平成18年度から事業が着手されている国道6号線大和田町拡幅事業(4車線化事業)の用地買収が始まることになりました。国道6号線は、東京と仙台を結ぶ全長391キロの一級国道で、日立市を縦断する幹線道路です。
 慢性的な渋滞に悩む日立市民の声を受けて、井手よしひろ県議をはじめとする公明党議員団は、平成18年2月に、北側一雄国土交通相に石名坂区間の4車線化を求めて要望活動を行いました。こうした動きがきっかけとなり、平成18年度には、常磐道日立南太田ICの結節点(日立市神田町)から大みか町6丁目交差点までの3.3キロ区間の事業化が決定されました。この度、測量調査や地質調査が行われ、道路設計が完了したため、
用地買収のための地元説明会が、3月14日、18日の両日開催されることになりました。
 今回の大和田拡幅事業は、用地買収が済み次第、北側(大みか町6丁目交差点方面)から順次工事が行われることになります。石名坂交差点では、すでに県道日立港線との接続をスムーズにする改良工事が完了していますが、現在工事中の日立山側道路の接続変更による、交差点改良も予定されています。
 総事業費は約58億円で、完成まで4〜5カ年を要します。
参考::北側国土交通相に日立市内の渋滞解消を要望