県立健康プラザ管理者の大田仁史先生と意見交換 2月1日、井手よしひろ県議ら公明党県議団は、県立健康プラザに管理者の大田仁史先生を訪ね、シルバーリハビリ体操指導士養成の状況などをヒアリングしました。(井手県議をはじめ水戸市選出の高崎進県議、つくば市選出の田村佳子県議が参加しました)
 県立健康プラザでは、管理者の大田先生が考案した「いきいきヘルス体操」などの普及を通じて地域の介護予防を推進するボランティアであり、指導者としての「シルバーリハビリ体操指導士」を養成しています。シルバーリハビリ体操指導士養成の目標は、平成17年からの10年間で、1級指導士100人、2級指導士1000人、3級指導士1万人の養成を目標としています。
 シルバーリハビリ体操指導士は、1月末の時点で3級指導士が728人、2級が215人養成され、地域で活躍しています。平成19年度からは、いよいよ1級指導士の養成プログラムも始まることになっています。
シルバーリハビリ体操指導士養成事業
 茨城県では平成17年4月より、介護予防の先駆的事業としてシルバーリハビリ体操指導士養成事業を展開しています。
 3級指導士の資格条件は、県内在住の概ね60歳以上の方で、茨城県立健康プラザが主催する講習会を受講することが条件となっています。講習会で実施する体操は、茨城県立健康プラザ管理者の大田仁史先生の考案したいきいきヘルス体操(生活機能向上体操)、いきいきヘルスいっぱつ体操(要素的筋力強化体操)を主体としています。
 履修時間(期間) は3級では40時間(8日間)のコースとなっています。その後、希望により2級、1級の順に講習会を受けることもできます。既に認定された指導士の方々は介護予防の普及活動に活躍しています。
3級指導士の講習会の内容
・介護予防とリハビリテーションの推進
・体操の実践
・解剖と運動学的理解
・老化と病気、障害
・高齢者の心理
・高齢者の食生活と栄養
シルバーリハビリ体操指導士の活動
 茨城県内の地域(市町村保健センター、公民館、高齢者施設など)でボランティアとして、筋力や柔軟性向上を目的とした体操の実践と普及・指導および補佐を行っています。指導対象は地域の一般高齢者や筋力が衰えている特定高齢者等を想定しています。
参考:茨城健康プラザのHP