参考写真 5月22日、イオン土浦ショッピングセンターがプレオープンしました。グランドオープンは28日ですが、オープン時の店舗周辺の交通渋滞を緩和するため、また店舗近隣住民に優先的に買い物を楽しんでもらいために、5月22日〜27日の6日間、ソフトオープンとして営業しています。
 22日プレオープン初日には、平日にもかかわらず大勢の客が足を運び、テレビや冷蔵庫など限定販売の目玉商品を求め、約4700人が開店時間前に行列を作りました。
参考写真 イオン土浦ショッピングセンターはジャスコ土浦店と170の専門店からなるショッピングモールで、9スクリーン1500席のシネマコンプレックスも併設されています。
 県内のイオンショッピングセンターでは、水戸内原店の専門店180店に次ぐ規模で、敷地面積(約15万8368平方メートル)では県内最大となります。年間売上は、約220億円を見込んでいます。
 イオン土浦ショッピングセンターとわずか10キロ程度で競合する大型商業施設「イーアスつくば」が昨年10月に開業。この7月9日には圏央道阿見牛久東ICには、「あみプレミアムアウトレット」がオープンする予定で、超大型店同士の商戦が激化することになります。
 また、既存のJR土浦駅前商店街などでは、イオン土浦ショッピングセンターの進出で、「致命的な影響」を受けることになります。JR土浦駅前の「イトーヨーカ堂土浦店」と“共同戦線”をはり、「消費の拡大と商店街のにぎわい創出」をもくろみ、定額給付金を中心市街地で消費してもらおうと、最大10%のキャッシュバックセールを実施して対応しています。さらに、駅ビルの再オープンに関しては、同じイオングループがリニューアル計画を進めており、その棲み分けが注目されています。
井手県議、地元まちおこしの拠点を現地調査
参考写真 5月23日、イオン土浦ショッピングセンターを視察した井手よしひろ県議は、同SC内に出店したレストラン「つちうら伽哩物語」で人気の「ミルクカレー」を賞味しました。「つちうら伽哩物語」は、カレーによる土浦のまちおこしに取り組む「食のまち・つちうら協同組合」(堀越雄二組合長)が経営するレストランです。「つちうら伽哩物語」として認定したメニューを週ごとに変えるのが特色です。
 この他、地元名産の佃煮「出羽屋」、雑貨の「ape world」、タイ古式セラピーの「サロン・ド・ペスターニャ」など、地元で親しまれた店舗も多数出店しており、地元ブランドの魅力を発信しています。