今年4〜5月生まれ、早めに主治医と相談を
イメージ 今月(2016年10月1日)から、新生児を対象としてB型肝炎ワクチンの無料接種(原則無料で受けられる定期接種)が始まりました。対象は、今年4月1日以に生まれた0歳児。1歳になるまでに3回の接種を終える必要がありますので、掛かり付けの小児科の先生になるべく早く相談しましょう。 特に、今年4〜5月に生まれた子どもで、これまで一度も接種していない場合は、既に生後5〜6カ月が経過していることから、今後の接種スケジュールの管理に注意が必要です。
 B型肝炎ワクチンは、B型肝炎ウイルスによる感染症を予防します。B型肝炎ワクチンは世界初の「がんを予防するワクチン」です。現在、B型肝炎ワクチンは日本では任意接種ですが、1992年にWHOはすべての出生児にB型肝炎ワクチンを接種することを推奨しました。その結果、2009年までに世界177ヶ国で、生後0ヶ月から、または、生後2ヶ月から、さらに国によっては思春期の小児に対しても、定期予防接種として接種されています。
 B型肝炎は、ウイルスが血液や体液を介して感染することで発症します。感染が一過性ではなく、そのまま感染状態が続く「キャリア」になると、慢性肝炎に移行することがあり、さらに、肝硬変や肝臓がんなど命に関わる病気を引き起こす恐れもあります。
 1歳未満の感染はキャリアになる確率が90%と高く、0歳のうちにワクチンを接種しておくことが重要なのです。
 接種の時期は生後2カ月、3カ月、7〜8カ月の計3回が標準的なスケジュールとなります。
 キャリアの母親から生まれた子どもが母子感染予防として出生直後に接種を受けた場合は、健康保険が適用されるため、定期接種の対象外となります。このほか定期接種の詳細は、お住まいの市区町村にお問い合わせください。
 公明党は、2013年の参院選重点政策でB型肝炎ワクチンの定期接種化を主張。さらに、国会での質問や関係大臣への要望を重ねるなど、早期の定期接種化を強力に推進してきました。
参考:日立市のHPからB型肝炎予防接種について(平成28年10月1日から)