12月27日、井手よしひろ県議と公明党日立市議会の代表は、JR東日本水戸支社を訪れ、JR常磐線小木津駅と十王駅の施設改良についての要望書を手渡ししました。
 JR小木津駅は、一日の乗降客数が5500人ある橋上駅です。しかし、エレベーター等の施設がないために、お年寄りや子ども連れの住民からは、バリアフリーへの取り組みが強く要望されています。国は、平成22年度を目途に乗降客数が5000人以上の駅については、バリアフリー化を進める指針を策定しており、小木津駅へのエレベーター等の設置は喫緊の課題となっています。
 また、JR十王駅(同6524人)は駅舎が新築され利用者の利便性が高まったものの、駅構内に待合室が設置されておらず、バスや自家用車との乗り継ぎに非常に不便であるとの声が寄せられています。井手県議らは、十王駅東口のキオスクが廃止された後の場所を有効に活用して、待合室を整備することが望ましいと考えています。
 この日の要望には、井手県議の他、日立市議会の額賀俊彦、小泉行一、薄井五月各市議が参加しました。JR水戸支社の営業部長、企画室長、総務担当者が対応しました。
(写真上:JR水戸支社で要望書を手渡す薄井、額賀、小泉各市議(左から)、写真下:エレベーターの設置を要望したJR常磐線小木津駅)
平成17年12月27日

東日本旅客鉄道株式会社
 水戸支社長 江川 健太郎 殿
公明党茨城県本部日立支部
茨城県議会議員 
 井 手 義 弘
日立市議会議員 
 額 賀 俊 彦
 助 川 吉 洋
 舘 野 清 道
 小 泉 行 一
 小 川 喜 広
 薄 井 五 月

JR常磐線小木津駅と十王駅の施設改良について(要望)

 JR常磐線は、日立市の交通の要であり、住民にとって欠くことのできない重要な交通機関です。
 その中にあってJR小木津駅(一日あたり乗降客数5500人)は、橋上駅でありながらエレベーター等の施設がないために、お年寄りや子ども連れの住民からは、バリアフリーへの取り組みが強く要望されております。国は、平成22年度を目途に乗降客数が5000人以上の駅については、バリアフリー化を進める指針を策定しており、小木津駅へのエレベーター等の設置は喫緊の課題となっています。
 また、JR十王駅(同6524人)は全面的に改修され住民の利便性が高まったものの、駅構内に待合室が設置されておらず、バスや自家用車との乗り継ぎに非常に不便であるとの声が寄せられています。十王駅東口のキオスクが廃止され、当該箇所に待合室を整備することが望ましいと考えられます。
 こうした実情を踏まえ、貴職におかれましては、茨城県および日立市との連携・協議の上、下記の要望事項について速やかにご対応いただきたくお願い申し上げます。
<要望事項>

1.JR常磐線小木津駅にエレベーターを設置すること。
2.JR常磐線十王駅に待合室を整備すること
(写真は、JR十王駅前のキオスク跡地)