国道461号いぶき橋
 3月24日午前、国道461号花貫踏切の渋滞緩和と安全性の確保のため建設が進められてきた常磐線を立体交差する「いぶき橋」が完成、開通式典が行われました。
 国道461号線は、茨城県の臨海部を縦貫する国道6号線と国際観光都市・日光を結ぶ幹線道路です。しかし、花貫踏切と国道6号線との距離が短いことや幅員が5mと狭いこと、歩道も設置されていないことなど問題の多い踏切として改修が望まれていました。
国道461号いぶき橋開通テープカット この花貫踏切立体化の構想は平成2年ごろから具体化しました。井手よしひろ県議は初当選の半年前(平成6年夏)に地元住民より強い要望を受け、JR東日本に要望書を提出した経緯があります。当時、現在の立体化ルート上には、踏切のない線路を渡らなければ家に行けない民家が存在するという信じられな現実がありました。また、十王町側の伊吹団地ので入り口が、朝夕大変混雑していましいた。こうした状況を受けて、花貫踏切を大きく迂回する現ルートの実現を強く要望してきました。
 「いぶき橋」の実現には、地元地権者のご協力なしには語れません。道路用地は大変おいしい米が取れると評判の農地でした。踏切立体化の必要性をご理解いただき、用地を快くご提供いただき感謝に耐えません。
 素晴らしい天候に恵まれ、これほぼすべての住民に喜んでいただける道路の開通も久しぶりです。
 3月24日午後3時から、一般車両の通行もできるようになりました。