旧伊勢甚ビル北側での足場設置工事 昨年(2005年)5月20日で閉店した旧ボンベルタ伊勢甚の後継店舗の改修工事がいよいよ始まりました。
 同店舗は、2月に元の所有者であった神峰開発から都内のファンド会社に売却され、特定目的会社(SPC)により専門店ビルとして再出発することになっています。
 4月25日、井手よしひろ県議が確認したところ、旧伊勢甚ビル北側で足場の設置工事と東側での通路の改修工事が行われていました。旧伊勢甚ビルは、百貨店営業時から空調設備や水回りなどの整備が行き届かず、真夏に冷房が効かないフロアが発生するなど問題を起こしてきました。また、周辺の通路や階段は、地盤の不均一な沈下のため歪んだり、亀裂が入ったりしていました。旧伊勢甚ビル東側での通路改修工事 店舗再開にあたっては、1年余り使用していなかったこともあり、空調、水回り、電気関係などの抜本的な改修工事が行われる見込みです。また、外壁や外構などの全面工事も行われる模様です。
 一方、入店する各店舗の準備も具体的に進んでいるようです。4月23日に日立地区に新聞折り込みで配布された求人情報紙(アイデム:日立・ひたちなか北エリア版)では、地下1階に入居予定のカスミが求人広告を掲載していました。カスミの求人広告によると、出店されるのはカスミグループの中でもグレードの高い商品をラインアップする「フードスクエア」。周辺のマルトやサンユーなどとの食品スーパーとの差別化を高級路線で図り、青果・鮮魚・精肉生鮮3品を扱うフルラインナップ店舗となる予定です。
 求人広告によると新店舗の開店は8月とされています。関係者からは8月25日オープン予定との話しも聞こえます。8月のオープン時に全フロアでの再オープンができるかどうかに、市民の期待が集まっています。
参考写真