12月定例県議会開会、核燃税引き上げ条例案提出
 2004年3月で現行税率での課税期間が切れる核燃料等取扱税の税率引き上げについて、税率の引き上げと貯蔵にも課税する新たな条例案が県議会に提案されました。この引き上げ税率は、2004年度から5年間適用され、県は合わせて約100億円の税収を見込んでいます。
 核燃料等取扱税は地方税法に基づく法定外普通税で原子力関連施設に課税しています。納税義務者は核燃料サイクル開発機構や日本原子力研究所、日本原子力発電など13社の16事業所です。
 引き上げの内容は、原子炉に挿入する核燃料に対して核燃料価額の10%(現行は7%)、使用済み核燃料の受け入れに対してはウラン重量1キログラムにつき35,400円(同24,800円)、ガラス固化体1本938,000円(同657,000円)、放射性廃棄物の発生容量1立方メートルにつき62,400円(同43,700円)、放射性廃棄物の保管は容量1立方メートルにつき3,000円(10,000立方メートル以下)で、10,000立方メートル以上20,000立方メートル以下については2,250円となります。
 茨城県は全国で唯一、低レベル放射性廃棄物の発生に課税してきましたが、施設内保管についても全国初の課税となります。
 低レベル廃棄物は課税対象の県内13法人が計約34,000立方メートルを保管中で、増収は1億円程度が見込まれます。
 新条例案では、原子炉への核燃料挿入に課税する税率を、他道県並みにウラン価格の10%(現行7%)に引き上げ、使用済み燃料受け入れ、ガラス固化体保管、放射性廃棄物発生についても、それぞれ税額を約4割アップしました。
 核燃料価格低迷などで、年間20億円と見込んだ同税収は本年度までに約13億円に落ち込んでいたが、再び税収20億円を回復する見込みです。

八千代町議選、茨城町議選告示
031125yatiyo 八千代町議選が告示され、公明党公認の中山 勝三候補が2期目に挑戦します。定数は今回から2削減の18。現職18人、新人2人の計20人が立候補しました。
 投票は30日、町内17か所で行われます。なお、投票時間が午後6時までに繰り上げられています。9日現在の有権者数は19,388人です。
 雨の中行われた出陣式には、150名の党員・支持者が参集しました。挨拶に立った井手よしひろ県議は、「水海道、八千代、石下、千代川の一市二町一村の広域合併に向けて、今回の選挙は重要な意味をもちます。少数激戦の厳しい選挙戦です。最後まで温かいご支援を、よろしくお願いいたします」と訴えました。
 一方、茨城町議選も告示されました。定数は3削減の22。定員に1名オーバーの23人が立候補しました。萩谷 寿蔵候補が公明党公認で出馬しました。9日現在の有権者数は28,733人です。
八千代町公明党公認中山 勝三現職
茨城町萩谷 寿蔵現職


八千代町議選「中山勝三」候補出陣式で挨拶 →県議会本会議(知事議案説明) →県議会情報員会 →茨城町議選「萩谷寿蔵」候補陣中見舞い →県本部第9総支部議員会に出席(東海村)(走行距離180km)




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