環境政策の推進について【田村けい子県議・2017/3/8】
 2017年3月8日、茨城県議会一般質問が行われ、公明党の田村けい子県議が登壇。橋本知事に、環境政策の推進について質問しました。
 田村議員は、茨城県の地球温暖化対策は東日本大震災などの影響で進んでいないとしたうえで、今年度末に改定される県の地球温暖化対策の実行計画をどのように進めるか、知事の考えを質しました。
 これに対して橋本知事は、改定する実行計画では県内の二酸化炭素排出量の6割以上を占める産業部門について、2030年度には2013年度に比べて排出量を9%削減するという、国の目標を上回る数値目標を示しました。
 そのうえで、橋本知事は「大規模な事業所に対し省エネ対策を助言する体制を強化するとともに、中小企業に対しては省エネ設備の導入などに補助制度を設け、排出抑制策を後押ししたい」と述べ、家庭での取り組みも含めて県を挙げて地球温暖化対策に取り組んでいく考えを示しました。