常陽新聞Net版2004/3/8
小学校通年制説明会−総和町
保護者などから批判
 町内の小学校で4月から、全国初の通年制(一学期制)の実施を目指す総和町は2月6、7の両日、同町下大野の町中央公民館で、計3回にわたり実施に向けた説明会を開いた。町教委側は、学力向上など新制度導入の趣旨や概要を説明したが、参加した保護者からは「準備期間が短すぎる」「現場教員や父母を無視している」などと批判が相次いだ。教委側は、急きょ全小学校で説明会を開くとともにアンケートを実施、田續功教育長は「結果によって実施時期を一年先送り」との考えを示した。
 総和町は、時として私達を驚かせる改革を断行します。98年9月29日には、菅谷町長が突然28人学級(少人数学級)を提案したこともあります。
 通年制にせよ、少人数学級にせよ、画期的な取り組みなのですが、なぜかその都度、大きな議論を呼び、頓挫したり、大きな変更を余儀なくされてしまいます。
 やはり、町民を巻き込んだ議論不足や、結論に至るまでの説明不足などの原因を、謙虚に学習すべきだと思います。
<リンク>総和町のHP
なお、残念ながら、今日現在、HPにはこの通年制の説明は全く掲載されていません。