みなさん、こんにちは、茨城県議会議員の井手よしひろです。
 昨年12月の県議選におきましては、みなさまの温かい、力強いご支援をいただき、14355票を獲得、日立選挙区でトップ当選をさせていただきました。誠にありがとうございました。
 皆さまの大きなご期待に、行動と実績でお応えできるよう、今日よりまた全力で頑張ってまいります。
 これまで以上のご指導・ご鞭撻を、よろしくお願いいたします。
 昨年12月24日には、橋本知事に対して、平成23年予算に関する要望書を提出してまいりました。
 生活者のための政治、現場主義をモットーとする私ども公明党の基本姿勢に基づき、日頃の県民相談や現地調査を踏まえて、県民のみなさまの要望・意見を集約したものです。9の大綱、52の中項目からなり、総要望項目は939項目になりました。
 その中でも、「近年、若い女性に増えている子宮頸がんの予防ワクチンの公費助成に県も加わり、自己負担を無くし、完全無料化を実現して欲しい」と訴えました。
 また、今年夏から建設が始まる日製日立総合病院の救急救命センターについては、医師や看護師などのスッタフの確保を全力で支援するよう求めました。さらに、夜間休日の医療体制の整備や、県北地域の救急医療機関の連携の強化などを提案いたしました。
 昨年7月に就航した「県のドクターヘリ」は、昨年末で約180件出動しました。多くの県民のいのちを守ることが出来たと自負しております。しかし、その中でも、消防本部からの要請が複数重なったために、11件が重複要請で出動できなかった現状があります。こうした事態を教訓に、私は、茨城、栃木、群馬の3県によるドクターヘリの広域連携を知事に提案しました。
知事は、担当者間で協議を行い、今年3月末までには、全国でも初めての、ドクターヘリの広域相互利用を実現させたいと語りました。
 県北地域で深刻さを増している医師不足対策については、「医学部の増設や県内誘致など、知事の選挙マニフェストを具体的に進めるべきだ」と訴えました。これに対して知事は「医学部の増設は、国に対しても訴えていく。既存の医学部の定員を、期限を区切って大幅に増員するなどの手法もあり、県民のいのちを守るために全力を挙げて取り組んでいく」と語りました。
 今年は、茨城県にとっても、日立市にとっても、次なる発展への節目の年になると考えています。
 3月19日には、北関東自動車道が全通して、茨城と栃木、群馬の北関東3県がダイレクトに結ばれます。
 2月には、札幌、名古屋便が就航して、茨城空港は首都圏第3空港としての機能が強化されます。
 日立港の東京ガスエネルギー基地建設も、2015年の完成に向けて具体的な計画がまとめられていきます。
 また、日産自動車やメルセデスベンツの自動車輸出入港としての日立港の需要も、益々高まっていくことが期待されています。
 こうした、発展のバネを有効に利用して、私たちの生活がより便利に、安全になるよう、取り組んできたいと思います。
 日立市内の生活基盤整備も順調に進んでいます。
 平成6年から工事が進められている日立山側道路は、再来年2013年春の全面供用開始を目指して工事が進められています。
 国道6号の石名坂4車線化工事は、平成18年度からスタート。優先整備区間である石名坂の坂上「大みか6丁目交差点」改良工事は、すでに市道部分では始まっており、2013年春までに完成させる予定です。
 また、永年の懸案であった国道6号日立バイパスの南伸計画は、今年中に都市計画が決定され、今後、具体的な工事計画が立案されることになります。
 日立の玄関口である日立駅の整備は、駅舎の工事が今年3月には完成する予定です。東西をつなぐ自由通路やエレベータ・動く歩道など利便性が向上し、海岸側には太平洋が一望できるスぺースなどが整備されます。日立の新たな象徴として、多くの皆さまに親しまれるものと期待しています。
 さらに、常陸多賀駅の駅前広場の改修も、この2月からはスタートすることになっています。駅を利用する方と通過交通を明確に分け、安全で使いやすい駅前広場に生まれ変わることになっています。
 こうした医療や福祉、生活基盤の整備とあわせて、県の行政改革、県議会改革にも全力を挙げていきたいと考えています。
 先の県議選において、私は、県議会議員の定数の削減や選挙区の見直し、さらに県議会そのものの充実を、ローカルマニフェストに掲げました。こうしたお約束を、誠心誠意果たしていきたいと決意を新たにしています。
 今年も、ダイナミックに動き、語り、大好きな日立のために、お世話になった皆さまのために、全力を挙げて戦わせていただきます。
 ご支援ご指導の程、何とぞよろしくお願いいたします。
 ありがとうございました。