1月27日、高萩市で1月29日に告示される(2月5日投票)の候補予定者による公開討論会が開催されました。この討論会は、高萩青年会議所が主催し、NPOリンカーンフォーラムが後援したものです。850名の定員に900名以上の出席者が集まり、市民の関心の高さを示しました。
高萩市文化会館のロビーで候補者の討論を熱心に聞き入る市民 5人の立候補予定者は、自己紹介と、1.ゴミ処理問題、2.高萩をとりまく社会問題、3.自治体のあり方、4.市民の市政参加、5.高萩市の未来像の5つの設問について3分の持ち時間で発言しました。
 高萩市民にとって最大の関心事であるゴミ処理問題については、3人候補がバイオマスを中心とする循環型のゴミ処理施設導入を提案し、残りの候補は、北茨城市との広域処理と30tクラスの焼却処理施設の導入を、各々提案しました。また、関根川上流に計画されている産廃処分場については、2人の候補が明確に反対を表明しました。
 さらに、広域合併については、3名が積極的な姿勢を、2名が慎重な態度を表明しました。
 討論会は、粛々と運営され5人のスタンスの違いが明確になり、有意義なものとなりました。
(写真は、高萩市文化会館のロビーで候補者の討論を熱心に聞き入る市民)