4月26日、折からの風雨の中で日立市日高海岸の崖が浸食のため崩落しているとの通報が、付近の住民から寄せられました。
崩落箇所は日立市日高町内の市道が太平洋に接する箇所で、南静公園の南側に当たります。直ちに県高萩工事事務所が現場を確認したところ、2箇所の崩落箇所を確認しました。さらに、雨水排水のためのヒューム管の一部の接合も外れていることも分かりました。
崖の崩落は、波浪による浸食に加え岩中の割れ目(節理)からの雨水の浸入等などによる風化が原因と考えられます。未崩落箇所も含めて斜面全体が不安定な状態にあります。
県では応急対策として、崩落危険箇所(25メートル)に、消波ブロック(4t型)を約380個を設置し、崩落箇所に直接波が作用しないようにすることになりました。消波ブロックは、北茨城市の下桜井海岸の改修工事に使用したものを転用します。
工期は、6月上旬から約1ヶ月間。期間中は市道を全面通行止めとして、50tラフタークレーンで据え付けることにしています。
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井手よしひろです。
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