10月6日、茨城県は県内のこの夏のピーク時の使用電力は、去年と比べて15.3%減少し、県が掲げた削減率15%以上の目標を達成したことを発表しました。
参考:今夏の節電対策について(PDF版)
 茨城県によりますと、ことし7月から9月までの3か月間の県全体のピーク時の使用電力は399万キロワットで、去年と比べて15.3%減少し、県が掲げた目標を0.3%わずかですが上回りました。また、この期間の県全体の平日の使用電力の削減率は、平均で20.3%で、削減目標の15%を5.3%、東京電力管内全体の平均削減率18.6%を1.7%上回りました。
 この結果について茨城県は、家庭や事業者が積極的に節電対策に取り組んだことに加え、今年の夏の最高気温は平年を上回ったものの去年と比べて低めに推移したためとしています。
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 また、県庁舎(議会棟、県警本部庁舎も含む)については、こまめな消灯や空調の抑制など、職員一人ひとりの協力により、県庁全体として節電目標を大きく上回る結果となりました。