茨城空港利用促進用議会
 5月31日、茨城空港利用促進等協議会総会が水戸市内で開かれ、井手よしひろ県議らも同協議会顧問として参加。出席者と積極的に意見交換を行いました。
 茨城空港は、日本で初めてのLCC対応空港として、就航路線の拡充により、県民の利便性向上が図られ、地域の賑わいの拠点ともなっています。政府が、2020年の訪日外国人旅行者4000万人という目標を掲げる中、東京に近く、低コストで発着可能な茨城空港の機能を強化し、茨城路線のさらなる拡大を図ることが重要です。

■エプロンルーフを導入し、荒天対策、警備員等の経費削減
 茨城空港の利便性を向上させようと、県は雨風から乗降客を守る「可動式エプロンルーフ」を本年度導入することになりました。茨城空港にはエプロン(駐機場)に屋根や搭乗橋がなく、雨などの荒天対策が課題でした。
 エプロンルーフの導入費用は約6000万円。蛇腹状に伸縮するステンレス製で、長さ40メートルと26メートルの2基を用意します。
エプロンルーフ
 茨城空港はLCC対応の空港として整備したことから、搭乗橋がなく、雨天時の乗り降りでは、乗客に傘を貸し出すなどして対応していました。エプロンルーフは、静岡や愛知県営名古屋、成田などの各空港で導入されています。国管理空港としては茨城空港が初めてになります。(写真は成田空港の第3ターミナルに設置されたエプロンルーフです。マイナビニュースより)
 強風や雨などの荒天時の対応だけでなく、真夏の日照対策になるほか、導線を明確にすることで保安上の対策にもなります。県は夏休みの繁忙期に間に合うよう導入する考えです。
 併せて、搭乗ポイントを2倍にする優待や、レンタカーを1000円で貸し出す期間を2倍の48時間に延長するなど、ソフト面の充実により、茨城空港の利用促進につなげる意向です。
 搭乗ポイントは、搭乗1回につき1ポイントとして、10ポイントで1万円分のキャッシュバックなどを行います。「IBRマイエアポートクラブ」について、重点路線や閑散期の搭乗者に対するポイントを倍増。誕生月にも同様の優待を行います。IBRクラブは5月1日現在、6万5274人の会員がおり、メールマガジンなどを通して利便性向上を伝えています。
 茨城空港を使い、県内に宿泊する利用者のレンタカー貸し出しについてもサービスを拡充します。現在、コンパクトカークラスを2人以上で利用する場合、1000円で24時間貸し出しています。本年度は1000円で48時間に延長します。実施期間は4カ月限定で、閑散期の11〜2月を想定しています。

茨城空港の利用客数
 茨城空港では今年のゴールデンウイークに、4年ぶりに台湾からチャーター便が運行されました。訪日需要の高まりを好機と捉え、協議会の総会では、会長の橋本昌知事が「利便性を高め、利用者増加につなげたい。航空会社への就航売り込みも引き続き行い、路線拡大も図っていく」と抱負を語りました。