指導力不足教員の特別研修/来年4月から実施20人前後申請
031228center 県教育委員会では、来年4月より、指導力が不足する教員の学校外での特別研修を、友部町の県教育研修センターで行うことを決めています。
 12月26日発行の地元紙に、指導力不足教員の特別研修を受けるために、判定委員会にかけられる教員は小中高校を合わせて20人前後であると報道されました。
 井手よしひろ県議は、12月県議会文教治安常任委員会で、特別研修の準備状況を詳しく質問し、公平な認定と万全な準備を訴えました。
 その際の答弁によると、県教育委員会は、学校長から認定申請をもとに、年明けに判定委を開催し、来年4月から一年間の校外研修が必要かどうかを判断します。指導力不足教員の申請は9月30日までに行われました。4月に策定された対応マニュアルに基づき、各学校では校内研修を実施。その上で、校長が「学習指導」「生徒指導」「学級経営」の三つの視点から、計34項目の観点で評価をしました。今回、申請された教員数は20人前後とみられ、小中学校をとりまとめる県内5つの教育事務所と高校で、それぞれ数人ずつが申請されました。県教育委員会はこれを受け、本人からの事情聴取に加え、前任校での評価や保護者、同僚教員らからの聞き取りなど詳細な調査を行っています。
031228husoku 一年間の特別研修でも改善が見られないと判断された場合には、研修の延長に加え、他職種への転任や退職勧奨、分限処分での免職までが制度化されています。判定委は県教育次長を委員長とし、大学教授や企業の人事担当者ら6人の外部委員のほか、県教育研修センター所長の計8人で構成されます。(写真は友部町の県教育研修センターの外見)
参考:詳細なフローチャート
参考:茨城県教育研修センター:リンク切れ
参考:茨城県教育委員会


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