鹿島アントラーズが獲得した3つのカップ・トロフィー
 2020年東京オリンピックのサッカー競技を是非、カシマサッカースタジアムに誘致したいと思います。カシマスタジアムは、Jリーグ覇者、クラブカップ準優勝、そして天皇杯の覇者・鹿島アントラーズのホームです。ワールドカップも開催したサッカー専用スタジアムは、その設備も環境も、オリンピックゲームを開催するに充分な施設です。
 オリンピックのサーカーの試合は、各大陸に出場枠が割り当てられ、予選が行われます。各大陸予選を勝ち抜いた16ヵ国をA、B、C、Dの4グループに分け、予選リーグ(グループリーグ)を行います。各組上位2チームがノックアウトステージ(決勝トーナメント)に進出します。ノックアウトステージは、各グループリーグ上位2チームずつ計8チームによるノックアウト方式で戦われます。サッカー競技は、開会式に先立って7月22日からスタートして、8月8日に決勝戦が行われることになっています。18日間に予選リーグ24試合、決勝ノックワアウトステージ7試合と3位決定戦1試合の合計32試合が行われます。
 同じく女子サッカーは、予選を勝ち抜いた12カ国が3つのグループに別れ、予選リーグが行われます。いずれのグループからも上位2チームがノックアウトステージに進みます。試合数は原則26試合です。
カシマサッカースタジアム
決勝は新国立オリンピックスタジアム
 男女合計58試合を新国立オリンピックスタジアムをはじめ、6会場で行うことになっています。さらに、茨城のカシマサッカースジアムなど3施設が検討候補に挙がっています。
 現在サッカー競技が正式に決まっているのは、・オリンピックスタジアム(新国立アリンピックスタジアム)・埼玉スタジアム2002・札幌ドーム・宮城スタジアム・東京スタジアム(味の素スタジアム)・横浜国際総合競技場(日産スタジアム)です。
 追加会場として検討されているのが、県立カシマサッカースタジアム、 豊田スタジアム(愛知県豊田市)、大阪府吹田市に建設中のスタジアムです。昨年5月、日本組織委員会の森会長は、この3会場から2会場が選ばれるとの見解を明らかにしています。
 追加会場として検討されているスタジアムの中では、カシマの優位性はズバ抜けていると考えます。まず第一に東京に近いこと、成田空港からも至近距離であり、圏央道の開通で他の会場への移動もスムーズです。さらに、東日本大震災からの復興を全世界にアピールするという主旨からすれば、豊田や吹田が会場の選ばれる理由は全くありません。
 2017年の新春。カシマスタジアムのサッカー競技誘致を力強く進めてまいりたいと思います。
(2017/2/14一部更新)

オリンピックサッカー競技の開催状況

追加会場候補