JR常陸多賀駅で県議会報告

県議会本会議(自民県政クラブ、公明党の代表質問)

第30回茨城県郷土工芸品展を視察

予算特別委員会の質疑に関するヒアリング(財政課、生活環境部、広報広聴課、土木部河川課ほか)

桂の雛人形
 「第30回茨城県郷土工芸品展」茨県内各地で作られた郷土工芸品を集めた展示会が県庁で開かれています。
 城里町の手作りのひな人形は、伝統的な技法で作られた人形の衣装にヨーロッパのデザイナーが手がけたスカーフの生地を使い、現代的なデザインを調和させています。
桂のひな人形(県郷土工芸品指定)
 明治中期頃から埼玉県・静岡県と並ぶ代表的なひな人形の産地だった水戸で修行した小佐畑喜士が戦後、阿波山で製造を始めたのが「桂のひな人形」。全国でも少なくなった手づくりのひな人形です。
 各部分の型紙によって裁断した和紙で裏打ちした西陣織の布を縫い合わせ着物を作り、胴は圧縮したワラ胴を使い、襟をかけ腕や足の部分に木や木毛を使い、綿で肉付けをして衣装を着せます。「桂の雛人形」でもっとも重視されるのは、人形の美しさを決める振り付け(動作を付ける)で、手先の変化、腕の曲がり具合などに細心の注意が払われ、最後に頭をさしてしなやかなひな人形が完成します。

歩数【6000】歩・移動距離【88】km