日立市では、23日市内水道水の放射能測定をしたところ、乳児向けの飲用基準を超える放射性ヨウ素(森山浄水場150ベクレル、十王浄水場298ベクレル)が検出されました。
 大人や乳児以外の子どもが飲んでも健康に影響を与える量ではありませんが、当分の間、乳児への水道水の使用を控えるよう、24日午後より広報を始めました。
 日立市では、2歳未満の乳幼児に対し、粉ミルクなどで使用する飲料水を1人当たり4日分8リットルを限度に配布します。ご希望の方は、午前8時30分から午後5時15分までに、保健センター又は市内各支所まで、母子手帳とペットボトルを入れるバックをご持参のうえお越し下さい。本日(3月24日)は午後4時から午後7時まで配布します。
 乳児向けの飲用基準は長期にわたり飲用した場合の健康影響を考慮しているため、代替となる飲料水が確保できない場合には、水道水を使用しても差し支えありません。