旅のCafe<鵜の島海岸>
 6月12日、井手よしひろ県議は県議会防災商工環境委員会で、一般社団法人茨城県観光物産協会が行っている「県内周遊促進キャラバン事業」について、その充実を求めました。
 茨城県観光物産協会は、県内周遊促進キャラバン事業『いばらき旅のストーリー』と題した企画を行っています。これは、厳しい状況にある県内観光に対し、特に個人のインセンティブ向上、また多岐にわたるユーザーの興味に対する観光ポイントの発掘等をおこな全く新しい視点の事業です。その中核イベントは、『旅のCAFE』。地域まちづくり、地域おこし団体等との交流をもとにした、新感覚の観光イベントです。
 毎回、県内外の観光スポットを、今までとは違った視線で取り上げ、インターネットなどのメディアを活用して、人々の交流の場を創出しています。すでに、本年6月7日開催の“日立市鵜の島海岸”まで25回の『旅のCAFE』が開催されてきました。財源は国の緊急雇用促進基金を活用し、来年3月まで行われる計画になっています。
 井手県議は「いばらき旅のストーリー“旅のCAFE”事業は、比較的地味な取り組みではあるが茨城県の新たな観光資源の発掘には大きな効果を発揮しています」と、この事業を高く評価。その上で、「民間の活力やNPOや地域コミュティーとの連携が出来はじめている反面、市町村の理解や協力があまり進んでいないのではないか」と質しました。観光物産課長は「指摘された点は県としても認識しています。積極的に市町村との連携も図っていきたい」と答えました。
(写真は、2013年6月8日、日立市鵜の島海岸で開催された「旅のCAFE」Vol26“うまい!うつくし!ウノシマ尽くし”の模様)
参考:いばらき旅のストーリー“旅のCAFE”のHP