東京電力福島第一原発の現地視察

Jヴィレッジで原発事故の概要と現在の復旧作業の状況を聴取

福島第1原発で高橋毅所長より汚染水対策や廃炉に向けての進捗状況を説明聴取

福島第一原発内をマイクロバスで移動しながら事故現場を視察

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 福島第1原発事故で全住民が避難している福島県富岡町の夜の森地区の桜並木。夜の森地区には、1900(明治33)年に地区が開拓された際に桜が植樹され、樹齢100年を超えています。春、一斉に咲き誇るさまは「桜のトンネル」と呼ばれ、富岡町の春の風物詩として住民に愛されてきました。
 富岡町は震災後、全域が警戒区域となっていましたが、3月25日から被曝量に応じて3区域に再編され、夜の森地区では一部立ち入りが緩和されました。
 およそ2.5キロにわたる桜並木のうち300メートルほどは、日中の立ち入りが可能な「居住制限区域」(年間被曝量20ミリシーベルト超〜50ミリシーベルト)に。4月10日、桜並木の下ではふるさとの春を楽しもうとやってきた避難生活中の住民の姿が見られました。
 一方、桜並木のほとんどが長期間にわたり自宅に戻ることができない「帰還困難区域」(年間被曝量50ミリシーベルト超)に。そのため並木道も、途中で無機質な柵で分断されています。

歩数【2000】歩・移動距離【265】km