水戸納豆カレー:常磐高速上り線友部サービスエリア売店で 国内最大規模の漫画やアニメなどの展示即売会コミケ(コミック・マーケット)の5年に一度の特別イベントが、この3月21、22日の両日、水戸市泉町の伊勢甚泉町北ビル(旧京成百貨店ビル:伊勢甚本社所有)で開催されます。中心市街地の空洞化が進む水戸の市民有志が、全国へ水戸をPRしようと誘致を実現させました。
 コミケは毎年夏と冬のそれぞれ3日間、東京ビッグサイトで開催され、期間中の延べ入場者数が50万人を超える巨大イベントです。漫画やアニメなどのキャラクターになりきり扮装をする「コスプレ」の参加者が多く集まることでも有名です。
 今回、水戸で開かれる「コみケッとスペシャル5in水戸」は、通常のコミケとは別に、5年に一度、テーマを決めて開かれるコミケの特別バージョンです。「まちおこし」をテーマに、主催者のコミックマーケット準備会が、開催地を全国公募しました。全国21の都市・地域が応募しましたが、市中心部の空きビルや空き店舗を即売会の会場にする企画が評価され、水戸市が選定されました。
 「コミケでまちおこし・みと実行委員会」が現在開催準備を進めています。実行委員会によると、2日間で約2600団体、延べ約4万人の参加を見込んでいます。
参考:「コみケッとスペシャル5in水戸」公式ホームページ
参考写真 このイベントに会わせて、“萌え商品”の発売が相次いでいます。
 水戸市の酒造メーカーの老舗「明利酒類」は、梅で有名な日本三公園の一つ偕楽園にちなみ、梅酒「梅香」を発売しました。ラベルに独自に美少女の漫画キャラクターを採用。500ミリリットル瓶で定価1000円で、ネットでの限定販売となっています。美少女キャラクターは、“加藤明利”。まるたけんたろう氏のイラスト作品です。
参考:「梅香」の特設ホームページ(明利酒類)
 水戸を代表するお菓子の名店「亀印製菓」は、チョコ商品「純愛つくば」(6個入り、525円)を発売しました。4人の美少年キャラクターを作り、パッケージにしました。参考写真「純愛つくば」は、ほろにが味のココアパウダーに包まれたお餅の中に、甘いチョコクリームが入っているお菓子です。イラストは、miogrobin氏が制作した4人の美少年キャラです。また、イベントごとに、限定版のクッキー「萌えーサブレ」も販売しています。
参考:「純愛つくば」の特別サイト
 水戸市の納豆メーカー「だるま食品」は、メイドさんがメインキャラの「水戸納豆カレー」を、昨年11月から販売しています。イラストは、『鋼鉄天使くるみ』、『円盤皇女ワるきゅーレ』などの作品で知られる漫画家の介錯氏が手がけています。キャラクターの名前は『なとか』だそうです。水戸納豆カレーは、ネットだけではなく、常磐道のサービスエリア売店などでも販売されています。
参考:「水戸納豆カレー」のホームページ