霞ヶ浦・北浦のコイ養殖業者 廃業の方向で検討
031226kasumigaura 12月25日、霞ケ浦のコイヘルペスによる大量死問題で、地元漁協幹部や養殖業者が県庁に橋本昌知事を訪ね、コイ養殖廃業の方向で一本化を検討していることを明らかにしました。
 さらに廃業にともなって、今後の生活や施設の処分などの補償を要望しました。
 農水省はこれまで、養殖業者に対して、すべての生魚価格の半額を補償する方針を打ち出していました。12月20日には、県が国の補償に2割を上乗せし、さらに、関係町村が1割を上乗せすることを決めています。具体的には、県が対象となっている養殖業者58経営体の9割以上から、納品伝票などに基づいた価格を調査し、過去三年間の価格を考慮して、補償単価を284円としました。
 全量処分の方向性が具体化したといっても、養殖再開については、霞ケ浦では天然コイもコイヘルペスウイルスに感染していることや、陸上のいけすのように水を除いて消毒できないことから、全く目処が立っていません。
 25日、知事との会談では、霞ケ浦町漁協の樽見軍司組合長は「処分補償と廃業補償をセットでお願いしたい」と要望しました。知事は「今後の対策ははっきりしない部分があるが、業者の皆さんの声を反映させていきたい」と答えました。知事は、養殖業者が廃業でまとまれば、国とも相談して支援策を検討していきたいとの意向です。
(写真は2003年11月10日地元養殖業者から加藤修一環境副大臣ら公明党の現地調査団)

日立市と十王町の合併期日:2004年11月1日に決定
 12月25日に開催された日立市と十王町の合併協議会で、合併の期日を平成16年11月1日にすることが決定されました。
 来年3月の市議会並びに町議会に議案が提出され、6月県議会で最終的に判断されることになります。

伊豆稲取旅行(移動距離284km)




このページは、茨城県議会井手よしひろの公式ホームページのアーカイブ(記録保管庫)の一部です。すでに最終更新から10年以上経過しており、現在の社会状況などと内容が一致しない場合があるかもしれません。その点をご了解下さい。