公明党石田・野口の2候補が激戦に挑む
笠間市議選出陣式 市町村合併に伴う市議会在任特例に関するリコール署名をきっかけとなって自主解散した笠間市議会の出直し選挙が、12月17日告示されました。公明党公認の石田安夫候補、野口ゆたか候補をはじめ、定数28人に対して38人が立候補を届け出て、1週間にわたる激戦に突入しました。
 3月に旧笠間市、友部町、岩間町が合併した笠間市の初めての市議選。投票は24日午前7時から午後6時までで、市内52カ所で行われ、夜7時半から笠間市民体育館で即日開票されます。16日現在の有権者数は6万6184人です。
 立候補者の内訳は前職34人、新人4人。党派別では公明2、民主1、共産2、社民1。合併前の旧市町別では友部18人、笠間10人、岩間が10人となっています。
 笠間市は合併の際、旧三市町の議員53人が在任特例で市議になりました。議員数が多すぎるとして住民団体は署名を添えて解散を本請求。議会解散賛否を問う住民投票が告示されましたが、市議会は11月17日に全会一致で自主解散を議決しました。
 旧選挙区時よりも当選ラインが大幅に上昇し、他候補は他陣営への組み込みを積極的に図っています。公明党の2候補は、他陣営から今までにないほど激しい切り崩しを受けており、全く予断を許さない状況となっています。石田・野口両候補の当選のためには、総力を挙げた爆発的な拡大と、最後までの執念の戦いが求められています。
笠間市議選(12月24日投票:定数28)
公明党公認石田 安夫現職1期
野口 ゆたか現職1期