3月3日に行われた会派代表質問で、公明党の井手よしひろ県議は、県北地域の地方創生について、々域的な連係による県北地域の活性化、県北ジオパークの活用、0饐觚北芸術祭の成功との3つの視点から橋本知事に質問しました。
 いずれも、島根県邑南町や新潟県十日町市などの現地調査を踏まえて、具体的で実現可能な提案です。
 このブログでは、「県北ジオパークの活用」に関連した部分の質問と知事の答弁をまとめました。
県北ジオパーク
井手よしひろ県議:茨城県北ジオパークに積極的な支援を
 県北地域には、緑あふれる山々、変化に富んだ海岸、日本最古・5億年前の地層、日本の近代化を支えた鉱山、豊かな山の幸・海の幸などのたくさんの地質・自然・文化資源があります。
 これらをガイド付きツアーや各種イベントなどを通じて、日本中の人々に楽しんでもらおうとするのが「茨城県北ジオパーク」です。2011年、公式認定を受け、さまざまなイベントやツアーを開催してきました。
 ところが、昨年12月14日に開催された日本ジオパーク委員会で、県北ジオパークは「条件付再認定」との評価を受けました。委員会の評価は「エリア内の住民、市町村および茨城県のジオパーク活動に対する理解や認識は低く、持続可能な運営体制は構築されていない。拠点施設づくりも遅れている。したがって条件付きで再認定とする」との厳しい内容でした。このままでは、2年後には県北ジオパークは認定を取り消される可能性があります。
 県北ジオパークは、県北地域の貴重な資源であり、ぜひとも残し、活用していくべきと考えますが、知事のご所見を伺います。
橋本知事:推進協議会の意向を確認し、より積極的に対応
 県北ジオパークは、茨城大学や関係市町村等で構成する「茨城県北ジオパーク推進協議会」が中心となり、公式ホームページの開設やジオポイントの解説看板の設置、インタープリターの養成など、様々な活動を展開しているところであります。
 地元企業もオリジナル弁当や土産品の開発販売、旅行商品の造成など、ジオパークのPRに積極的に取り組んできております。
 県は、オブザーバーとして協議会に参加し、こうした活動を支援るほか、県北ジオパークへの興味・関心を喚起するためのツアーを実施するなど、県北ジオパークの認知度向上と誘客促進に取り組んでまいりました。
 また、再認定に向け、関係市町村に対し、ジオパークの広報PRや関連事業等の実施に際しての協力を働きかけてまいりました。
 こうした中、先般、日本ジオパーク委員会の審査結果が発表され、2年間の条件付き再認定となったところでありますが、その理由として、ジオサイトが設定されているいくつかの市町村が協議会会員でないこと、拠点施設の展示内容が不十分なこと、関係者が会議や大会等にほとんど参加していないことなどが指摘されているところであります。
 協議会では、2年後の再審査に向け、指摘内容について詳細な分析を行った上で、新年度のできるだけ早い時期に総会を開催し、取組方針を決定していくと伺っております。
 県といたしましても、県北ジオパークは地域の活性化を図る上で貴重な資源であると考えておりますので、このような委員会からの指摘も踏まえ、茨城大学や関係市町村などが今後どのように取り組もうとしているのか、十分に確認した上でではありますが、より積極的に対応してまいりたいと存じます。