Q:あらたな大型店の出店は必要ですか
必要
40.4%
どちらともいえない
19.0%
必要ない
50.6%

 内閣府は、7月16日に「小売店舗等に関する世論調査」の結果を発表しました。それによると、半数以上の人が新たな大型店の出店は不要だと考えていることが明らかになりました。
 新たな大型店の出店への心配を複数回答で聞くと、最多は「交通事故・渋滞の発生」で59.5%。「騒音公害の発生」(34.3%)、「周辺の中小小売店がさびれ、買い物が不便になる」(22.7%)と続きました。大型店出店の規制も60.9%が「必要」と答え、「不要」の18.1%を大きく上回わりました。
 一方、現在の買い物についての環境では、74%の人が「4、5年前より便利になった」と答えました。また、コンビニエンスストアなどの深夜営業小売店については、57%が「必要」と答え、「不要」の35%を大きく凌ぎました。
 深夜営業小売店について心配なことを複数回答で尋ねたところ「青少年への悪影響」(41%)、「主に深夜の騒音」(28%)、「周辺の治安悪化」(27%)などが挙がりました。
 大型店の出店規制は、地方都市にとって避けては通れない課題となっています。また、24時間営業の小売店のあり方も見直す時期が来ているのかも知れません。