日立市の商業・工業の振興の基礎資料として調査された「日立市商業実態調査」と「日立市工業実態調査」の結果が明らかになりました。
参考写真 商業実態調査によると、昨年(06年)11月の午前10時から午後6時までの歩行者通行量を調査した結果、日立銀座通りは平日874人(1996年は1738人)、休日590人(同1419人)、多賀よかっペ通りは平日560人(1420人)、休日605人(1062人)、大みか駅前通りは平日342人(同883人)、休日271人(535人)と、いずれも通行量が半減している実態が明らかになりました。
 また、任意に抽出した1400店舗のうち、439店舗が回答(回答率31.4%)した調査は、経営者の年齢が61歳以上が半数を占めるなど高齢化が目立った。売り上げが5年前に比べ増加したのは2割にすぎず、7割が「減少」、「やや減少」と答え、小売店の厳しい営業状態が明らかになりました。
参考写真 さらに、市民ニーズ調査(3000人の内882人が回答)は、年齢が高くなるほど商店街の利用率が高く、61歳以上は4割が「よく利用する」と答えました。商店街を利用しない理由は「駐車場が近くにない」、「品ぞろえが少ない」などが多数を占めました。