参考写真 2月19日、井手よしひろ県議は県議会文教治安委員会委員として、第32回警察音楽隊定期演奏会「おまわりさんのコンサート」に招かれ、楽しい音楽のひとときを過ごしました。
 茨城県警察音楽隊は、昭和37年4月に創設して以来、県民の交通安全、地域安全などに関する啓発のため、各種警察活動をはじめとした公的行事での演奏、学校での音楽鑑賞会への協力、福祉施設での慰問演奏など、県内各地における幅広い活動を行っています。
 現在は、楽長以下24名の隊員が、警察本部や鉄道警察隊などで勤務するかたわら訓練を重ね、県民と警察を結ぶ「音のかけ橋」として、年間約100回の演奏活動を行っています。クラシック音楽から最近のヒット曲までを織り込んだレパートリーは数百曲を有するといわれ、多くの県民から親しまれています。
 音楽隊の演奏に花を添えるカラーガード隊は、昭和55年に発足。フラッグの操作やダンスなどを採り入れた華麗な演技は、観る人の目を楽しませてくれています。女性警察官、交通巡視員などの警察職員6名により編成され、警察の各種キャンペーンにおけるパレードや小・中学校での音楽鑑賞会で活躍しています。
 今日のコンサートには、県立水戸第二高校のコーラス部がゲスト参加しました。県内高校でもトップクラスの技量を誇り、平成22年度全国日本合唱コンクール全国大会にも出場しています。来年3月には、ローマのサンピエトロ大寺院での単独コンサートを計画しています。
 コンサートは終始、和やかな雰囲気で進み、水戸二高のコーラス部とのコラボ「ミュージカルメドレー」は、聴き応えあるすばらしいステージでした。曲と曲との間には、会場の子どもさんがタクトを振るコーナーや交通安全、オレオレ詐欺防止のキャンペーンなどが組み込まれ、警察の啓発活動としても非常に充実した内容でした。
 圧巻だったのは“ふれあいコーナー”。県警のマスコットひばり君の呼びかけで、会場にいた多くの子どもたちがステージに上がり、AKB48の“ヘビーローテーション”を歌って踊るパフォーマンス。異常?な盛り上がりに、会場は大きな拍手に包まれました。
 エンディングは、やはり“踊る大捜査線”よりのメドレー。壇上後方にパトライトが点灯し、カラーガード隊の演技と相まって、迫力ある演奏が披露されました。