳細を説明しました。
 被害者側からは、概ね早期の支援策の決定や過去の補償も受けられることを歓迎する声が寄せられましたが、相談窓口の一本化や生活支援がまだ不足であるとの意見が表明されました。



神栖町における有機ヒ素化合物に係る
環境汚染及び健康被害に係る緊急措置について

1.趣旨・目的

有機ヒ素化合物(ジフェニルアルシン酸)に曝露した者に対して健康診査を実施し、医療費等の支給により治療を促すこと等により、健康影響等の解明を図り、もって健康不安の解消等に資する。

2.対象者

有機ヒ素化合物に汚染された井戸水を飲用に供していた者であって、毛髪尿検査により暴露が確認された者

3.給付内容

医療等の給付
健康診査の実施(年1回)
医療費(自己負担分)の支給
療養手当(通院:月額1万5千円、入院:月額2万5千円)の支給
健康管理調査等の実施
特に汚染の著しい井戸(A井戸)の水を飲用に供していた者に対し、以下を実施。
健康状態等に係る報告書を提出した場合に調査協力費用として、月額2万円を支給(3年間)
病歴、治療歴等に関する調査に協力する場合に協力金を支給(入院歴のある者:70万円、入院歴のない者:30万円)
専門家による調査研究の実施
環境省に専門家からなる検討会を設置して、(1)及び(2)を通じて得られた資料等に基づき、健康影響等解明のための調査研究を実施。

4.その他

実施時期  :平成15年6月(できる限り早く)
事業の見直し:事業の実施後5年を目途に全般的な検討を行う




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井手よしひろのプロフィール

茨城県議会議員の
井手よしひろです。
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