11月9日、日立市は東京電力福島第一発電所事故に関する第一回目の損害賠償請求を行いました。今回は、3月11日の事故発生から9月30日までの経済的損失分の総額約5179万円を請求。小川春樹副市長が東電茨城支店を訪れて、西沢俊夫社長宛ての損害賠償請求書を手渡しました。
 日立市では、放射能の線量を測る測定器の購入費(物件費)など2822万4678円。放射専用の測定や除染に関わる人件費570万6845円。吉田正記念館や鵜来来の湯十王の入場料などの減収分1785万6916円。総額5178万8439円を請求しました。
 請求書を受領した東電担当者は「誠意を持って対応する」と回答したと報道されています。
 日立市では、10月以降の除染費用なども、順次、東京電力に損害賠償していく方針です。
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