参考写真 7月18日、公明党茨城県第2総支部主催の時局講演会が、日立市民会館で盛大に開催されました。公明党の太田昭宏代表が駆けつけ、石井啓一県本部代表(北関東比例予定候補)、井手よしひろ県幹事長(県議)らと共に、公明党の政策や実績を訴えました。
 井手幹事長は、民主党鳩山由紀夫代表の「故人献金問題」を取り上げ、「小沢一郎前代表と2代続けて党のトップが金銭スキャンダルを起こした民主党に、日本の政治を任せるわけにはいかない」と力説。参考写真鳩山代表の故人献金問題は、政治資金規正法の虚偽記載に当たり、最高「禁固5年」にもなる重罪と指摘しました。
 その上で、「政治資金規正法を改正し、『制裁を強化』することが必要。不正を行った議員の公民権(選挙権や被選挙権)を停止して、政界から退場させる仕組みを作らなくてはならない」と訴えました。また、「秘書などの会計責任者が、政治資金規正法に虚偽記載などを行った場合は、議員の監督責任を問い、同じく公民権を停止させるべきだ」と語りました。
 続いて石井県代表は、公明党の景気回復への取り組みを紹介。定額給付金、高速道路の1000円乗り放題、エコカー減税やエコポイント制度など、公明党のブレない政策により、日本経済は最悪の事態を回避できたと訴えました。また、生活者の目線から難病対策の充実や女性特有のがん検診クーポンの発行、子育て応援特別手当てなどを実現。公明党は、いつも庶民の味方として戦ってきたと強調しました。
参考写真 「公明党にとって北関東比例ブロックは、全国最重点の選挙区。北関東で何がなんでも3議席を回復させていただきたい」と訴え、挨拶を結びました。
 最後に太田代表が登壇。東京都議選の23議席完全勝利について、「全国からの真心のご支援に心から感謝いたします」と御礼を述べました。
 そして、8月30日投票が固まった衆院選勝利に向け、「全国一丸となって戦いをスタートする。皆さまの力をいただき勝たせてもらいたい」と支援を呼び掛けました。また、「この衆院選は政権交代がテーマではない。政権担当力があるかどうかが大事だ」と力説。政権担当力とは「いざという時に頼りになるということだ」と指摘し、国民の声に迅速に対応する公明党こそ、頼りになる政党だと強調しました。
参考写真 また、有権者から問われているのは「清潔な政治家・政党かどうかだ」との認識を示すとともに、2代続けて民主党代表に発覚した偽装献金問題に言及。「法律を守らないという人では頼りにならない。人にああしろ、こうしろという資格はない」と鋭く批判しました。
 その上で、公明党が連立政権に参加してから約10年間、政治家個人への企業団体献金の禁止などを実現してきたことを力説。「清潔な政治は公明党の伝統的財産だ。政治には信頼が必要であり、これからも、清潔な政治に公明党が変えていくと断言したい」と述べました。
 さらに、太田代表は「高齢者や障がい者、子どもを守り抜きたい」と強調。子育て支援やがん対策など社会保障分野に力を入れていく考えを示し、「公明党がいるから安心だという闘いをしていく」と訴えました。
 また、「グリーン社会をつくる」と述べ、環境や農業の分野での取り組みも加速していく考えを強調。「未来に向けての日本の姿を示していきたい」と力説しました。
 太田代表の講演を受けて、満員の会場は衆院選大勝利に向け「やらんかな」の熱気に包まれました。参加者全員が総立ちとなり、衆院選必勝を期して勝ち鬨を上げ、意気軒昂の衆院選出陣式となりました。
(写真上から:衆院選勝利に向けての勝ち鬨、挨拶をする井手よしひろ県議、必勝の決意を語る石井啓一予定候補、太田昭宏公明党代表)
日立で公明党太田代表講演
茨城新聞(2009/7/19)
参考写真 公明党の時局講演会が6月18日、日立市若葉町1丁目の日立市民会館で開かれ、支持者ら約1300人が集まった。党本部の太田昭宏代表が出席し「みなさんの力で勝利を」と拳を突き上げ、来月実施されるとみられる次期衆院選への機運を盛り上げた。
 太田代表は、「社会保障が国民に安心を与える。政権担当力があるかどうかが一番大事。財源の裏付けがあり、ぶれない政策をやり抜くのは公明党しかない」と、党が手がけた定額給付金や「千円高速」、景気雇用対策、子育て支援などの実績を強調した。
 民主党については「千円高速や児童手当に国会で反対し、国民生活の足を引っ張ってばかり。政権交代の言葉は何の中身もない。鳩山代表の政治献金問題も透明性が大事だ」などと批判した。