8月22日、任期満了に伴う茨城県知事選挙が告示され、現職の橋本昌氏と新人の2人が立候補しました。
 橋本氏は67歳。昭和20年東海村に生まれました。茨城中学校、水戸一高を経て東京大学法学部を卒業。昭和44年自治省に入省しました。福井県文書学事課長、地方課長、財政課長、山梨県総務部長などの地方行政の最前線を経験。国に戻り、国土庁防災調整課長、自治省消防庁危険物規制課長、消防課長、自治省公営企業第一課長を歴任しました。平成5年9月茨城県知事に当選、現在5期目を務めています。
 茨城県知事選は9月8日に投開票されます。
 現職の橋本候補に対しては“6選”出馬という多選批判があることは事実です。したがって、公明党も政党としては「自主投票」です。
 私達は、首長と議会・議員は県政発展のための車の両輪。良いことは良いと言い、悪いことは悪いと指摘する『是々非々』の姿勢を貫いてきました。この5期の橋本県政は、私どもの多くの要望を実現してくれたことも事実です。震災復興の大事な時期に、継続して茨城をリードすることも大事です。ましてや、対立する共産党系の候補者に茨城を任せることは出来ません。
 私たちは、こうしたことを十分の検討した上で、一県議会議員として橋本候補をしっかりと応援していきたいという結論に至りました。応援するからには、もし当選できたら6選知事が「裸の王様」にならないように、しっかりと監視していきたいと思います。
 皆さまのご理解をいただきたいと思います。