新生児にも2万円:常陸大宮市
参考写真 常陸大宮市では、2月2日から4月1日の間に誕生したり、市内に転入して住民基本台帳に記録された新生児に、市独自で定額給付金と同額の2万円を支給することにしました。
 定額給付金は、2月1日時点で、住民基本台帳に記録されている住民に支給され、2月2日以降に誕生した新生児は対象外となっています。
 常陸大宮市の三次真一郎市長は「同じ年度内でも、誕生日の差で不公平感が出てしまう。将来同じ学年で学ぶ者同士、差別があってはならないという思いがある」と議会で独自加算の目的を述べました。
 常陸大宮市では、2月2日から4月1日の間で、60人程度の出生や転入を予定しています。
城里町では、同学年次の不公平を解消
参考写真 城里町は定額給付金で8000円が加算される対象者について、国が定める対象枠を、同学年次で不公平が生じないよう独自に拡大する方針を決めました。これに伴い加算対象者は265人増え、差額は城里町が負担するため、町の補助総額は212万円になる見込みです。
 定額給付金は一人当たり1万2千円で、65歳以上と18歳以下には8000円が加算されます。国は年齢の基準日を2月1日と定めていますが、城里町は独自に基準日時点で64歳でも、1944年4月1日以前生まれなら加算対象します。同様に、基準日時点で19歳でも、89年4月2日以後生まれなら加算対象にすることを決めました。これによって加算対象となる64歳は55人、19歳は210人となります。
 城里町は4月上旬、町民に定額給付金の申請書を発送し、4月13日から原則郵送方式で申請を受け付ける予定です。