きずなメール  今日(7月1日)より、妊婦や乳幼児を育てている家庭を対象に、さまざまなアドバイスをメールで配信するサービスが、茨城県内11市町村でスタートします。出産や育児の不安を解消するとともに、産後の”うつ”などを予防するのが目的です。
 メール配信を始めるのは、つくば市、龍ケ崎市、取手市、下妻市、古河市、大子町、城里町、茨城町、河内町、美浦村の10市町村が茨城県のシステムを活用して事業を行います。また、常陸太田市は独自にメール配信サービスを開始します。
 メールの対象は妊婦や3歳未満の乳幼児を育てている保護者らで、妊婦には、食生活に関するアドバイスや胎児の発育などに関する内容を毎日配信します。
 育児中の家庭には予防接種の情報や、成長に合わせた育児アドバイス、子育て支援策などの情報を、配信。生後100日まで毎日配信し、1歳誕生日まで3日1回、2歳誕生日まで1週間に1回、3歳誕生日まで2週間に1回のペースとなります。
 このこのメール配信サービスは、昨年(2014年)9月の県議会一般質問で、公明党の田村けいこ県議(つくば市選出)が提案し、国(内閣府)の少子化対策強化交付金を活用して実施されます。NPO法人きずなメールプロジェクトを活用し、妊産婦や子育て世代の携帯メールへ、複数の専門医の監修による確かな信頼できる子育て情報を配信するものです。利用者は、出産予定日を登録することで、妊娠中のおなかの中の赤ちゃんの成長過程や、妊娠・出産・育児の基礎知識に加え、自治体情報も配信することができます。確かな情報が定期的に届くことで、子育ての不安の解消や孤立化を防止することが期待されています。既に文京区、江東区、中央区、相模原市などで配信が行われており、効果を上げています。利用者の料金はかかりません。

7月1日からスタートした茨城県内11市町村の子育て支援メールサービス
大子町子育てほっとメール(妊娠期/育児期)
茨城町ハッピー子育てメール(マタニティ/育児)
城里町おひさまメール(マタニティ/子育て応援)
下妻市ママサポしもつま(マタニティ/育児編)
古河市すくすく応援メールこが(妊娠期 /育児期)
美浦村きずなメール・みほ(妊娠期 /子育て期)
つくば市つくばde子育てすくすくメール(妊娠期 /子育て期)
河内町/きずなメールかわち版(妊娠期 /子育て期)
取手市とりでスマイルメール(妊娠期 /子育て期)
龍ケ崎市子育てきずなメール(妊娠期 /乳幼児期)
常陸太田市/子育てじょうづるメール(妊娠期 /子育て応援期)