JR日立駅
 12月12日、茨城県議会総務企画委員会が開かれ、井手よしひろ県議は県北6市町で今秋開催された茨城県北芸術祭の総括や今後の展開について質問。会期中(9月17日〜11月20日:65日間)の会場別の来場者数を資料請求しました。公表された資料によると、全32会場のうち最も多かったのは、JR日立駅舎(日立市)の9万6880人。会場別来場者数の確定に伴い、芸術祭全体の総来場者数は延べ77万6481人となりました。
 最も来場者が多かったのはJR日立駅舎の会場。建物そのものが建築家の妹島和世がデザイン監修したガラスを多用した構造で、眼下に太平洋を望む絶景が人気です。この日立駅舎を、世界的な現代絵画の巨匠ダニエル・ビュレンが、全長300メートルの虹色のカッティングシートで覆いつくしました。色とりどりの透明のシートに包まれた空間は、時間の流れや季節の移ろいに合わせて姿を変え、県北芸術祭の玄関口である日立駅を飾りました。(回廊の中で:この場所のための4つの虹 ー KENPOKU ART 2016のために)
 また、村上史明の作品「風景幻灯機」 が海を望む展望スペースに展示され、人気を博しました。白い望遠鏡型の作品をのぞくと、そこには日立市の美しい海が広がります。しかしずっと見ていると、現実にはあり得ないことが起こりはじめます。土日休日には、「風景幻灯機」の前に長い列が出来ました。
 以下、第2位は大子町の袋田の滝5万6498人、第3位・大子町駅前商店街(麗潤館などのまちなか展示)5万1967人、第4位・チームラボのデジタルアートが人気だった北茨城市天心記念五浦美術館5万1658人、第5位・常陸太田市鯨ヶ丘地域4万8711人で梅津会館や街中を埋め尽くしたピンクの窓が好評でした。
県北芸術祭の会場別来場者数


県北芸術祭の会場別来場者数