昨年末の合併協で、日立市と十王町の合併の期日が、2004年11月1日に決定しました。
 新生日立市が誕生すると、人口は約20万6000人となり、つくば市を抜いて県内第2位に返り咲きます。
 新日立市の市長には樫村千秋日立市長が就任する予定です。両市町合わせて52人の議員は在任特例によって2007年4月の統一地方選まで現行のまま、新市の市議会議員として努めます。これ以降の新定数は地方自治法の規定によって38人以内になります。合併後に、条例見直しが行われる見込みで、30人から34人程度になると思われます。
 新日立市は新市建設計画の中で、「活力ある創造・交流・環境都市」を目指し、新たに日立駅舎の改築とバリアフリーの推進、新庁舎の建設、電子申請システムの整備などの施策を検討しています。
 特に、年頭の賀詞交換会で、樫村市長は「日立駅舎整備に、今年中に具体的な姿を描きたい」と、積極的な姿勢を示しています。