大切な声は、ときとして人がふともらすつぶやきや、社会の片隅で発せられる小さな声の中に入っているものです。
 公明党は結党以来、生活者の声を聴く地道な「市民相談」を続けてきました。
その数は累計で4100万件を超えています。
 「小さな声」に耳を傾けて、一つひとつの課題に向き合い、政策に練り上げて、政治を動かす――。
 「小さな声」をきっかけに公明党が実現させてきた、たくさんの実績があります。
仮設住宅に物置
 この写真は、岩手県大船渡市にある仮設住宅での一コマです。
 今なお、被災地では生活再建のメドが立たず、厳しい現実を前に、必死に生活している被災者が数多くいます。
 被災地に寄り添い、一日も早い復興を成し遂げる。この一点で、公明党は走り抜いてきました。
 ある日、仮設住宅の総点検を実施した結果、「冬になると風呂のお湯がすぐに冷める」「部屋が狭くて荷物を置けない」という声を伺いました。
 すぐさま、国会質問などで政府へ要請。財源を理由に渋る政府を説得し続けた結果、実現にこぎつけることができました。
 写真の女性は、ほほ笑みながら語りました。「公明党は仮設住まいの私たちの声を真剣に聞いてくれる。本当に心強いよ」

 仮設住宅の住環境改善については、 公明党宮城県本部は2011年7月と12年1月の2度にわたって現地調査を実施。 また、井上義久幹事長を先頭にアンケートによる総点検運動も展開。 岩手、福島の両県本部もアンケートや住民懇談会を開催し、被災者の声を聞いてきた。 そして、調査結果を基に、12年2月15日の衆院予算委員会や同3月6日の東日本大震災復興特別委員会などで、 公明議員が政府へ強く要請し、実現に至った。