JR日立駅(2016/8/18午前8:30)
 8月17日午後から翌18日午前中に掛けて、JR常磐線は台風7号の影響とみられる倒木が原因の停電事故で、16時間以上にわたり運行が出来ない状態になりました。
 常磐線は17日午後5時57分ごろに発生した停電で、土浦〜水戸駅間の上下線で運転を見合わせました。強風と落雷で沿線の樹木型を倒れ、送電が出来なくなくなりました。特急列車が現場で立ち往生しました。この停電はいったん午後10時16分に復旧し、全線で運転を再開しました。しかし、約12分後には再停電し、再び運休する事態となりました。JR水戸支社によると、再停電は17日午後10時28分ごろ、ひたちなか市勝田中央の常磐線勝田駅付近で発生しました。品川発下り回送普通列車のパンタグラフ2基が破損し、架線を傷つけたのが原因です。このパンタグラフは、5時57分に笠間市小原の常磐線友部〜内原駅間で発生した倒木に当たって壊れたとみられています。
 パンタグラフのうち1基は大きく折れ曲がっており、架線が傷ついてショートしたとみられます。運転士は破損に気付かなかった報告されており、水戸〜勝田駅間で架線の傷や変形が16カ所、架線金具の外れや変形が240カ所も見つかりました。
JR常磐線勝田電車区
 18日になっても、点検や修理のため架線への通電が出来なかったため断続的に停電が実施され、列車の運行に支障が出ました。電気系統が土浦から平(福島県)間が一帯のため、この間のすべての列車の運行が出来なくなりました。事故発生から半日後の18日午前10時33分、ようやく全線で運転再開にこぎ着けました。
 17日夕の停電の影響で常磐線22本が運休、36本に最大4時間4分の遅れがでました。また、 17日夜から18日午前にかけての再停電では、常磐線は特急を含む上下96本が運休、34本に最大14時間39分の遅れが出ました。停車した列車内で一夜を明かした人も約3800人に上りました。 水戸線の運休や遅延と合わせ2日間で計約9万4千人の足が乱れた。
 井手よしひろ県議らは、JR日立駅、常陸多賀駅で状況を調査。9月議会に向けてJR東日本水戸支社と県に対して、改善策などを提案することにしています。
8月17日、18日の時系列