大洗リゾートアウトレット 3月18日にグランドオープンを迎える「大洗リゾートアウトレット」(Resort Outlets Oarai:ROO)の内見会が、17日に開催されました。井手よしひろ県議は、水戸市選出の鈴木孝治県議らとともに出席し、運営会社・(株)八ヶ岳モールマネージメントの藤井弘毅社長、宮村嘉隆取締役より説明、案内を受けました。
 宮村取締役は「大洗リゾートアウトレットには70店舗のアウトレットストアやフードサービス店が入居します。年間240万人のお客さまを動員し、65〜70億円の売上を目標にしたい。北は福島県のいわき、西は栃木県宇都宮、南は大洗というリゾート地を背景に首都圏全域からお客さまに来ていただきたい。当面は、佐野のプレミアム・アウトレットが競合すると考えている」と、語りました。出店したブランドをみてみると、リゾートアウトレットとの名前が示すようにリゾート・スポーツ関連のショップが目を引きます。「ユーエス・ボーダー」や「オーシャンパシフィック」「ビラボン」など愛好家には垂涎の的かもしれません。大きな店舗面積を割いた「アディダス・ファクトリー・アウトレット」や「ナイキ・ファクトリーストアー」も注目です。特に、アディダスのブラックバージョンは、他のアウトレットでは見られない品揃えとなっています。
 フードショップも意外に充実しています。ドトールコーヒーが展開する「ハワイアンリゾートカフェ・マウカメドウズ」は、リゾート気分満点でした。地元の魚屋さんやすし屋さんも出店しています。安くとおいしいと評判になると思います。
 店舗を実際に視察して、広域からお客様を呼び込めるすばらしいアウトレットが誕生し、うれしい限りです。ただ、少し店舗数や敷地面積が少ない難点を感じます。できれば、隣接地も含めて2万m2程度の店舗面積は確保したというのが本音ではないでしょうか。また、大洗地域のトップシーンの交通混雑も懸念されます。海水浴時の交通渋滞は、今までも深刻な状況でした。かなり道路整備が進んだとはいえ、交通渋滞がROOの集客のボトルネックにならないか心配です。
参考:大洗リゾートアウトレットのHP
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