3月14日、JR東日本“上野東京ライン”(東北縦貫線)の開業に伴い、常磐線の一部列車の東京・品川駅への直通運転が実現しました。品川駅乗り入れの一番列車となる、「ひたち2号」の車窓からの風景です。上野駅の直前から東京駅到着までを、3倍速で撮影しています。
 常磐線は、「ひたち」と「ときわ」に改称した特急が約60%の44本、普通・快速は25%の77本の計121本が品川駅直通となり、横浜や関西方面からのアクセス向上が期待されます。水戸、土浦、取手の各駅では品川直通を祝う式典が開かれ、県や沿線自治体の関係者らが“一番列車”を拍手で見送りました。

 水戸駅での出発式には、一日駅長を務めた磯山さやかさん、橋本昌知事、高橋靖水戸市長、JR関係者らが出席。JR水戸支社の小池邦彦支社長はあいさつで「交流人口を増やし、観光や経済を発展させることが重要な責務。上野東京ラインが利用されるよう努力する」と決意を述べました。橋本知事は1本でも多い東京・品川駅乗り入れを訴え続けた要望活動を振り返り、「いろいろな課題を乗り越え、より便利な常磐線になるようJRにお願いしたい」とも、訴えました。
 磯山さやかさんと長谷川貢一駅長が、そろって出発の合図。常磐線特急で品川駅に一番最初に乗り入れる、午前7時26分発「ひたち2号」をホームから見送りました。
 土浦駅では、土浦市の中川清市長や内田卓男議長、JR、常磐線東京駅・横浜駅乗り入れ推進協議会など関係者約40人が集まり、土浦駅始発の午前9時12分発品川行き普通列車を送り出しました。中川市長は「長年の夢がかない非常にうれしい。乗降客の増加に努め、直通列車が1本でも多くなるよう協力したい」と笑顔で話しました。
 取手駅でも取手駅始発の一番列車、午前7時17分発快速の発車に合わせ、JRや取手市の関係者ら約100人が出発式を行いました。吉川伸吾駅長は「歴史の一こまを皆さんと分かち合え、うれしい」とあいさつし、藤井信吾市長は「取手のみならず(県全体の)住民にとって朗報。このエポックを機に、活力あるまちづくりをしていきたい」と述べました。